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キャリアアップの強化書

スキルがあがる! 意識があがる! もしかして給料も!?
キャリアを強化する資格やスキルのお役立ち情報を紹介。

vol.001

いつかは取りたい! キャリアアップ資格の代表格
「認定看護師」

認定看護師、専門看護師は、高度化する医療現場を支える看護のエキスパートであり、キャリアアップ資格の代表格。「いつかはチャレンジしたい!」と考えている人も多いのでは? そんな人たちのために、認定看護師の資格取得までのノウハウをお伝えしましょう。

認定看護師の基本情報

1.認定看護師とは

認定看護師は、特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を持ち、水準の高い看護を実践できる人に対して、日本看護協会が認定する資格。資格を取得するには、①5年以上の実践経験がある、②615時間以上の認定看護師教育を修了するという2つの条件をクリアした看護師が、認定看護師認定審査に合格する必要があります。

2.認定看護師の役割

認定看護師の役割は、「実践・指導・相談」の3つ。高度化・専門分化する医療現場においてこの3つの役割を果たすことで、看護ケアの広がりと質の向上を図ることが期待されています。

実践 指導 相談
個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。 看護実践を通して看護職に対し指導を行う。  看護職に対しコンサルテーションを行う。
3.認定看護分野

認定看護分野とは、「高度化及び専門分化する保健、医療及び福祉の現場において、熟練した看護技術及び知識を必要とする看護分野として制度委員会が認めたもの」(日本看護協会)を指します。2016年1月現在、特定されている分野は以下の21分野で、高齢者看護の分野が多いことが特徴といえるでしょう。

①救急看護
②皮膚・排泄ケア
③集中ケア
④緩和ケア
⑤がん性疼痛看護
⑥がん化学療法看護
⑦感染管理
⑧訪問看護
⑨糖尿病看護
⑩不妊症看護
⑪新生児集中ケア
⑫透析看護
⑬手術看護
⑭乳がん看護
⑮摂食・嚥下障害看護
⑯小児救急看護
⑰認知症看護
⑱脳卒中リハビリテーション看護
⑲がん放射線療法看護
⑳慢性呼吸器疾患看護
㉑慢性心不全看護
4.認定看護師の仕事内容

“特定分野に強いプロフェッショナルな看護師”として、自分が勤務する施設と話し合いながら「実践・指導・相談」を実践していくことになります。それぞれの看護分野によって仕事内容は異なりますが、「組織を横断しての活動が多いこと」と「教育指導の機会が多いこと」が大きな特徴。病棟・外来だけでなく、外部の診療所や訪問看護ステーションとも連携するなど活動範囲は幅広く、院内外での講演を行ったり、自治体や教育機関などと協力しながら、看護分野に関するプランニングを行ったりするのも認定看護師の役目です。部署を超えでのコミュニケーションが増えるため、院内での影響力も大きく、非常にやりがいのある仕事といえるでしょう。

<活動例>
●救急看護分野
・救急医療現場における病態に応じた迅速な救命技術、トリアージの実施
・災害時における急性期の医療ニーズに対するケア
・危機状況にある患者・家族への早期的介入および支援 など

●乳がん看護分野
・集学的治療を受ける患者のセルフケアおよび自己決定の支援
・ボディイメージの変容による心理・社会的問題に対する支援 など

●認知症看護分野
・認知症の各期に応じた療養環境の調整およびケア体制の構築
・行動心理症状の緩和・予防 など

資格取得までの流れ

認定看護師にチャレンジするために必要な実務経験期間や、資格取得までの大まかな流れは次の通りとなります。

①実務経験

必要とされる実務経験期間は5年間。この期間は、転職・休職などでブランクがあったり、勤務施設が変わったりしても通算することができます。ただし、資格取得したい認定分野での経験も3年以上必要になるので注意しましょう。

②認定看護師教育機関に入学〜受講

認定看護師資格を取得するためには、認定看護師教育機関で6カ月・615時間以上の授業を受講する必要があります。教育機関の定員はそれぞれ15〜30名程度。平日の昼に授業を行う「昼間集中型」と週末にのみ授業を行う「週末分散型」があり、週末分散型のほうを選べば仕事を続けながらの取得も可能です。ただし、認定看護師教育機関は52施設しかないうえに全国各地に点在しているため、希望する分野の学校が遠方にしかないケースもあり得ます。希望の認定分野が決まっている人は、早めに募集要項を確認しておくようにしましょう。
受講料は教育機関によってさまざまですが、だいたい100万円程度と考えておけば間違いありません。勤務先に資格取得に対する支援制度がある場合は、それを利用するのがいいでしょう。
認定看護師教育機関検索

③認定審査を受験〜合格

認定試験は、毎年1回、全国5会場(宮城、東京、愛知、大阪、福岡)で同時に開催されます。試験内容は筆記試験20問と論述問題2問で、筆記試験のほうは四肢択一のマークシート方式。共通科目を含めた各認定看護分野の教育基準カリキュラムから出題され、時間は100分です。ちなみに2017年の認定審査では、全21分野で1671人が受験し1478人が合格しています。

④認定交付登録

認定審査に合格した場合は、認定料5万円を納入して認定看護師として看護協会に登録。「認定証」が交付されれば、認定看護師としての活動ができます。なお、認定看護師はレベル保持のために、5年ごとの認定更新制を施行しており、更新審査では過去5年間の看護実践、研修実績、研究業績などについての書類審査が行われます。

認定看護師になるメリット

1.高度な知識とスキルが身につく

特定の看護分野についてより専門的に学ぶことができるため、高度な知識とスキルを身に付けることができます。特定の専門分野における看護を極めたいと考えている人にとっては、最高の環境といえるでしょう。

2.病院内での活動範囲が広がる

一般の看護師は自分の配属された部署で看護を行いますが、認定看護師の資格を取得すると、自らの判断で他部署にて看護を提供することが可能になります。そのため、ほかの看護師や他部署に専門分野のノウハウを指導するなど、“リーダー役”として頼られる場面も増えるでしょう。

3.夜勤が減ったり、免除になることが多い

認定看護師の資格を生かすことができるのは、患者さんの起きている日中が中心。そのため夜勤が免除になるケースも少なくありません。

4.昇進にプラスの影響がある

ほかの看護師の模範となる存在であり、重要なポジションの仕事を担うケースも多いため、管理職への昇進のチャンスが増えます。また、一般の看護師とは違ったキャリアを積むことになるので、転職の際にも大きなアピールポイントになるでしょう。

文:マイナビ看護師

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