看護師の年収調査|お役立ちガイド | 【マイナビ看護師】≪公式≫看護師の求人・転職・募集

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看護師の年収調査~年代別の給料、ボーナスも公開!
看護師の年収調査

【2020年版】看護師の年収調査結果 平均年収は約483万円! 年代別の給料、ボーナスも公開

2020.10.30 2020.10.30
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新型コロナウイルスの感染拡大によって、あらためてその存在の大切さがクローズアップされた看護師のお仕事。病気に悩む人に寄り添い、感謝されるやりがいのあるお仕事ですが、現役の看護師さんたちはどれくらいのお給料を得て働いているのでしょうか。

ここでは2020年版の看護師さんたちの平均年収や月収、ボーナス事情のほか、男女別、都道府県別、職種別などの平均年収などについても紹介していきます。

2020年版 看護師の年収は?

まずは、最新の年収事情からみていきましょう。

看護師の平均年収

厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均年収は482万9100円。月収は33万4400円で、ボーナスは81万6300円でした。なお、調査対象の平均年齢は39.5歳で、勤続年数が8.2年となっています。

看護師の平均年収は
4829100

平均年齢39.5歳、勤続年数8.2年、月収33万4400円、ボーナス81万6300円
※年収は、夜勤手当や残業代等の各種手当を含めた金額です。

参考資料:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」
日本看護協会「2019年病院看護実態調査」

この数字は、医療関係の職種の中ではやや低めで、厚生労働省の同調査によれば、薬剤師の年収は561万6500円。看護師の平均年収と比較すると、80万円近い開きがあります。

看護師の年代別年収・月収

次に、年収や月収を年代別にみてみましょう。まずは年齢別の年収です。

看護師 年齢別平均年収一覧
年齢 平均年収
男性 女性
20〜24歳 360万4700円 351万7400円
25〜29歳 420万8500円 416万5400円
30〜34歳 455万1200円 435万1700円
35〜39歳 479万6600円 441万5800円
40〜44歳 477万7700円 470万2000円
45〜49歳 525万1000円 488万1700円
50〜54歳 537万1300円 497万2300円
55〜59歳 524万2800円 499万2600円
60〜64歳 410万5200円 424万6600円
65〜69歳 263万8300円 371万7600円
70歳〜 204万1100円 382万600円

参考資料:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」

男女とも経験を重ねるごとに年収が上昇しますが、男性は50~54歳に537万1300円、女性は55~59歳に499万2600円でそれぞれ年収額のピークを迎え、その後は減少していくことがわかります。

次に、年齢別の月収をご紹介します。

看護師 年齢別平均月収一覧
年齢 平均月収
男性 女性
20〜24歳 26万2600円 25万4100円
25〜29歳 28万5000円 28万4700円
30〜34歳 30万8800円 29万7600円
35〜39歳 32万0500円 29万8500円
40〜44歳 31万9300円 31万6200円
45〜49歳 35万9000円 32万3900円
50〜54歳 35万600円 33万1200円
55〜59歳 34万1100円 33万6200円
60〜64歳 29万7100円 29万4700円
65〜69歳 20万1500円 27万500円
70歳〜 15万600円 27万5800円

参考資料:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」

女性は20~24歳で25万4100円、30~34歳で29万7600円と59歳までは順調に上昇。60歳以降は月収が減少する傾向にあり、年齢別年収とほとんど同じように金額が推移しています。

なお手取り額は、基本給に夜勤手当などをプラスした総支給から税金や保険料が引かれるため、月収の8割程度となります。

看護師のボーナスの金額

看護師のボーナスは、【2020年版 看護師の平均年収】で示した通り、最新のデータで81万6300円。これは夏と冬のボーナスを合算した金額ですので、1回あたりにすると約40万円ということになります。男女比では男性のほうが高い傾向にありますが、その差はほとんどありません。

なお、全国・全職種における平均のボーナスの支給額は95万900円ですが、女性のみに限ると平均は65万2000円 となっており、女性に限って言えば看護師のほうが逆に高くなっています。

准看護師の平均年収

准看護師の年収は403万400円(平均年齢50.2歳、勤続年数11.6年、月収28万2400円、ボーナス64万1600円)。看護師と比べて80万円ほど低く、月収ベースでは約5万円、ボーナスも20万円ほど低いことになります。年収を重視するのであれば、やはり看護師資格は取っておくべきでしょう。

看護師の給与の内訳

給与は大きく分けると「基本給」「残業(時間外労働)代」「その他の手当」によって構成されています。看護師の仕事は2交代や3交代で働くケースが多く、夜勤となる場合は基本給とは別に夜勤手当が支給されます。一方で、残業代についてはそれほど多く発生しません。

したがって、看護師の給与は多くの場合、基本給と夜勤手当によって構成されていると考えてよいでしょう。

男性看護師と女性看護師の年収差

前出の男女別の平均年収の表を見ると、男性のほうが高く推移していた年収が60歳を超えると入れ替わり、女性の年収のほうが高くなることがわかります。

ここからは、具体的に数字を見ていきましょう。20代から30代にかけては10万円前後で推移する年収差は40代後半から50代前半にかけて開いていき、50~54歳においては男性が537万1300円、女性が497万2300円と、男性のほうが39万9000円高くなります。

しかし、60代以降になると女性のほうが平均年収額は高くなり、70歳以上においては男性204万1100円に対して女性が382万600円。177万9500円もの差をつけています。

こうしたことから、看護師は男性よりも女性のほうが長く腰を据えて働くメリットがあり、じっくりとキャリアを積むことができる仕事だといえます。

看護師の夜勤手当の金額

日本看護協会の「2019年病院看護実態調査」 によれば、3交代の場合における準夜勤(夕方〜深夜勤務)の平均手当は4141円、深夜勤(深夜~朝勤務)の場合は5033円。いずれも1カ月平均で3.8回の勤務を行っているとされています。また、2交代の場合は夜勤手当の平均が1万1026円で、勤務回数は月平均4.7回となっています。

ここから算出すると、給与全体の3~5万円(年収にすれば36〜60万円)は夜勤手当が占めていることになります。

都道府県別 看護師の平均年収

都道府県によっても、看護師の年収に差があるのでしょうか。下記の表でチェックしてみましょう。

都道府県別看護師の平均年収

平均年収のトップは岐阜県で、543万4400円。滋賀県が536万5900円、千葉県が522万200円で続きます。その他、茨城県、栃木県、東京都、神奈川県、静岡県、奈良県、和歌山県が500万円以上の年収となっています。

逆にワースト1位は宮崎県で391万5300円。次いで大分県が416万6900円、鹿児島県が417万2000円と、九州地方の県が下位を占める結果となりました。トップの岐阜県と宮崎県を比べると、実に150万円以上もの開きがあります。

看護師の平均年収は、大規模医療機関の数などによって変動する部分が大きく、調査年によって多少の違いはありますが、これから看護師として就職先を探すのであれば、こうした地域ごとの数字も参考の一つにしてみるといいかもしれません。

職場の規模別 看護師の平均年収

看護師の年収は、大規模な総合病院か開業医院かなど、勤務先の規模によっても違いがあります。以下に、職場の規模別の平均年収をまとめてみました。

職場の規模別 看護師の平均年収
労働者数 10〜99人 100〜999人 1000人〜 平均
年齢 47.3歳 41.3歳 35.0歳 39.5歳
平均勤続年数 8.9年 8.0年 8.2年 8.2年
月の労働時間 160時間 155時間 151時間 154時間
月の残業時間 5時間 5時間 10時間 7時間
支給額 31万1200円 32万7700円 34万9000円 33万4400円
年間賞与 66万9300円 74万9800円 93万5500円 81万6300円
年収 440万3700円 468万2200円 512万3500円 482万9100円

10~99人規模の職場の平均年収は440万3700円。1000人以上規模の職場の平均年収は512万3500円となっており、その差は70万円以上。1カ月平均にすると約6万円違ってきます。

一方、月の労働時間を見ると、10~99人規模の職場が160時間であるのに対し、1000人以上規模の職場は151時間。単純計算で考えれば、規模の大きな職場ほどしっかり稼げる環境だといえるでしょう。

ただし、残業時間については、10~99人規模で5時間程度であるのに対し、1000人以上規模の場合は10時間程度。規模が大きい病院ほど救急対応などで拘束時間が伸びる可能性があるため、子育てなどの事情があり決められた時間の中で働きたい場合は中~小規模の職場のほうが安心して働けるでしょう。

そのため、特に女性の看護師においては、新卒時には大学病院や総合病院で経験を積み、結婚や出産を期により柔軟な勤務体制で働ける小さい医院や診療所で働く……。といったケースが多いようです。

職種別 看護師の平均年収

看護師は大きく「看護師」「准看護師」「看護助手」にその職種が分けられます。それぞれの平均年収は以下の通りとなっています。

職種別 看護師の平均年収
職種 平均年収
男性 女性
看護師 496万800円 481万3600円
准看護師 424万9100円 400万6100円
看護助手 328万1300円 298万6500円

当然ではありますが、上位の資格を持っているほど年収は高くなります。男性看護師の平均年収496万800円に対して、男性看護助手の平均年収は328万1300円となっており、年収差は167万9500円。女性の場合は看護師の平均年収が481万3600円なのに対して、看護助手が298万6500円となっており、その差は182万7100円。看護師として働くことを目指すのであれば、ぜひ早めに上位の資格を取っておきたいところです。

看護師の生涯年収はいくら?

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」の年齢別データをもとに、大学卒業後の22歳から一般的に定年を迎える59歳までを、看護師の生涯年収として生涯賃金を算出したところ、男性が1億9735万900円、女性が1億8573万6900円となりました。平均年収では歳を重ねるごとに女性の年収が増える傾向にあると前述しましたが、生涯年収では男性のほうが1000万円以上高いという結果になっています。

看護師の年収は他の職業に比べて高い?

では、他の職業と比較した場合の看護師の平均年収はどのような水準にあるのでしょうか。
厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査」によれば、国家資格を必要とする職業を中心とした各職業別の平均年収は以下の通りとなっています。

看護師の年収は他の職業に比べて高い?
職種 月給 賞与 年収
1 航空機操縦士 112万4300円 225万4500円 1694万6100円
2 医師 91万0000円 77万2300円 1169万2300円
3 大学教授 66万9500円 297万2200円 1100万6200円
4 大学准教授 54万2900円 220万8800円 872万3600円
5 記者 51万5500円 173万6200円 792万2200円
6 不動産鑑定士 49万300円 166万2300円 754万5900円
7 弁護士 50万2500円 125万5600円 728万5600円
8 高等学校教員 44万1100円 180万400円 709万3600円
9 一級建築士 46万1800円 148万7200円 702万8800円
10 公認会計士、税理士 47万2000円 117万1500円 683万5500円
11 自然科学系研究者 45万1300円 139万6900円 681万2500円
12 技術士 43万9400円 139万6500円 666万9300円
13 電車運転士 38万9700円 151万1600円 618万8000円
14 電車車掌 35万1200円 150万6400円 572万800円
15 獣医師 42万5900円 60万4800円 571万5600円
16 歯科医師 45万400円 29万6200円 570万1000円
17 システムエンジニア 38万円 112万9000円 568万9000円
18 薬剤師 39万8600円 83万3300円 561万6500円
19 自動車組立工 34万1700円 96万6300円 506万6700円
20 診療放射線・診療エックス線技師 34万6200円 86万5100円 501万9500円
21 航空機客室乗務員 34万800円 86万9500円 495万9100円
22 学分析員 31万9700円 111万3000円 494万9400円
23 機械修理工 32万5900円 98万1600円 489万2400円
24 看護師 33万4400円 81万6300円 482万9100円
25 一般科学工 31万2800円 100万8700円 476万2300円
26 測量技術者 32万3700円 80万3300円 468万7700円
27 臨床検査技師 31万1400円 87万5400円 461万2200円

年収は月収×12カ月+賞与で計算

参考:令和元年:賃金構造基本統計調査の職種別賃金額

同じ医療関係の中で見ると、看護師は医師、薬剤師に次いで3番目の水準です。医師は平均1000万円超えで別格だとしても、薬剤師は561万6500円で、その差は約80万円程度。また、臨床検査技師の461万2000円と比較すると、20万円以上高い結果となっています。

まとめ

ここまで、2020年版の看護師の平均年収や月収、ボーナス事情。そして、男女別、都道府県別、職種別などの平均年収などについても紹介してきました。

これからますます加速する少子高齢化の時代において、医療の現場が担う役割がより大事になっていくのは確実。看護師も、今後ますます重要度が高まるお仕事といえるでしょう。現場で頼りにされる存在として活躍し、その活躍に見合った給与を受け取るために、また看護師として長く腰を据えて働けるより良い職場が増えていくといいですね。
現在の職場の給与水準や昇給モデル、賞与などに不満があるものの、なかなか改善の見込みが薄いという場合は、転職してもっと条件の良い職場で働くという選択肢もぜひ考えてみてはいかがでしょうか。

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