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【2021年版】看護師の年収調査結果 平均年収は約492万円! 年代別の給料、ボーナスも公開

新型コロナウイルスの感染拡大によって、あらためてその存在の大切さがクローズアップされた看護師のお仕事。病気に悩む人に寄り添い、感謝されるやりがいのあるお仕事ですが、現役の看護師さんたちはどれくらいのお給料を得て働いているのでしょうか。
ここでは2021年版の看護師さんたちの平均年収や月収、ボーナス事情のほか、男女別、都道府県別、職種別などの平均年収などについても紹介していきます。

2021年版 看護師の年収は?
看護師や、看護師を目指す方にとって、平均年収は多くの人が気になるポイントではないでしょうか。看護師は経験年数を積むことで平均年収が上がりやすく、かつ夜勤が多い場合は同年代の人と比較しても高給となることが多い傾向です。
ここでは、看護師の平均年収から、経験年数別の年収・ボーナスの金額・男性看護師と女性看護師の年収差まで、幅広いデータをご紹介するため、ぜひ参考にしてください。
看護師の平均年収
厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均年収は491万8,300円。月収は33万8,400円で、ボーナスは85万7,500円でした。なお、調査対象の平均年齢は41.2歳で、勤続年数が8.9年となっています。
平均年齢41.2歳、勤続年数8.9年、月収33万8,400円、ボーナス85万7,500円
※年収は、夜勤手当や残業代等の各種手当を含めた金額です。
この数字は、医療関係の職種の中ではやや低めで、厚生労働省の同調査によれば、薬剤師の年収は565万1,300円。看護師の平均年収と比較すると、約73万円の開きがあります。
看護師の年代別年収・月収
次に、年収や月収を年代別にみてみましょう。まずは年齢別の年収です。
年齢 | 平均年収 | |
---|---|---|
男性 | 女性 | |
20~24歳 | 約349万円 | 約352万円 |
25~29歳 | 約418万円 | 約404万円 |
30~34歳 | 約451万円 | 約421万円 |
35~39歳 | 約466万円 | 約442万円 |
40~44歳 | 約492万円 | 約469万円 |
45~49歳 | 約529万円 | 約496万円 |
50~54歳 | 約566万円 | 約517万円 |
55~59歳 | 約545万円 | 約533万円 |
60~64歳 | 約521万円 | 約462万円 |
65~69歳 | 約390万円 | 約404万円 |
70歳~ | 約457万円 | 約374万円 |
男女とも経験を重ねるごとに年収が上昇しますが、男性は50~54歳に約566万円、女性は55~59歳に約533万円でそれぞれ年収額のピークを迎え、その後は基本的に減少していくことが分かります。
なお、70歳~の男性看護師の平均年収が約457万円とやや高くなっていますが、これは70歳~の男性看護師のデータが160人ほどの統計値(一方で、70歳~の女性看護師のデータは1,730人)なので、やや外れ値と言えるでしょう。
次に、年齢別の月収をご紹介します。
年齢 | 平均月収 | |
---|---|---|
男性 | 女性 | |
20~24歳 | 約25.5万円 | 約25.2万円 |
25~29歳 | 約28.3万円 | 約27.4万円 |
30~34歳 | 約30.5万円 | 約28.6万円 |
35~39歳 | 約31.8万円 | 約30.0万円 |
40~44歳 | 約32.9万円 | 約31.4万円 |
45~49歳 | 約35.3万円 | 約32.9万円 |
50~54歳 | 約37.5万円 | 約34.5万円 |
55~59歳 | 約37.8万円 | 約35.5万円 |
60~64歳 | 約35.3万円 | 約31.9万円 |
65~69歳 | 約28.7万円 | 約29.3万円 |
70歳~ | 約38.1万円 | 約29.4万円 |
女性は20~24歳で約25.2万円、30~34歳で約28.6万円と59歳までは順調に上昇。60歳以降は月収が減少する傾向にあり、年齢別年収とほとんど同じように金額が推移しています。
なお手取り額は、基本給に夜勤手当などをプラスした総支給から税金や保険料が引かれるため、月収の8割程度となります。
看護師の経験年数別年収・月収
以下は、看護師の経験年数別年収・月収です。経験年数が上がるにつれ、どれくらい給料も上がっていくのかを確認してみましょう。
経験年数 | 平均年収 | |
---|---|---|
男性 | 女性 | |
0年 | 約307万円 | 約310万円 |
1~4年 | 約400万円 | 約397万円 |
5~9年 | 約456万円 | 約426万円 |
10~14年 | 約490万円 | 約450万円 |
15年~ | 約540万円 | 約508万円 |
男性・女性ともに、経験年数が15年を超えたあたりから、年収が500万円を超す傾向です。
例えば、女性の35~39歳の平均年収は約442万円でしたが、新卒から継続して働いた場合だと、35~39歳の頃はおおよそ経験年数15年程度なので、可能性として約508万円の年収を見込めます。
次に、経験年数別の月収をご紹介します。
経験年数 | 平均月収 | |
---|---|---|
男性 | 女性 | |
0年 | 約25.2万円 | 約25.0万円 |
1~4年 | 約27.5万円 | 約27.1万円 |
5~9年 | 約30.6万円 | 約28.7万円 |
10~14年 | 約32.7万円 | 約30.2万円 |
15年~ | 約36.3万円 | 約33.8万円 |
上記のように、看護師の平均年収・月収は、経験年数に比例して上昇が期待できます。また、平均年収をより高めたい場合は、給料の高い職場への転職も選択肢に入れるとよいでしょう。
看護師のボーナスの金額
看護師のボーナスは、【2021年版 看護師の平均年収】で示した通り、最新のデータで約85.8万円。これは夏と冬のボーナスを合算した金額ですので、1回あたりにすると約42~43万円ということになります。男女比では男性のほうが高い傾向にありますが、その差はほとんどありません。
以下では、年代別のボーナス金額を紹介します。
年齢 | 平均ボーナス額 | |
---|---|---|
男性 | 女性 | |
20~24歳 | 約42.9万円 | 約49.7万円 |
25~29歳 | 約78.5万円 | 約75.1万円 |
30~34歳 | 約84.5万円 | 約78.3万円 |
35~39歳 | 約84.6万円 | 約81.8万円 |
40~44歳 | 約97.0万円 | 約91.4万円 |
45~49歳 | 約105.0万円 | 約100.9万円 |
50~54歳 | 約116.8万円 | 約102.9万円 |
55~59歳 | 約90.6万円 | 約107.4万円 |
60~64歳 | 約97.3万円 | 約79.0万円 |
65~69歳 | 約45.4万円 | 約52.1万円 |
70歳~ | - | 約21.7万円 |
(※)年間賞与その他特別給与額
なお、全国・全職種における平均のボーナスの支給額は約90.6万円ですが、女性のみに限ると平均は約62.8万円となっており、女性に限って言えば看護師のほうが逆に高くなっています。
准看護師の平均年収
准看護師の年収は約413万円(平均年齢50.1歳、勤続年数12.1年、月収約28.8万円、ボーナス約67.4万円)。
看護師と比べて平均年収は79万円ほど低く、月収ベースでは約5万円、ボーナスも18万円ほど低いことになります。年収を重視するのであれば、やはり看護師資格は取っておくべきでしょう。
看護師の給与の内訳
給与は大きく分けると「基本給」「残業(時間外労働)代」「その他の手当」によって構成されています。看護師の仕事は2交代や3交代で働くケースが多く、夜勤となる場合は基本給とは別に夜勤手当が支給されます。一方で、残業代についてはそれほど多く発生しません。
したがって、看護師の給与は多くの場合、基本給と夜勤手当によって構成されていると考えてよいでしょう。
男性看護師と女性看護師の年収差
前出の男女別の平均年収の表を見ると、男性のほうが基本的に年収が高く推移していますが、20~24歳・65~69歳の場合は、女性の年収のほうが高くなることが分かります。
ここからは、具体的に数字を見ていきましょう。20代にかけては10万円前後で推移する年収差は30代後半から50代前半にかけて開いていき、50~54歳においては男性が約566万円、女性が約517万円と、男性のほうが50万円ほど高くなります。
しかし、60代以降になると女性のほうが平均年収額は高くなる傾向です。
こうしたことから、看護師は男性よりも女性のほうが長く腰を据えて働くメリットがあり、じっくりとキャリアを積むことができる仕事だと言えます。管理職になることでも、平均年収のアップが期待できるでしょう。
看護師の夜勤手当の金額
日本看護協会の「2020年病院看護実態調査」 によれば、3交代の場合における準夜勤(夕方〜深夜勤務)の平均手当は4,154円、深夜勤(深夜~朝勤務)の場合は5,122円。いずれも1か月平均で7.7回の勤務を行っているとされています。また、2交代の場合は夜勤手当の平均が約1.1万円で、勤務回数は月平均4.7回となっています。
(出典:日本看護協会「2020 年 病院看護実態調査 報告書」)
ここから算出すると、給与全体の3~5万円(年収にすれば36〜60万円)は夜勤手当が占めていることになります。
都道府県別 看護師の平均年収
都道府県によっても、看護師の年収に差があるのでしょうか。下記の表でチェックしてみましょう。
男女計 | 男性 | 女性 | |
---|---|---|---|
全国平均 | 約492万円 | 約506万円 | 約490万円 |
北海道 | 約485万円 | 約494万円 | 約485万円 |
青森県 | 約541万円 | 約546万円 | 約540万円 |
岩手県 | 約467万円 | 約456万円 | 約467万円 |
宮城県 | 約495万円 | 約469万円 | 約497万円 |
秋田県 | 約515万円 | 約539万円 | 約511万円 |
山形県 | 約460万円 | 約451万円 | 約461万円 |
福島県 | 約457万円 | 約453万円 | 約458万円 |
茨城県 | 約504万円 | 約509万円 | 約504万円 |
栃木県 | 約497万円 | 約486万円 | 約497万円 |
群馬県 | 約446万円 | 約488万円 | 約441万円 |
埼玉県 | 約516万円 | 約546万円 | 約512万円 |
千葉県 | 約497万円 | 約467万円 | 約501万円 |
東京都 | 約519万円 | 約523万円 | 約519万円 |
神奈川県 | 約522万円 | 約555万円 | 約517万円 |
新潟県 | 約490万円 | 約513万円 | 約487万円 |
富山県 | 約515万円 | 約505万円 | 約517万円 |
石川県 | 約513万円 | 約506万円 | 約515万円 |
福井県 | 約505万円 | 約520万円 | 約503万円 |
山梨県 | 約502万円 | 約476万円 | 約505万円 |
長野県 | 約476万円 | 約455万円 | 約478万円 |
岐阜県 | 約530万円 | 約576万円 | 約515万円 |
静岡県 | 約514万円 | 約559万円 | 約509万円 |
愛知県 | 約510万円 | 約507万円 | 約511万円 |
三重県 | 約474万円 | 約441万円 | 約476万円 |
滋賀県 | 約495万円 | 約515万円 | 約493万円 |
京都府 | 約507万円 | 約520万円 | 約505万円 |
大阪府 | 約498万円 | 約501万円 | 約498万円 |
兵庫県 | 約501万円 | 約530万円 | 約497万円 |
奈良県 | 約504万円 | 約524万円 | 約502万円 |
和歌山県 | 約496万円 | 約524万円 | 約489万円 |
鳥取県 | 約497万円 | 約476万円 | 約500万円 |
島根県 | 約476万円 | 約509万円 | 約469万円 |
岡山県 | 約459万円 | 約449万円 | 約460万円 |
広島県 | 約494万円 | 約518万円 | 約490万円 |
山口県 | 約492万円 | 約550万円 | 約484万円 |
徳島県 | 約504万円 | 約472万円 | 約509万円 |
香川県 | 約468万円 | 約443万円 | 約470万円 |
愛媛県 | 約444万円 | 約455万円 | 約442万円 |
高知県 | 約441万円 | 約401万円 | 約457万円 |
福岡県 | 約463万円 | 約521万円 | 約456万円 |
佐賀県 | 約451万円 | 約494万円 | 約441万円 |
長崎県 | 約482万円 | 約496万円 | 約480万円 |
熊本県 | 約424万円 | 約445万円 | 約423万円 |
大分県 | 約405万円 | 約414万円 | 約403万円 |
宮崎県 | 約455万円 | 約523万円 | 約441万円 |
鹿児島県 | 約444万円 | 約471万円 | 約436万円 |
沖縄県 | 約454万円 | 約475万円 | 約449万円 |
平均年収のトップは青森県で、約541万円。岐阜県が約530万円、神奈川県が約522万円と続きます。その他、東京都・埼玉県・秋田県・富山県・静岡県・石川県・愛知県・京都府・福井県・茨城県・徳島県・奈良県・山梨県・兵庫県が500万円以上の年収となっています。
逆にワースト1位は大分県で約405万円。次いで熊本県が424万円、高知県が約441万円と、九州・四国地方の県が下位を占める結果となりました。トップの青森県と大分県を比べると、約136万円の開きがあります。
なお男性看護師の平均年収は、岐阜県・静岡県・神奈川県・山口県・青森県の順に、女性看護師の場合は、青森県・東京都・富山県・神奈川県・岐阜県の順に高い結果でした。
看護師の平均年収は、大規模医療機関の数などによって変動する部分が大きく、調査年によって多少の違いはありますが、これから看護師として就職先を探すのであれば、こうした地域ごとの数字も参考の一つにしてみるといいかもしれません。
職場の規模別 看護師の平均年収
看護師の年収は、大規模な総合病院か開業医院かなど、勤務先の規模によっても違いがあります。以下に、職場の規模別の平均年収をまとめてみました。
労働者数 | 10~99人 | 100~999人 | 1000人~ | 平均 |
---|---|---|---|---|
年齢 | 46.6歳 | 42.6歳 | 37.3歳 | 41.2歳 |
平均勤続年数 | 8.5年 | 8.8年 | 9.2年 | 8.9年 |
月の労働時間 | 161時間 | 159時間 | 159時間 | 159時間 |
月の残業時間 | 4時間 | 4時間 | 8時間 | 6時間 |
支給額 | 約32.1万円 | 約33.2万円 | 約35.3万円 | 約33.8万円 |
年間賞与 | 約71.4万円 | 約80.9万円 | 約97.7万円 | 約85.8万円 |
年収 | 約456万円 | 約480万円 | 約522万円 | 約492万円 |
10~99人規模の職場の平均年収は約456万円。1000人以上規模の職場の平均年収は約522万円となっており、その差は約66万円。1か月平均にすると約5.5万円違ってきます。
一方、月の労働時間を見ると、10~99人規模の職場が161時間であるのに対し、1000人以上規模の職場は159時間。単純計算で考えれば、規模の大きな職場ほどしっかり稼げる環境だと言えるでしょう。
ただし、残業時間については、10~99人規模で4時間程度であるのに対し、1000人以上規模の場合は8時間程度。規模が大きい病院ほど救急対応などで拘束時間が伸びる可能性があるため、子育てなどの事情があり決められた時間の中で働きたい場合は中~小規模の職場のほうが安心して働けるでしょう。
そのため、特に女性の看護師においては、新卒時には大学病院や総合病院で経験を積み、結婚や出産を期により柔軟な勤務体制で働ける小さい医院や診療所で働く……。といったケースが多いようです。
職種別 看護師の平均年収
看護師は大きく「看護師」「准看護師」「看護助手」にその職種が分けられます。また、関連資格として「保健師」「助産師」の資格を取得すれば、活躍の場をより広げることが可能です。
職種 | 平均年収 | |
---|---|---|
男性 | 女性 | |
看護師 | 約506万円 | 約490万円 |
准看護師 | 約429万円 | 約411万円 |
看護助手 | 約329万円 | 約309万円 |
保健師 | 約476万円 | |
助産師 | - | 約570万円 |
当然ではありますが、上位の資格を持っているほど年収は高くなります。
男性看護師の平均年収約506万円に対して、男性看護助手の平均年収は約329万円となっており、年収差は約177万円。女性の場合は看護師の平均年収が約490万円なのに対して、看護助手が約309万円となっており、その差は181万円。看護師として働くことを目指すのであれば、ぜひ早めに上位の資格を取っておきたいところです。
また、女性の場合は助産師資格を取得することで、男性看護師以上の平均年収が期待できます。
看護師の生涯年収はいくら?
厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」の年齢別データをもとに、大学卒業後の22歳から一般的に定年を迎える59歳までを、看護師の生涯年収として生涯賃金を算出したところ、男性が約1億9,228万円、女性が約1億8,620万円となりました。
平均年収では歳を重ねるごとに女性の年収が増える傾向にあると前述しましたが、生涯年収では男性のほうが約600万円以上高いという結果になっています。
看護師の年収は他の職業に比べて高い?
看護師の平均年収は、他の国家資格職と比較するとやや平均年収は低いものの、医療・福祉職の中では、比較的高い傾向を示します。そのため、医療・福祉職に就きたいと考えている人には、ぜひ看護師資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。
最後に、看護師の平均年収を他職種と比較した結果をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【主な職種別】年収ランキング
他の職業と比較した場合の看護師の平均年収はどのような水準にあるのでしょうか。
厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」によれば、国家資格を必要とする職業を中心とした各職業別の平均年収は以下の通りとなっています。
職種 | 月給 | 賞与 | 年収 | |
---|---|---|---|---|
1 | 航空機操縦士 | 約123万円 | 約252万円 | 約1,725万円 |
2 | 医師 | 約110万円 | 約118万円 | 約1,440万円 |
3 | 大学教授(高専含む) | 約65万円 | 約288万円 | 約1,073万円 |
4 | 公認会計士・税理士 | 約57万円 | 約274万円 | 約958万円 |
5 | 法務従事者 | 約65万円 | 約101万円 | 約879万円 |
6 | 大学准教授(高専含む) | 約54万円 | 約222万円 | 約875万円 |
7 | 歯科医師 | 約59万円 | 約74万円 | 約788万円 |
8 | 小・中学校教員 | 約45万円 | 約176万円 | 約714万円 |
9 | システムコンサルタント・設計者 | 約44万円 | 約162万円 | 約690万円 |
10 | 高等学校教員 | 約43万円 | 約163万円 | 約681万円 |
11 | 著述家・記者・編集者 | 約45万円 | 約129万円 | 約674万円 |
12 | 研究者 | 約42万円 | 約160万円 | 約660万円 |
13 | 鉄道運転従事者 | 約41万円 | 約160万円 | 約653万円 |
14 | 獣医師 | 約46万円 | 約82万円 | 約631万円 |
15 | 薬剤師 | 約39万円 | 約92万円 | 約565万円 |
16 | 診療放射線技師 | 約37万円 | 約101万円 | 約549万円 |
17 | 航空機客室乗務員 | 約31万円 | 約153万円 | 約526万円 |
18 | 臨床検査技師 | 約33万円 | 約100万円 | 約493万円 |
19 | 看護師 | 約34万円 | 約86万円 | 約492万円 |
20 | 庶務・人事事務員 | 約31万円 | 約91万円 | 約460万円 |
21 | 幼稚園教員・保育教諭 | 約25万円 | 約79万円 | 約383万円 |
22 | 大工 | 約28万円 | 約41万円 | 約378万円 |
23 | 保育士 | 約25万円 | 約75万円 | 約375万円 |
24 | 警備員 | 約26万円 | 約42万円 | 約352万円 |
25 | 農林漁業従事者 | 約25万円 | 約45万円 | 約348万円 |
26 | 販売店員 | 約25万円 | 約42万円 | 約347万円 |
27 | 理容・美容師 | 約27万円 | 約7万円 | 約330万円 |
28 | タクシー運転者 | 約23万円 | 約21万円 | 約300万円 |
同じ医療関係の中で見ると、看護師は医師、薬剤師に次いで3番目の水準です。医師は平均1000万円超えで別格だとしても、薬剤師は約565万円で、その差は73万円程度。
また、臨床検査技師と看護師を比較すると、ほぼ同じ年収額であり、平均月収は看護師のほうがやや高い結果となっています。
【医療・福祉職種別】年収ランキング
続いて、看護師の平均年収を他の医療・福祉職と比較してみましょう。
職種 | 月給 | 賞与 | 年収 | |
---|---|---|---|---|
1 | 医師 | 約110万円 | 約118万円 | 約1,440万円 |
2 | 歯科医師 | 約59万円 | 約74万円 | 約788万円 |
3 | 助産師 | 約38万円 | 約108万円 | 約570万円 |
4 | 薬剤師 | 約39万円 | 約92万円 | 約565万円 |
5 | 臨床検査技師 | 約33万円 | 約100万円 | 約493万円 |
6 | 看護師 | 約34万円 | 約86万円 | 約492万円 |
7 | 保健師 | 約32万円 | 約87万円 | 約476万円 |
8 | その他の保健医療従事者 | 約30万円 | 約71万円 | 約426万円 |
9 | 理学療法士・作業療法士・ 言語聴覚士・視能訓練士 | 約29万円 | 約70万円 | 約419万円 |
10 | 准看護師 | 約29万円 | 約67万円 | 約413万円 |
11 | 介護支援専門員(ケアマネージャー) | 約28万円 | 約68万円 | 約399万円 |
12 | 歯科技工士 | 約29万円 | 約44万円 | 約390万円 |
13 | 栄養士 | 約26万円 | 約67万円 | 約374万円 |
14 | 介護職員(医療・福祉施設等) | 約25万円 | 約57万円 | 約360万円 |
15 | 訪問介護従事者 | 約26万円 | 約45万円 | 約357万円 |
16 | 歯科衛生士 | 約26万円 | 約49万円 | 約356万円 |
17 | 看護助手 | 約22万円 | 約45万円 | 約312万円 |
18 | その他の保健医療 サービス職業従事者 | 約23万円 | 約37万円 | 約312万円 |
上記の表から分かる通り、看護師の平均年収は医療・福祉職の中で6番目とかなり高いことが分かります。特に看護師の関連資格である助産師は、医師・歯科医師に次いで3番目と、好待遇の傾向です。
まとめ
ここまで、2021年版の看護師の平均年収や月収、ボーナス事情、そして、男女別・都道府県別・職種別などの平均年収などについても紹介してきました。
これからますます加速する少子高齢化の時代において、医療の現場が担う役割がより大事になっていくのは確実。看護師も、今後ますます重要度が高まるお仕事と言えるでしょう。現場で頼りにされる存在として活躍し、その活躍に見合った給与を受け取るために、また看護師として長く腰を据えて働けるよりよい職場が増えていくといいですね。
現在の職場の給与水準や昇給モデル、賞与、キャリアアップ制度などに不満があるものの、なかなか改善の見込みが薄いという場合は、転職してもっと条件のよい職場で働くという選択肢もぜひ考えてみてはいかがでしょうか。マイナビ看護師では、求職者さま一人ひとりに合った求人を紹介していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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