看護師の志望動機の書き方と例文集【転職理由・病院施設別】|お役立ちガイド | 【マイナビ看護師】≪公式≫看護師の求人・転職・募集

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vol.039 キャリアアップの強化書

看護師の志望動機の書き方と例文集【転職理由・病院施設別】

2021.12.13 2026.07.06

看護師が就職・転職するときは、履歴書や職務経歴書に書く志望動機が重要です。

書き方に悩む看護師さん向けに、ポイントや例文、思いつかないときの対処法をまとめました。

看護師の志望動機の書き方【基本フォーマット】

志望動機を書くときは、基本的な型を押さえることが大切です。多くの人が転職を決めた理由として、人間関係の不満や年収アップなどもあると思いますが、志望動機にそのまま書くのは得策ではありません。志望動機の書き方に迷ったら、下記の構成で文章を作ってみましょう。

看護師の志望動機の基本フォーマット

(1)自身の熱意や経験、考え

私は地域に貢献できる看護師として働きたいと考えて、貴院を志望いたしました。私が看護師になりたいと思ったきっかけは、中学生の頃にケガで入院したとき、病院の看護師さんにとても丁寧に看護していただいたことです。ケガや疾患で来院する人に優しく接し、治療の手助けを行う職業に興味を持ち、看護師として働きたいと考えるようになりました。

(2)志望先の魅力や特徴

貴院は「地域に密着し、いきいきとした生活に貢献する」という理念で、地域に根差した医療を提供していらっしゃいます。

(3)志望先の施設で生かせる経験や強み、どのような働き方をしたいか

私も貴院で働く看護師の一人として、信頼される看護を提供することで地域へ貢献したいと考えております。

基本的な型を押さえて作成した志望動機は、採用担当者にとって読みやすいだけではなく、志望者の考えや人物像を理解する助けにもなります。自分が志望した理由に納得してもらい、志望先の施設で働く姿を採用担当者にイメージさせることが、志望動機を書くときの大切なコツです。

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経験・経歴別の志望動機の例文

同じ診療科に転職する

<例文>

前職では総合病院の外科病棟で7年間働き、術前・術後の患者様への看護ケアを担当いたしました。経験した主な業務は、バイタルサイン測定や指示された薬剤の投与、手術室への送り出しと申し送りです。

前職で得られた経験と技術を活かし、貴院に入職した後もより多くの症例を経験して、外科病棟の看護師として専門性を高めたいと考えております。

貴院は年間の手術件数が多く、認定看護師も多く活躍していらっしゃいます。自分の専門性を高めて、患者様に質の高い看護ケアを提供したいと思い、貴院を志望いたしました。

例文では、外科病棟で働いた経験のある看護師が、同じ診療科で転職するケースを紹介しています。看護師経験者の志望動機は、前職で経験した業務の具体的な説明が大切です。また、自分が即戦力であることを忘れずにアピールしましょう。前職の経験をどのように活かせるのか、転職後はどのような働き方ができるのかを書くと、採用の可能性を高められます。

異業種から看護師に転職する

<例文>

前職では、介護老人保健施設の介護職員として4年間勤務いたしました。介護職員の立場では入所者様に行えるサポートに限界があり、高齢者にもっと寄り添える立場で働きたいと考えたことが、看護師への転職を決意した理由です。

看護専門学校では看護師が行えるケアや医療知識を学び、本年に看護師資格を取得いたしました。

貴院は病床数が多く、高齢の患者様にも医療を提供しておられます。前職の介護職員で得た高齢者対応の経験も活かしながら、看護師として働けると考え、貴院を志望いたしました。

異なる業種から看護師へと転職する場合は、前職について分かりやすく説明することが大切です。看護師への転職を決意した理由と資格取得の経緯も書くことで、軽い気持ちで転職活動に臨んでいないと示せます。例文で紹介した介護職員のように、前職の経験が看護師の仕事でも活かせるケースでは、活かせるポイントを積極的にアピールしましょう。

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病院・施設別の志望動機の例文

クリニック

<例文>

前職では総合病院の療養病棟で10年間勤務し、慢性腎臓病療養指導看護師の資格を取得いたしました。長期療養が必要な患者様に透析などの看護ケアを提供するなかで、より早い段階で患者様の治療に貢献したいと考えるようになり、貴院を志望いたしました。

透析クリニックである貴院は、地域の高齢者に在宅医療も含む透析を提供していらっしゃいます。患者様に可能な限り透析を提供する姿勢に感銘を受けたことが、貴院を志望した理由です。

貴院で透析ケアを提供する看護師として働き、透析を必要とする患者様の健康に貢献したいと考えております。

例文のように総合病院からクリニックへと転職したい場合は、クリニックが掲げる理念や施設方針を理解することが大切です。また、クリニックは専門分野に特化している傾向にあります。自身の強みと志望先の専門分野が一致しているときは、志望動機でアピールしましょう。

訪問診療施設

<例文>

これまで大学病院で勤務し、急性期から終末期まで幅広い症例に携わってきました。特に末期がん患者様と関わるなかで、病院での治療中心の看護だけではなく、在宅での療養生活を支えるケアの重要性を強く感じるようになりました。患者様が住み慣れた自宅で安心して過ごせるように支えることは、看護師として大きなやりがいにつながると考えております。

貴院は訪問診療を通じて在宅医療に力を入れており、医師・看護師・多職種が連携して患者様とご家族を包括的に支援されている点に魅力を感じました。これまでの臨床経験を活かしつつ、訪問診療ならではの判断力や調整力を磨き、地域医療に貢献していきたいと考え、志望いたしました。

訪問診療施設を志望する際は、「患者様や家族を自宅で支えたい」という思いを明確に伝えることが重要です。単に「新しい分野に挑戦したい」では弱いため、急性期や終末期で感じた課題を踏まえて「在宅療養でこそ実現できる看護」を志望動機に盛り込みましょう。また、医師や多職種との連携に触れると、チーム医療を理解している点が伝わり、説得力のある志望動機に仕上がります。

美容外科・美容皮膚クリニック

<例文>

私は総合病院の外来で5年間勤務いたしましたが、患者様一人ひとりともっと深く向き合える仕事をしたいと考えておりました。

美容分野に強く興味を持ったきっかけは、知人が整形手術を受けた後に、自信に満ちた明るい顔をするようになったことです。患者様の暮らしや生活をよりよくする働き方も看護師にはあると考えて、美容外科クリニックの貴院を志望いたしました。

貴院は美容整形の年間施術数が多く、患者様にご満足いただける施術を提供していらっしゃいます。貴院で働くことで、患者様のデリケートな悩みにも親身に寄り添い、解決に貢献できる看護師になりたいと考えております。

美容外科・美容皮膚クリニックは、一般的な病院とは提供する医療の種類が異なります。例文のように、「自分がなぜ美容医療に興味を持ったのか」を説明しましょう。志望先が提供する施術の種類や実績も盛り込むと、志望先への理解を示せます。

介護施設

<例文>

私は、総合病院の循環器科病棟に6年間勤務いたしました。経験した主要な業務は、バイタルチェックや採血・点滴、夜勤帯の介助業務です。病棟では高齢の患者様へのケアを担当する機会が多く、高齢者の健康な暮らしに貢献できる業務全般をより深く学びたいと考えるようになりました。

貴施設が「利用者様が毎日いきいきと安心して暮らせる」という理念の下、利用者様を第一に考えた手厚いケアを提供していらっしゃることに魅力を感じ、志望いたしました。貴施設に入職後は、病棟勤務で得た経験を活かし、利用者様の暮らしをサポートする看護師として働きたいと考えております。

内科病棟から介護施設へと転職する場合の例文です。介護施設と病院では看護師の働き方に違いがあるため、志望動機には前職で経験した業務を具体的に書きましょう。介護施設の採用では、志望者の人間性も重視されます。志望先の介護施設が掲げる理念や介護の方針を調べ、自分が共感したポイントや、利用者にどのような介護を提供したいかを盛り込むとよいでしょう。

小児科病棟

<例文>

前職では、総合病院の内科と小児科の混合病棟で3年間勤務いたしました。私が小児科病棟の看護師として働きたい理由は、子どもが好きなことに加えて、小児看護の領域で専門性を高めたいと考えたためです。地域の中核病院である貴院で、小児科病棟の募集があることを拝見し、応募いたしました。

私が目指す看護師像は、子どもたちの回復と健康な成長に貢献できる看護師です。貴院に入職後は、病棟経験を活かして子どもたちに温かな看護を行い、ご家族とのコミュニケーションにも力を入れて働きたいと考えております。

小児科病棟を志望した理由が「子どもが好き」だけでは、強くアピールできる志望動機にはなりません。自身の経験や病院側が持つ特徴と絡めて、「なぜ自分が小児科病棟を志望したのか」を説明してください。小児科病棟で働く看護師は、子どもの保護者への対応も行います。志望動機では、コミュニケーション能力の高さや、保護者と信頼関係を築けることのアピールも大切です。

急性期病院

<例文>

看護学校の卒業後は慢性期病棟で5年間勤務し、患者様が在宅復帰するためのリハビリや看護ケアに従事いたしました。慢性期病棟は医療処置を行う機会が少なく、「最前線の医療現場でより多くの看護技術を身に付けて働きたい」という思いが強くなったことが、急性期病院の貴院を志望した理由です。

中核病院として地域の急性期医療を担う貴院では、救急看護や手術看護の認定看護師も多く活躍していらっしゃいます。私も貴院に入職後は、多くの症例を通して急性期ケアや緩和ケアを学び、貴院に貢献できる認定看護師を目指す所存です。看護師としての専門性を高めながら、患者様に寄り添える質の高い看護を提供したいと考えております。

慢性期病院から急性期病院へと転職する場合の例文です。急性期病院は患者さんの容体が急変することが多い職場であるため、志望動機では「なぜ忙しく緊張感のある職場に転職したいのか」を説明するようにしましょう。応募先の急性期病院が求めている人材を深掘りすると、自分が急性期病院に貢献できる人材だとアピールする志望動機になります。

▶ 看護師の履歴書の書き方はこちら

慢性期・療養型病院

<例文>

私は急性期病院の外科病棟で6年間勤務し、術前・術後管理から退院支援まで幅広い外科看護を経験してきました。そのなかで、患者様と関わる時間が限られることにもどかしさを感じることがありました。看護師として、より長期的に患者様の生活や回復に寄り添い、一人ひとりに丁寧な看護を行いたいと考えるようになりました。

貴院は慢性期医療だけでなく、認知症ケアや在宅支援にも力を入れており、患者様とご家族の生活全体を支える環境が整っていると伺いました。これまでの経験を活かしながら、新しい分野でさらに学びを深め、患者様に安心を届けられる看護師として成長していきたいと思い、志望いたしました。

慢性期・療養型病院を志望する際は、「ゆっくり働きたい」という印象を与えないよう注意が必要です。急性期で得たスキルや経験を土台に、「一人ひとりに丁寧に向き合いたい」「長期的に患者様を支えたい」といった前向きな表現を心がけましょう。また、志望先が取り組む特徴(認知症ケア・在宅支援・リハビリなど)に触れて、自分の成長意欲や関心と結びつけると説得力が増します。

▶ 看護師の職務経歴書の書き方はこちら

不安要素がある場合の志望動機の例文(転職回数・ブランク等)

前職の在籍期間が短い

前職の在籍期間が短い場合は、「やむを得ない退職理由」を前向きに説明することが重要です。そのうえで、短期間でも得られた学びを具体的に示し、看護師としての成長意欲をアピールしましょう。また、「家庭環境が落ち着いた」「今後は長く勤めたい」など、再び同じ理由で離職しないことを採用担当者に伝える工夫も効果的です。志望先の教育体制や診療科の特徴に触れて結ぶと、誠実さと将来性を感じてもらえます。

<例文>

私は前職で一般病棟に勤務しておりましたが、在籍期間が短く十分に経験を積む前に退職することとなりました。その理由として、急な家庭の事情により勤務を続けることが難しくなったためです。短い期間ではありましたが、先輩方のご指導のもとで患者様の回復を支えるやりがいや、チーム医療における連携の重要性を学びました。

今回、家庭環境が落ち着いたことから、再び看護師として長期的に勤務したいと強く考えております。教育体制が整い、幅広い診療科で学べる貴院であれば、基礎から学び直しながら専門性を磨き、患者様に安心感を与えられる看護師へ成長できると確信し、志望いたしました。

転職回数が多い

転職回数が多い場合は、ネガティブに受け取られないよう「幅広い経験を得られた」「柔軟性が身についた」といった前向きな表現を意識しましょう。そのうえで、「今回こそ長く勤めたい」という意志を明確に伝えることが大切です。過去の経験から学んだ点を具体的に挙げ、志望先の教育体制や職場環境と結びつけることで、転職回数の多さを弱点ではなく強みに変えられます。

<例文>

これまで私は急性期病棟や慢性期病棟、外来勤務など複数の現場で経験を積んでまいりました。転職回数は多いものの、それぞれの環境で多様な患者様と接し、看護技術だけでなく柔軟な対応力やチーム医療における協調性を学びました。

これまでの経験を通じて「患者様一人ひとりの状況に応じた最適なケアを提供する」ことの重要性を強く実感しています。今後は環境を変えるのではなく、継続的に成長していきたいと考えており、教育制度や研修体制が整う貴院で専門性を磨きながら貢献していきたいと思い、志望いたしました。

ブランク明け(1)

ブランクのある看護師は、採用担当者に「何らかのトラブルがあったのでは」と懸念される場合があります。例文のように離職した理由を書きましょう。また、「子どもが小学校へ就学する」など、前職を離職した理由が解消されたことを示すと、採用後に再び離職はしない旨を伝えられます。復職のために努力したこともアピールし、看護師として働きたいという熱意を盛り込むと効果的です。

<例文>

私は大学病院の急性期病棟で看護師として8年間勤務いたしましたが、出産と育児のために離職いたしました。今年は子どもが小学校へ就学する年齢となり、生活に余裕ができたため看護師への復職を希望していたところ、総合病院である貴院の募集を拝見して志望いたしました。

離職中も看護師として復職するための準備は進めており、復職支援のセミナーで技術研修などを受講しております。貴院に入職後は、ブランクがある分よりいっそう努力に励み、患者様に質の高い看護を提供したいと考えております。

ブランク明け(2)

ブランクのある看護師は、離職理由を前向きに説明することが大切です。「家族の介護」「子育て」など納得感のある理由を伝えると安心感を与えられます。離職中に講座受講やボランティアなどへ取り組んだ点も示せば、復職への意欲を効果的にアピールできます。志望先の教育制度や地域医療への姿勢に触れると、説得力のある志望動機になります。

<例文>

私は総合病院の内科病棟で6年間勤務しておりましたが、家族の介護のため離職いたしました。介護が落ち着いた現在、再び看護師として地域医療に貢献したいと考えております。

ブランク中は自治体の医療講座やボランティア活動に参加し、看護の知識や現場感覚を保つ努力をしてまいりました。地域に密着した医療を提供している貴院であれば、患者様とのコミュニケーションを大切にしながら、一日でも早く現場に慣れ、安心していただける看護を実践できると考え志望いたしました。

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転職理由別の志望動機の例文(スキルアップ等)

新しいことにチャレンジしたい

<例文>

これまで急性期病棟で勤務し、多様な疾患や症例に対応するなかで、看護師としての基礎力を培ってまいりました。日々の業務を通じてやりがいを感じる一方で、さらに新しい分野に挑戦し、視野を広げたいという思いが強くなっております。特に貴院は在宅医療や地域包括ケアにも力を入れており、これまでとは異なるフィールドで患者様やご家族を支える経験ができる点に大きな魅力を感じました。

新しい環境に飛び込むことで自らの成長につなげ、臨機応変な判断力や対応力を磨きながら、患者様に寄り添える看護師を目指したいと考え、志望いたしました。

「新しいことに挑戦したい」と伝える際は、単なる好奇心だけではなく、どのような経験を積みたいのかを明確に書くことが大切です。これまでの経験で培った基礎力を土台にして、新しい分野でどう成長したいかを示しましょう。志望先の特徴や取り組みと自分の挑戦意欲を関連付けることで、「前向きなキャリア志向」として好印象につながります。

スキルアップやキャリアアップがしたい

<例文>

私はこれまで一般内科や急性期病棟で勤務し、幅広い疾患を抱える患者様に対応してまいりました。そのなかで、より高度な医療技術を身につけ、専門性を高めていきたいという思いが強くなりました。特に貴院は循環器や消化器など専門性の高い診療科を有し、多くの症例を経験できる環境が整っていると伺っております。

これまで培った基礎的な看護スキルを活かしながら、さらに臨床判断力や実践力を磨き、将来的には認定看護師の資格取得にも挑戦したいと考えております。学びの機会が豊富な貴院で、患者様一人ひとりにより質の高い看護を提供できるよう成長していきたいと思い、志望いたしました。

スキルアップやキャリアアップを理由にする場合は、漠然と「成長したい」ではなく、どのような分野でどのようなスキルを磨きたいのかを具体的に書くことが重要です。志望先の強みや教育制度と自分の目標を結びつけると説得力が増します。待遇や給料など条件面ばかりに触れるのは避け、向上心や挑戦意欲を前面に出しましょう。将来的なキャリアプランも添えることで、前向きで長期的なビジョンが伝わります。

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看護師が志望動機を考えるときのポイント6選

看護師が志望動機を考えるときのポイント

ポジティブな表現を取り入れる

志望動機で書く内容には、なるべくポジティブな表現を取り入れましょう。ポジティブな表現が多い志望動機は、前向きな人間であると採用担当者に印象付けられます。

ネガティブな内容になりやすい退職理由も、ポジティブな表現を取り入れることが重要です。たとえば「前職ではスキルアップができなかった」では、「成長できない理由を職場に転嫁している」と採用担当者に思われます。「前職の職務経験を活かして新しい環境でスキルアップしたい」と書けば、スキルアップの希望を伝えつつも、採用担当者にネガティブな印象を与えません。

オリジナリティを持たせる

志望動機には自分の言葉を使い、オリジナリティを持たせた文章を書いてください。自身の臨床経験や志望先への熱意を含めた文章は、説得力のある志望動機として採用担当者に響きます。

そのため、志望動機の例文はあくまでも1つの参考として使用しましょう。企業の採用担当者は多くの志望動機を読んでいるため、例文をそのまま使うと「自分で考えた例文ではない」と見抜かれる可能性があります。志望動機を書いた後は、例文と同じ表現やありがちな言い回しがないかを確認しましょう。

志望先の情報を含める

志望動機に書く内容には、志望先の情報や求める看護師の人物像を落とし込むこともポイントです。「自分は志望先をきちんと調べている」「求める人物像を理解したうえで応募した」と示すことで、採用担当者に採用条件とマッチする人材と印象付けられます。志望動機を書き出す前に、志望先のホームページ閲覧や施設の見学会への参加で情報収集しましょう。調べるとよい情報は、下記の通りです。

  • 病床数や患者数など施設の基本情報
  • 施設の理念と方針
  • 力を入れている領域や診療科
  • 提供する医療技術や医療機器の特徴
  • 看護部の方針と看護体制
  • 活躍している看護師の紹介と業務内容
  • 求人情報の応募条件や仕事内容

志望先の情報を調べるときは、転職サイトのアドバイザーを利用しましょう。転職サイトのアドバイザーは求人を出している施設の特徴を理解しているため、求める人物像も詳しく教えてくれます。

長く働きたいことをアピールする

採用担当者は、なるべく長く働いてくれる人材を採用したいと考えています。志望動機では志望先に対する熱意を示し、長く働きたい意思のアピールが重要です。「長く働きたい」だけではなく「長く働いてどのような努力をするのか、何を目指すのか」までを書きましょう。

なお、「キャリアアップを図りたい」や「経験の場としたい」と志望動機に書くと、「将来的に転職するのでは」と採用担当者に思われるおそれがあります。「貴院で長く働き、特定領域の認定看護師から専門看護師へとキャリアアップしたい」のように、将来的なキャリアステップを含めると長く働きたいことをアピールできます。

口頭でも伝えられるようにする

書類選考通過後の面接では、面接担当者に志望動機を高確率で聞かれます。履歴書に書いた志望動機は、口頭でも伝えられるようにしましょう。ただし、履歴書に書いた志望動機をそのまま丸暗記して質問に答えるのはNGです。「機械的な回答」と面接担当者に受け取られるため、注意してください。

志望動機に書いた内容と、面接で答える内容に一貫性を持たせることはもちろん、熱意が伝わる話し方も重要です。口頭で伝える志望動機には、履歴書の欄内には書ききれなかった内容や思いを含めると、面接担当者に響く回答ができます。

文字数は200~300文字程度にする

履歴書の志望動機は読みやすい大きさの文字で、限られた欄内に収まる文字数で書く必要があります。目安とする文字数は200~300文字程度です。

志望動機が200文字よりも短いと欄内の余白が多くなり、志望した熱意が伝わりません。一方で、300文字よりも長いと、アピールポイントが伝わりにくい文章になります。志望動機でアピールしたい点を過不足なく伝えられる文字数が、200~300文字程度です。

応募先の特徴や求める人物像を踏まえて、選考に強い志望動機を考えませんか?

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志望動機が思いつかないときはどうする?

志望動機が思いつかないときは、まず自己分析をして、これまでの経験や大切にしてきた看護観、今後どのように働きたいかを整理してみましょう。

自分の強みが分からない場合は、マイナビ看護師の「自己PR診断」を活用するのもおすすめです。診断では、自分の強みや仕事上の特徴を知ることができ、応募書類や面接で伝える内容を考えるヒントになります。

マイナビ看護師自己PR診断

それでも志望動機がまとまらない場合は、転職エージェントに相談するのも一つの方法です。看護師の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーに相談することで、自分では気づかなかった経験や強みを整理し、応募先に合った志望動機の伝え方を考えやすくなります。

自分では気づきにくい強みを、看護師専門のアドバイザーと一緒に見つけませんか?

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志望動機が完成したら、応募書類の見直しと面接対策も進めよう

志望動機が完成したら、履歴書や職務経歴書全体を見直し、応募先に伝えたい内容が一貫しているか確認しましょう。

▶ 看護師の履歴書の書き方はこちら
▶ 看護師の職務経歴書の書き方はこちら

あわせて、自己PRについても整理しておくと、書類選考だけでなく面接でも自分の考えを伝えやすくなります。

▶ 看護師面接の自己PRの回答例文集はこちら
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