看護師が転職の面接を受ける際に気を付けるポイントを徹底解説|お役立ちガイド | 【マイナビ看護師】≪公式≫看護師の求人・転職・募集

STEP3面接対策をする

看護師が転職の面接を受ける際に気を付けるポイントを徹底解説

2019.06.23 2021.08.05

看護師の転職活動においては、履歴書などの応募書類を送ったらすぐに面接が決まることも少なくありません。面接は転職活動の中でも、採用結果を左右する重要な要素のひとつです。これまで培ってきた経験やスキルを面接官に伝えるとともに、自分の強みや人間性をアピールできる面接はかなりウエイトも重いためしっかりと準備をして臨みたいところです。

そこで今回は、看護師の転職活動の面接で気を付けるポイントについて、詳しく解説します。事前に準備しておくべきことや、よくある質問と回答例も紹介しますので、転職活動の参考にしてください。

1.看護師の面接のための事前準備

まずは、面接のための事前準備を行いましょう。面接までにやるべきこと・用意しておくべきことは次の4つです。

1-1. 情報収集
1-2. 持ち物
1-3. アクセス
1-4. 服装・身だしなみ

1-1.情報収集

応募するクリニックや病院を絞るため、転職活動の最初に情報収集を行なったかと思います。しかし、面接が決まったら改めてもう一度、その病院やクリニック、介護施設の情報を調べ直しておきましょう。前提として、選考を受ける施設の理念や方針、特徴を知っておくというのは最低限のマナーです。また、多くの場合、面接では志望動機を聞かれますので、その理念や特徴を絡めて回答することで、「ここで働きたい」という熱意が伝わりやすくなるでしょう。

1-2.持ち物

面接当日の持ち物としては、以下のものを準備しておきます。

・応募書類
・筆記用具
・メモ、手帳
・印鑑
・腕時計
・その他応募先から指定されているもの

応募の際、履歴書・経歴書や看護師免許のコピーなどを郵送していても、念のため応募書類のコピーを用意しておきます。面接前に読み返しておくことで、面接時の回答とのギャップを防ぐことができます。

1-3.アクセス

面接会場までのアクセスは、前日までに必ず確認しておきましょう。看護師の転職活動では、面接が1回で終わることも多いです。そのため、当日道に迷うなどして遅刻すると、貴重な面接での印象を著しく落としてしまうことになりかねません。

また、当日交通機関の遅延の可能性もあるので、15分前には会場に到着するつもりで余裕をもって行動しましょう。実際に交通機関を利用し、前日までに下見をしておくのもおすすめです。

1-4.服装・身だしなみ

看護師の転職活動においての面接は、ウエイトが重く、採用可否に直結するケースも多いです。そのため、面接時の服装や身だしなみについても抜かりなく整えておくようにしましょう。

以下の記事では、看護師の転職面接での服装について詳しくご紹介しています。服装や身だしなみに関してより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

看護師が転職の面接時の服装に迷ったらここをチェック!

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2.看護師転職で頻出!面接でよく聞かれる質問&回答例

一般企業への転職と同様に、看護師の転職面接でも、よく聞かれる質問がいくつかあります。ある程度質問内容が決まっているのですから、あらかじめ回答を準備し、しっかりと練習しておきましょう。そうすることで、伝えたいことを簡潔に、明確に表現できるようになるので、面接官からの印象も良くなるでしょう。

ここでは、よく聞かれる質問と回答例をご紹介します。

面接でよくある質問その1「自己PRをお願いします」

あなた自身の性格や強みを知るための、よくある質問です。「あなたはどのような性格ですか?」「あなたの強みを教えてください」のように、ピンポイントに質問される場合もあります。

あなた自身が思う、あなた自身の性格や強みを伝え、それがどのように仕事に活かせるかという点も含めて回答しましょう。前職での経験やスキルを交えて話すのもおすすめです。体力がある、行動力がある、冷静に行動できる、コミュニケーション能力が高いなど、看護業務に直結するアピールポイントを見つけてください。

【回答例】
「私の強みは、コミュニケーション能力の高さです。学生時代には、福祉施設へのボランティアに参加し、高齢の方や障害を持った方々をはじめ、職員の方やボランティアとしてともに活動した多くの人のコミュニケーションを経験しました。幅広い年代の方や境遇の異なる人々と関わる難しさを知り、同時に触れあいや寄り添うことの大事さを実感しました。この経験は、今後の看護の業務に活かせると思っています。患者様との触れあいを大切にさらにコミュニケーション能力を磨いていきたいと考えています。」

面接でよくある質問その2「退職(転職)理由を教えてください」

退職、転職の理由は確実に聞かれる質問の一つと言えます。なぜこの質問をされるかというと、応募者が責任感のある人物か判断し、同じような理由で離職しないかを確認するためです。また、この質問によって、応募者の人柄と、仕事に対する価値観を知れるためでもあります。「職場の人間関係が良くなかった」「人手不足のため体力的に辛かった」など、ネガティブな理由だと、「問題を人のせいにする」「同様の問題が起きたら辞めてしまうかも」と悪い印象を与えかねません。回答のポイントは、ネガティブな内容を避け、ポジティブな表現に変換して伝えることです。

【回答例】
「前職では、総合病院の病棟看護の業務を担当していました。この経験を通じて、基本的な看護師としてのスキルを一通り身につけることができました。今後は、さらにスキルアップをするため、より深い知識とスキルを身につけられる環境に身を置きたいと考えました。前職よりも規模が大きく設備が充実した貴院なら、自分のスキルアップに繋がり、経験を踏まえて新たな業務への挑戦も可能だと思い、転職を決意しました」

面接でよくある質問その3「あなたの長所はなんですか?」

長所に関する質問も多いです。自己PRと同様に、応募者がどのような人物か、どんな性格かを知るために質問されます。また、応募者が問題なく職場に馴染めそうか、採用後はどのように活躍できそうかなど、実際に働き始めた後のイメージにも役立てられます。加えて、正しく自分を客観視して捉えられているかというポイントも見られています。回答の内容は、自分自身が長所と感じるところをそのまま伝えて構いません。そして、その長所がどのように仕事に活かせるかもアピールしましょう。ただし、感情的、楽観的のような短所にもなりえる性格については避けるのが無難です。また、応募先が求める人材や人物像と大きくかけ離れるような内容の場合、いくら長所だといっても面接時には回答を避ける方が良いでしょう。

【回答例】
「私の長所は、冷静な対応ができるところです。学生時代の看護実習では、周りの方から『いつも冷静で落ち着いているね』とよく声をかけていただきました。医療現場の緊迫した中でも、冷静な判断ができるよう努めたいと思います」

面接でよくある質問その4「あなたの看護観を教えてください」

看護観とは、「看護師としての信念」や「大切にしていること」です。応募先のクリニックや病院、介護施設の方針や理念が、あなたの信念とマッチしているかどうかをチェックするための質問です。また、それによって、すぐに辞めずに長い期間働いてくれる人材かどうかが判断されます。回答では、自分自身がどのような看護師を目指しているか、自分なりに伝えるのが大事です。前職での経験に基づいて、ポジティブな印象の言葉で伝えるようにします。応募先の看護理念を踏まえた回答にするのがベストです。

【回答例】
「私は、気軽に話ができること、安心・信頼できる存在であることが看護師にとって大切だと考えます。患者様の中には、看護師から声をかけられるまで辛さを我慢する方も多いように感じました。患者様の様子に気を配ることももちろん大切ですが、患者様自身が違和感を覚えた時にすぐ相談してもらえる存在になれれば、患者様の苦痛を少しでも軽減できるのではないかと思い、話しかけやすい雰囲気づくりに努めています。」

面接でよくある質問その5「当院を志望した理由を教えてください」

退職理由と同じく、志望動機も聞かれる確率が非常に高い質問です。志望動機は、「他のクリニックや病院、施設ではなく、なぜここでなければいけないのか」を聞かれています。そのため、どんな応募先にも当てはまるような曖昧な内容ではなく、応募先の経営方針、規模、看護体制などの特徴を上手に織り交ぜながら伝えるように心がけましょう。自分を採用することで病院側にどのようなメリットがあるのかを添えられるとベストです。また、実際にはそうだとしても、待遇面のことばかりを言うのはNGです。ポジティブな印象になる回答を心がけましょう。

【回答例】
「私は、前職で終末期医療に携わり、在宅で最期を迎える方やそのご家族がより快適に過ごせる支援をしたいと考えるようになりました。貴院では、往診による在宅医療に力を入れておられると知り、これまでの経験を活かして患者様やご家族に寄り添った看護ができるのではないかと思い、貴院を志望しました」

面接でよくある質問その6「インシデントの経験はありますか?」

インシデントとは、「ヒヤリ・ハット」とも言われます。確認不足や連絡事項の伝達ミスなどによって引き起こされる、重大な事故になりかねないような事態のことです。看護師として勤務するかぎりは、必ずこうしたインシデントは起こります。そのため、この質問ではインシデントの有無を問われているのではなく、どういった事態にどう対処したか、あるいはインシデントを経験した後、予防のためにどのような取り組みをしてきたかを答えるのが大事です。
的確に答えられれば、業務に対しての意識の高さと、失敗しても成長に繋げられるとアピールできます。

【回答例】
「認知症を持つ患者様の看護を担当していた時に、知らない内に患者様が病室を出てしまい、所在不明になってしまったことがありました。慌てて探すと、院内で迷っていらっしゃる患者様を見つけられたので大事には至りませんでしたが、認知症の方に対する理解を欠いていたこと、患者様の不安な気持ちに寄り添い切れていなかったことを反省しました。以降は、症状についての勉強会や、病棟全体で所在確認をするなどの対策をして、再発予防に努めていました」

面接でよくある質問その7「患者さんと接する中で印象深いエピソードはありますか?」

この質問を通して、面接官は応募者の性格や感性、看護師としてやりがいに感じることを知るのが目的です。エピソードの内容は、自分らしさを表現できる内容であればどんなことでも構いません。患者様とのやり取りの中で感じたこと、学んだことを織り交ぜて回答しましょう。

ただし、どんなエピソードでも良いと言っても「患者様と趣味が同じだということがわかり、盛り上がった」というようなプライベートな内容は適しません。看護師として経験したことや成長したことが伝えられるエピソードを選びましょう。

【回答例】
「ある時、定期的に治療に来られる患者様が『何回来てもやっぱり緊張する』とおっしゃったことが印象深く残っています。その患者様は笑顔の絶えない明るい方だったので、緊張や不安を感じていたとは思いもよりませんでした。そして、長期に及ぶ治療で慣れた病院に通っていても、そういった不安や緊張は誰しもが持っていると実感しました。それをきっかけに、少しでも不安や緊張を和らげられるよう、気軽に話しかけやすい雰囲気づくりによりいっそう努めるようになりました」

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3.回答内容以外で面接官がチェックしているポイント

面接では、回答内容はもちろん、それ以外にも面接官がチェックしているポイントがあります。ここでは、回答内容以外に見られているポイントをご紹介します。

また、面接では「何か質問はありますか?」と逆質問されることもあり、この時の対応も非常に重要です。以下の記事では、看護師の転職面接における逆質問について詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

態度・表情・コミュニケーションスキル

看護師という職業は、医師や他の医療スタッフと連携して人の命を救ったり、患者様やそのご家族など、非常に多くの人と接する機会が多い仕事です。そのため、面接の時には、コミュニケーションを重視するケースも少なくありません。そして、コミュニケーションスキルの中には、人の話を聞いている時・話している時の態度や表情も含まれます

面接の短い時間だけでは、「コミュニケーションスキルが秀でて高い」ということはわかりませんが、「社会人として、きちんとした態度で受け答えすることができるか」は確認できるでしょう。表情についても同様で、険しい表情・暗い表情はネガティブな印象を与えます。緊張していても、明るい表情を意識し、姿勢を正してハキハキと受け答えすることが大切です。

目を合わせて話ができているか

コミュニケーションスキルの一つとして、目線は十分に意識しましょう。話を聞いている時・自分が話す時に目線が定まらないと、「この人の話は本当に信じても良いのか?」と相手に不安を与えてしまったり、落ち着きがない、頼りがいがないと判断されてしまったりする可能性があります。話を聞く時・話す時は、しっかりと面接官と目を合わせ、言いたいことがしっかりと相手に伝わっているか確認しながら話を進めるように心がけましょう。

受け答えがはっきりしているか

人柄を重視して採用可否が決まることも多いため、看護師の転職面接では、自分自身の伝えたいことをしっかりと伝えられているかが非常に大事になります。コミュニケーションスキルという点でも、面接中の受け答えははっきりと、端的で明確に回答することを意識しておきたいところです。また、面接の冒頭ではアイスブレイクのため、面接官がくだけた話し方で接してくることもあります。「相手がそう来たから」と自分もくだけた態度で接するのではなく、丁寧で礼儀正しい受け答えを心がけましょう。

まとめ:転職のプロをフル活用して転職活動を成功させましょう

看護師の転職活動では、面接が一回のみという場合も多いです。そのため、面接が決まったら事前準備を怠らず、よくある質問に対しては回答を用意しておきましょう。あらかじめ準備しておくことで、自分がアピールしたい部分を精査でき、熱意や強みをよりクリアに応募先に伝えることができるでしょう。

それでも、面接時の受け答えに悩まれる方は少なくありません。マイナビ看護師ではキャリアアドバイザーによる面接対策を事前に行っており、当日の服装や質問内容へのアドバイスを行っています

「用意した回答が問題ないか不安だ」「もっと良い伝え方があるかもしれない」「面接では緊張でうまく話せる自信がない」といった場合には、マイナビ看護師を活用してみることをおすすめします。

実際にマイナビ看護師を利用した方からも、メールや電話での面接対策、同行してもらえて良かったという声も上がっています。

貴重な面接のチャンスを逃さないためにも、うまく活用して転職活動を成功に導きましょう。

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