看護師が転職の面接時の服装に迷ったらここをチェック!|お役立ちガイド | 【マイナビ看護師】≪公式≫看護師の求人・転職・募集

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vol.034 キャリアアップの強化書

看護師が転職の面接時の服装に迷ったらここをチェック!

2021.07.29 2022.09.29

転職活動を始めてみると、思っていたよりもすぐに面接が決まることも少なくありません。転職先がすぐに見つかるチャンスは多いに越したことはありませんが、十分な準備ができておらず「面接に着ていく服がない」と困ってしまうこともあるでしょう。

「人の第一印象は出会って3~5秒の間に決まり、その印象の55%は視覚からの情報が左右される」というデータもあります。ここでの視覚情報とは、その人の表情や動作といった話し方の雰囲気のほか、服装も含まれます。つまり、ほんの数十分の印象が採用・不採用を決める面接では、抜かりのない服装で臨む必要があるということです。そうでなければ、「適切な服装が選べない、社会人としての常識がない人だ」と、服装を理由にマイナスイメージを与えてしまうことにもなりかねません。

看護師さんの場合、忙しくてなかなかスーツを買いに行く時間が取れない方もいるかもしれませんし、転職活動期間がそれほど長期間に及ばないことも多いため、「一時的にスーツを用意しても、それ以降着る機会がないのでお金をかけたくない」というのが本音のところではないでしょうか。

しかし、きちんと適した服装で面接に臨めば、「服装でネガティブな印象を与えてしまっていないか」「この服装は派手過ぎるのではないか」といったような不安を抱えず、自信を持って面接の受け答えができますので、特に服装には気を付けておきましょう。

今回は、転職活動中の看護師の方へ向けて、面接時に押さえるべき服装のルールと、応募先や面接方法ごとに適した服装をご紹介します。

1.看護師の面接時に必ず押さえるべき5つの服装のルール

冒頭の通り、面接では第一印象が重要となります。面接に臨むための服装を選ぶときに注意したいのは、「自分自身がどのような服を着たいか」ではなく、「応募先の面接官に対してどのような人だと印象づけたいか」を考えることです。

と言っても、面接官も人間ですので価値観はそれぞれ。服装から受け取る印象もさまざまです。そのため「これを着れば必ずプラスの評価になる!」という決まりはありません。大切なのは、服装でプラスの評価を狙うのではなく、決してマイナスの印象を持たれないようにすることです。

1-1.まずは上下セットのスーツを買いましょう

繰り返しになりますが、面接に臨む服装はスーツがベストです。上下セットのスーツを着るだけでも、外見だけでマイナスイメージを持たれて不採用になるということはなくなります。「転職活動が終われば着る機会がないからもったいない」という気持ちもわかりますが、円滑に転職活動を進めるためにも、持っていない方はぜひ購入しましょう。

スーツは高級なものである必要はなく、清潔感があり、今のご自身の体型に合っていれば、手頃な値段のもので問題ありません。もっと予算を下げたいのであれば、ファストファッションでジャケットとパンツ・スカート、ワイシャツを揃えるのも良いでしょう。

スーツの色味は、黒やグレー、ネイビーなど、濃い目の色がおすすめです。20代前半の方であればリクルートスーツでも構いませんが、ある程度経験のある方の場合は面接官に違和感を与えてしまうこともあるので、インナーを工夫してみましょう。また、黒のスーツは人によっては暗い印象になることもあるので、ご自身に合う色味のスーツを選んでください。

30代後半~40代以上の方は、初々しい印象の暗めの色味よりも、ライトグレーやライトベージュなど明るめの色味を選ぶことで、社会人経験豊富な印象となります。

1-2.インナーは必ず白

ジャケットの下に着るインナーは白がおすすめです。面接においては、濃い色味のものや派手な柄のインナーは避けましょう。また、デザインも個性的すぎないものを選びます。

白のインナーであれば、どのような色味のジャケットにも合わせることができ、顔色を明るく見せてくれます。ワイシャツ、ブラウス、カットソーなど、種類は自由に選んでも構いません。襟付きのワイシャツはよりフォーマルな印象で堅実なイメージを与えられますし、柔らかい素材のブラウスは女性らしい優しい印象になります。カットソーは首回りがスッキリとするので、ハツラツとした元気なイメージになるでしょう。このように、応募先に合わせて、どんな印象を与えたいかを考えてインナーを選んでみてください。ただし、袖丈は季節を問わず長袖を選び、半袖やノースリーブは避けましょう。

迷ったときにはワイシャツが最も無難ですが、ワイシャツを選ぶのであれば必ずアイロンをかけたりクリーニングに出したりして、シワや汚れがないようにしておきます。アイロンやクリーニングの時間がない、面倒だという場合には、ポリエステル入りのブラウスがおすすめです。ポリエステルはシワになりにくくアイロンの必要がないため、面接前に慌てることもないでしょう。

1-3.靴やカバンもカジュアルさはNG

面接に臨む際には、靴やカバンにも要注意です。きちんとスーツを着こなしても、靴やカバンがカジュアルなものでは意味がありません。これらも、スーツと合わせてカジュアル過ぎないフォーマルなものを選びましょう。

靴は、女性であればヒールが3~5センチ、無地のパンプスが面接には適しています。本革か合成皮革の落ち着いたデザインのパンプスを選びましょう。色は黒が一般的ですが、スーツに合わせた落ち着いた色味なら問題ありません。

ストラップのあるもの・ないものがありますが、面接ではどちらを選んでも大丈夫です。ただし、つま先の出る、いわゆる「オープントゥ」のデザインはビジネスシーンには適さないので避けるようにしましょう。

男性は、黒かダークブラウンの革靴が適しています。紐のある革靴とない革靴がありますが、よりフォーマルな印象の「紐あり」のタイプを選びましょう。装飾や模様のある靴は不適です。

カバンは、男女ともに、A4サイズの書類が折らずに入る大きさのものを選びましょう。色味は黒がベターですが茶色や紺など落ち着いた色であれば問題ありません。スーツの色味に合わせて選んでください。面接時の扱いがスムーズなため、床に置いたときに自立するタイプのカバンがおすすめです。

1-4.化粧・髪型などの見出しなみは清潔感第一

言うまでもありませんが、面接では服装とともに化粧や髪型にも気を配る必要があります。清潔感第一で、派手な化粧や髪色、ぼさぼさで整えていない髪型は絶対に避けましょう。

女性の場合、面接にはナチュラルメイクで臨みます。普段の職場では化粧をしないという方でも、面接では最低限の化粧をするのがマナーです。

アイラインやマスカラは濃くなり過ぎないよう、控えめに施します。アイシャドウはブラウン系・ベージュ系を選び、ラメの強いものは避けましょう。また、リップも落ち着いた色を意識して濃い色やツヤの出過ぎるものは控えます。

明るすぎる髪色は好まれません。ヘアカラーの7番の明るさを目安に、それ以上明るい場合は髪染めをおすすめします。髪の長い方は一つにまとめるかハーフアップにしておきましょう。また、目や眉に前髪がかかる場合にはピンで留めておきます。顔に髪がかかると表情が見えなくなってしまいますし、だらしない印象を与えてしまうこともあるためです。

男性は、清潔感を与えるために必ず髭を剃りましょう。眉毛や鼻毛のチェックも忘れずに行ないます。女性同様、明る過ぎる髪色は好まれません。看護師の面接の際は自然な黒髪が無難です。前髪は、眉が見えるくらいの長さに整えるか、長い場合は横に流します。

1-5.「自由な服装で来てください」=「いつもの私服」はNG

面接の際、「自由な服装で来てください」「私服で来てください」といったように、服装について指定が入る場合があります。この場合、どんな服装を選べば良いのか迷ってしまいますが、言葉の通りに「まったく自由に、いつもの私服で問題ない」というわけではもちろんありません。

服装自由・私服可などの指定は、病院によっては「TPOを考慮して行動できるか」「マナーや常識が身についているか」の判断するための場合もあります。したがって、服装自由だからと言ってラフな格好や遊びに行く時のようなカジュアルな服装で面接に臨むのは絶対にNGです。

「服装自由」の場合は、スーツでも問題ありません。「私服」と言われた場合にはスーツよりもオフィスカジュアルを意識した服装が良いでしょう。また、「服装自由」の場合でも、スーツだとフォーマル過ぎると感じるなら、オフィスカジュアルで臨んでOKです。

オフィスカジュアルの服装を選ぶ場合、男女ともに色味はスーツ同様、ネイビー、ベージュ、ブラrウン、黒など落ち着いた色味でまとめましょう。基本的にはジャケット着用で、女性なら襟のないジャケットやカーディガンでも構いません。スカートを履く場合にはストッキングを必ず履き、ヒールは5センチ程度の高過ぎないものを選びます。

2.1つでも当てはまったらNGな服装のチェックポイント

当然、面接には適さない服装やアイテムもあります。面接前には、以下の項目に当てはまっていないかよくチェックして臨みましょう。

<メイク・身だしなみ>
・化粧が濃過ぎる、派手過ぎる
・髪をまとめていない、派手なアレンジをしている
・過剰にアクセサリーをつけている
・埃やペットの毛がついている
・タバコや香水のにおいがする

<服装・靴・カバン>
・シャツにフリルなど派手な装飾がある
・スカートやワンピースの丈が膝よりも短い
・アイテムの色味が濃過ぎる、柄が目立ちすぎる
・6センチ以上あるヒールを履いている
・エナメルなどカジュアルな素材やつま先の出るパンプスを履いている
・ヒールの金属部分が剥き出し歩くたびに音が鳴る
・バッグが派手で小さい

3.働く環境や面接の状況によって最適な服装とは?

ここまで、一般的に面接に適しているとされる服装を紹介してきました。しかし、実際のところ、働く環境や面接の状況によって最適な服装があります。この章では、応募先や面接の状況に合わせた服装について紹介します。

3-1.美容クリニックの面接の場合

応募先が美容クリニックである場合、「応募者がビジネスに適した身だしなみや服装ができるか」という点に加えて、「美容に対する意識」の面も評価対象の一つとなる可能性があります。一般的には、面接時のネイルはNGですが、接客や施術の時に目に留まりやすい部分でもあるので、個性を表現するワンポイントとして派手になり過ぎない程度に整えておくのが良いでしょう。

3-2.高齢者・介護施設の面接の場合

高齢者施設や介護施設の面接の場合、黒のスーツは避けるほうが良いとしている施設もあります。理由は、喪服を連想させるためです。したがって、別の色のジャケットがあるならそちらを選ぶのが無難です。手持ちが黒しかなく、別のスーツを用意できない場合は、明るい色の小物を選ぶなどして工夫しましょう。

また、面接前後に実習や見学がある場合、動きやすさを意識して服装を選ぶようにします。女性はパンツスタイルにし、パンプスもヒールの低いものがおすすめです。

3-3.Web面接の場合

Web面接は、ほとんどの場合自宅で受けることになるため、リラックスして臨むことができます。しかし、服装においては、対面での面接同様、きちんと整えておきましょう。

ついつい「画面には上半身しか映らないから、下半身は楽な格好で」と思ってしまいがちですが、楽な服装にすることでリラックスし過ぎてしまい、気のゆるみを招いてしまうこともあります。また、カメラが傾いたり、立ち上がったりした拍子に下半身が映り込むこともあるでしょう。画面越しの面接になると、お互いに得られる情報に限りがあるため、「相手からどのように見えるか」「どのような印象になるか」という点を対面での面接よりもさらに意識しておきたいところです。

4.まとめ

服装は、第一印象を左右する重要な要素の一つです。そのため、転職活動の面接では、面接官にネガティブな印象を持たれないためにも、服装や身だしなみに十分気を付けておかなければいけません。

とはいえ、日々の仕事が忙しく、面接に着ていく服を買いに行く時間がない・どのような服装が適しているかよくわからないといった場合には、マイナビ看護師をうまく活用し情報収集を行いましょう。

マイナビ看護師では、キャリアアドバイザーによるサポートやアドバイスが受けられます。転職先探しのサポートや、履歴書・職務経歴書など必要書類の作成、面接対策もできるので、服装以外にも不安があればどんどん活用して転職活動を成功させましょう。

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