【看護師の転職】応募先に好印象を与える、志望動機の作り方|お役立ちガイド | 【マイナビ看護師】≪公式≫看護師の求人・転職・募集

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vol.030 キャリアアップの強化書

【看護師の転職】応募先に好印象を与える、志望動機の作り方

2021.07.14 2022.09.29

人間関係や給与・待遇、休日休暇など、転職理由は様々。必ずしもポジティブな理由で転職をするとは限らないため、応募先への志望動機をどのように作成すればよいか分からない方も多いのではないでしょうか。当記事では、代表的な転職理由と採用する側の企業のニーズとを照らし合わせ、ベストな志望動機の作成方法についてお伝えいたします。

1.転職を考え始めたきっかけ・転職理由ベスト3は?

看護師は医療現場で常に患者さんに寄り添い、命を扱う責任感のある仕事です。その分、肉体的、精神的な負担も大きくなりがちで転職・退職を考える方も少なくありません。看護師の皆さんの転職理由や、実際に転職を検討する場合に希望の転職先と自身の希望条件がどれだけマッチしているか確認する方法を見ていきましょう。

①転職理由で多い理由ベスト3は、「仕事内容・やりがい」「人間関係」「給与条件」

マイナビが発行する「看護師白書 2020年度版」から、看護師の転職理由を見てみましょう。退職を考えたきっかけとして最も多かったのが「仕事内容・やりがい」で全体の38.9%となっています。「人間関係に関する理由」が37.9%、「給与条件(年収・月収・手当・賞与など)」32.3%と続きます。夜勤や残業などの勤務体系や結婚・妊娠・出産などのライフスタイルの変化をあげる方も多くいました。

この調査から、看護師の退職理由は多岐にわたることがわかります。仕事内容に対して給与が見合わない、職場の人間関係が良好でないなど、看護師が置かれている環境の難しさが見えてきます。

②転職理由作成時にまずすべきこと

それでは実際、転職理由を作成するにはどうしたら良いでしょうか?それは、まずはなぜ転職したいのか、その理由をできるだけ書き出してみることです。キャリアアップなどのポジティブなもの、給与や休みへの不満といったネガティブなものを問わずリストアップすることが大切です。理由を書き出すことで、自分がなぜ転職したいのか客観視することができますし、志望動機としてまとめる際にも役立ちます。

転職理由の書き出しが終わったら、次はそれらを次の4つに分類しましょう。

1.仕事内容(業務の内容、仕事の進め方など)
2.人間関係(上司や同僚、医師との関係、患者さんや家族との関係など)
3.待遇(給与、キャリア、福利厚生など)
4.職場環境(勤務地、夜勤や残業の多さ、産休育休取得実績など)

分類を終えたら4つの優先順位をつけます。優先順位をつけることで自分が働くうえで大切にしたいことがわかります。4つのうち最優先にしたテーマはどうしたら改善できるのかも合わせて書き出すことで、自分自身の転職理由を明らかにできます。

2.応募先企業の魅力を洗い出す

転職理由をまとめたら、次に応募先の医療機関・企業の強みや魅力を洗い出します。その際「福利厚生が充実しているから」「この診療科の経験を積みたいから」といった漠然とした理由ではなく、具体的な理由を書くことが大切です。応募先は「なぜうちで働きたいのか?」を重視して採用しますから、志望動機がぼんやりしていると採用のチャンスは低くなるでしょう。

応募先の魅力が自身があげた転職理由と合致しているかどうかも重要です。両者が合致していることで志望動機にストーリーが生まれ、採用側に転職理由や動機が伝わりやすくなります。

①キャリアアップ・スキルアップできる環境(仕事内容・やりがい)

キャリアアップやスキルアップを理由に転職を考えている場合は、応募先が自身の描くキャリアを実現できる環境かどうかしっかりと見極めることが大切です。今までの経験を活かしてさらなるキャリアアップ・スキルアップを目指せるか、どのような業務ができるのか、やりがいを持って仕事ができるのかなど、求人情報や現場の声を参考に見てみましょう。

②長く働き続けられる組織体制・社風/看護方針(人間関係)

転職するからにはできるだけ長く働きたいもの。そのための体制や職場の雰囲気、看護方針、看護師の平均勤続年数、年代、入職者へのサポートなどを見ておくことをおすすめします。転職理由に「前職の人間関係が悪かったから」と答えるのはご法度です。たとえ事実であっても前向きな理由に言い換えましょう。

③長く働き続ける職場環境・各種制度(給与・待遇・各種制度)

給与や福利厚生などの条件面を転職時に重視する場合には以下のことに注意して応募先を見極めましょう。

看護師の給与は「超過勤務手当」「夜勤手当」「資格手当」「危険手当」などの各種手当が給与のなかでも大きな割合を占めていることが多いので、事前にベースとなる基本給や手当の有無をしっかり確認しておきましょう。妊娠・出産などライフステージの変化に応じた福利厚生があるかも押さえるべきポイントです。

また、志望動機として書く際にはそれらを記載することは避けるほうが望ましいでしょう。給与や福利厚生ばかりをあげてしまうと「自分勝手な人ではないか」と思われるケースもあり、相手からの印象を下げることにもつながりかねません。

育児中の看護師へのサポートが充実しているなど、長く働き続けるうえで魅力に感じている部分があれば伝えてもOKですが、その場合も制度があることでどのように看護師として貢献できるのか、をしっかりと伝えることが大切です。

3.転職理由と応募先の魅力をまとめた志望動機例

書類や面接で退職理由を伝える際には、以下の3点に注意しましょう。

1.前職の人間関係・待遇に関する不満は言わない
2.ネガティブな理由もポジティブに言い換える
3.志望動機につながるように意識する

退職理由について嘘をつく必要はありません。嘘をついてしまうと話の辻褄が合わなくなったり、採用されて入職したとしても嘘が原因のトラブルが生じたりするリスクがあるからです。言いにくいことは無理に言わない、なるべくポジティブな言い方にするなど、嘘をつかずに済むように工夫しましょう。

退職理由は「次に働きたいのはこういう職場」を表していると考えることもできます。退職理由とセットで志望動機を伝えられるようにすると、話に一貫性が生まれて採用側にも納得してもらいやすいです。

では、実際にどのように退職理由と志望動機を伝えればよいのでしょうか。以下では、理由ごとに3つの志望動機の例を紹介します。

②仕事内容・やりがいを理由にした志望動機例1

前職では大学病院の救命救急センターで3年間勤務しました。一刻を争う状態の患者さんに対し、いかなるときもスタッフ全員で全力を尽くして働けたことはとても誇りに感じています。仕事を通して緊急時の判断力や不安を感じている患者さんやそのご家族へのサポートの仕方なども養うことができました。

日々、急病の患者さんと接する中で、救急搬送される手前の段階でサポートをしたいと感じるようになり、予防医療に関心を持つようになりました。そこで、この地域で総合診療に力を入れている貴院で働き、健康な状態、まだ病気が悪化していない状態から看護師として地域の医療に貢献したく、志望しました。

②長く働き続けられる組織体制・社風・看護方針を理由とした志望動機例2

「患者さまを第一に、信頼関係を大切にしながらよりよい医療を提供する」という貴院の理念に共感し、志望しました。

私は新卒時から消化器外科で働いています。消化器外科ではがんの患者さんを担当することが多く、不安やつらさを感じる患者さんに常に寄り添うことを大切にしながら仕事に取り組んできました。がんは、たとえ早期発見できて治療可能性が高くても、患者さんにとってはショックの大きいものだと思います。医療者から見れば「重く考えなくても大丈夫だ」と思う状態でも、患者さんの不安に最大限寄り添いながら看護師としての職務を全うしたいです。消化器外科で地域でもトップレベルの医療を提供している貴院で、より消化器外科看護師としてのスキルを高めながら貴院の理念を実現できる看護を目指したいです。

③長く働き続けられる職場環境・制度を理由とした志望動機例3

今回、出産を機に転職を希望しています。貴院では子育てをしながら働く看護師の方も多く、育児中でもメリハリをつけて働き、キャリアを積んでいる方もたくさんいらっしゃるとうかがっています。私は7年間、小児科看護師として働いてきました。実際に子どもを持ち、より患者さんやご家族の気持ちが理解できたと感じる部分もあります。今までの経験を活かしながら、そして親としての経験を活かしながら看護師としてステップアップしたく、貴院を志望しました。

4.転職サポートを利用して、志望動機や転職理由の添削を受けてみましょう

はじめて転職する場合は何から始めたらいいか迷うことも多く、自力での転職活動に限界を感じる方もいるでしょう。そのような場合には看護師専門の転職支援サービスで転職サポートを受けることをおすすめします。以下では、転職サポートで受けられるサポートの詳細や無料で転職相談ができる「マイナビ看護師」についてご紹介します。

①転職サポートとは?

転職サポートとは、求人の紹介から応募書類の添削、面接対策、入職後のサポートなど、転職支援サービスに登録することで受けられる様々な転職支援のことです。

看護師の方には、看護師の転職に特化した転職支援サービスがおすすめです。看護師の転職に詳しいプロが、転職市場の動向や現在のスキルに基づいた年収の目安、今後のキャリアプランの相談などを行います。

②無料で転職相談ができる!

転職について無料で相談できる点もポイントです。転職相談というのは、家族や職場に関係ない友人には相談できても、職場の同僚や先輩には相談できない事項であり、また相談のアドバイスそのものも、その人の価値観の沿った偏った内容になってしまう懸念もあります。しかし、転職支援サービスのアドバイザーであれば、看護師の市場感を熟知した上で、実際のスキル・経験を見て客観的にアドバイスしてもらえます。

また、働きながらだと大変な求人探しや面接の日程調整も代行してくれるので、忙しい看護師の方でもスムーズに転職活動を進められます。

③マイナビ看護師の場合は、実際転職しなくても、相談するだけでも可!

「マイナビ看護師」は、転職に関する相談から実際に内定を獲得するまで、すべて無料で利用できます。今すぐの転職を考えていなくても、相談だけでもOK。転職のタイミングに悩んでいる場合でも、今が転職のベストタイミングかどうかをあなたのスキルやキャリアプラン、転職市場の状況を踏まえてキャリアアドバイザーがお伝えします。サポートするキャリアアドバイザーは看護師の転職のプロ。看護師特有の働き方や環境などを熟知しているので、よりスムーズな相談・サポートが可能です。

5.まとめ

今回は、実際に看護師が転職を考える理由を見ながら、応募時や面接時に伝える退職理由・志望動機のまとめ方を例とともにお伝えしました。退職理由や志望動機は、理想の転職を叶えるために大切なポイントのひとつです。採用側はそれらで応募者の人間性や病院にふさわしい人材かどうかを見ています。

今回ご紹介した退職理由・志望動機のまとめ方を実践してみてもうまくまとまらない、とお悩みの方は、転職のプロによるサポートを受けるのもひとつの手です。「マイナビ看護師」は日本最大級の看護師専門の転職支援サービスです。80,000件以上(2021年5月現在、非公開求人を含む)の求人の中から、あなたの条件に合った求人をご紹介します。看護師の転職のプロによる書類の添削や面接対策で、合格率もアップ。あなたの希望の転職が実現できるようサポートします。また、非公開求人も多数。自分では出会えなかった求人に出会える可能性も高まります。すべてのサービスを利用しても、利用料は無料です。今すぐの転職でなくても、まずは相談から始めてみませんか。

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