復職して企業で働くには|お役立ちガイド | 【マイナビ看護師】≪公式≫看護師の求人・転職・募集

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多数の社員を抱える会社の中には、社内に保健室(健康管理室)を設け
て社員の心身の健康維持・増進に配慮するところもあります。ここで
は企業内保健室での働き方や、治験業界などで働く企業看護師の
魅力について紹介いたします。

復職して企業で働く!

企業で働くメリット/デメリット

企業で働くメリット/デメリット

企業内保健室で働くためには、その業務の性質上、保健師資格を持っていることが有利になります。募集にあたっても保健師資格を前提とされることが多いですが、看護師資格のみでも可能性がないわけではありません。

 

企業内保健室での看護師の業務は、産業医の診療の補助をするとともに、健康診断の結果に基づいて食事や運動などに関する指導をしたり、メンタルヘルスの相談に応じたりして、社員がより健康的に働けるよう導くことです。とくに近年は働く人のメンタルヘルスの問題がクローズアップされており、2015年12月からは従業員50人以上の事業場におけるストレスチェックが義務化されました。その実施や結果に基づく指導も産業看護師の役割となります。

 

また、病院以外の働き方として「治験」で働くというスタイルもあります。看護師資格を活かして一般企業で働くため、OLスタイルの働き方に憧れている人にピッタリです。

「治験業界」での働き方をくわしくみる

メリット
①ワークライフバランスが確保しやすい
産業・企業看護師は一般企業を職場とするため、大半の企業が業務時間をその会社の営業時間に準じています。当然ながら病院に比べて残業が発生しにくい環境だといえます。夜勤の必要性もなく、土日祝日も休めるため、一般の医療従事者に比べれば大幅にワークライフバランスを確保しやすい、恵まれた環境で働けるといえるでしょう。
②デスクワークがほとんど
企業看護師は基本的にデスクワークが多く、体力仕事はほとんどありません。「体力的に自信がなくなった」「腰痛で介助がキツイ」といった人にはオススメです。
③一人ひとりの生活や仕事の状況を踏まえたケアができる
企業内保健室の対象は、おもにその会社の社員に限られ、不特定多数を相手にするわけではないため、一人ひとりの生活背景や仕事の状況などを踏まえたケアが行いやすくなります。とくに生活指導に関しては、指導力の高い看護師さんにとってはやりがいのある現場だといえるでしょう。
④高度な医療処置を求められない
企業内保健室を訪れる社員は病気を抱えていたとしても状態が安定しており、医療的な対応を要する場合でも簡単な範囲にとどまることがほとんどです(看護師で対応できなければ産業医へつなぎ、あるいは病院へ搬送します)。病院のように次から次へ処置に追われたり、高度で大きなリスクを伴う処置を求められたりすることは少ないでしょう。
デメリット
①看護技術を発揮し、磨く機会に乏しい
産業看護師の役割は社員の健康管理が主眼になることが多いため、看護技術を駆使して対象者に関わりたいという希望は満たされづらいかもしれません。そのような人は、素直に医療施設での勤務を選んだほうがいいでしょう。
②利益を求められる
一般企業で働くということは、会社員として働くということです。そのため、ノルマなど利益や業績を追求されることもあります。また、会社の経営状況が悪化すれば、ボーナスカットといったことも考えられます。
③病院への転職が難しくなるケースも
企業内保健室に勤めたあと、何らかの事情で病院へ転職したくなった場合、志望する病院の考え方や特徴(急性期病院など)によっては転職が難しくなる(病院勤務に対応できるか疑問視される)可能性もあるようです。とはいえ、企業内保健室での仕事に意欲と誇りを持って働き、そのことをアピールできれば心配しすぎることはないでしょう。
④採用されるのは狭き門
企業内保健室は人気の高い職場であり、しかも募集人数が少ないこともあって、とくに看護師資格しか持たない人にとっては狭き門です。また、別の企業の保健室へ転職しようと思っても、同様の事情で簡単にはいきません。前項で述べたことも含めて、転職がしづらいという部分はデメリットだと考えられるでしょう。

企業に向いているのはこんな人

企業に向いているのはこんな人

  • ●社員の生活を踏まえたケア(特に生活指導)に興味がある人
  • ●社業の発展を裏方として支える意識を持てる人
  • ●コミュニケーション能力に優れ、気軽に相談できる雰囲気を作れる人

成功?失敗?あるある復職体験談――企業編

(25歳女性)

(25歳女性)

繁忙期の保健室は野戦病院化?
「ブラック企業といえるほど悪質かはさておき、決算前などの繁忙期は社員の過重労働が連日のように続き、保健室も大忙しです。メンタルの不調を訴える社員も少なくありませんね。やはり根本的には会社としての働かせ方を変えなければなりませんから、産業医の先生にも詳しく情報を上げて、少しでも働きやすい環境になればと思っています」

(28歳女性)

(28歳女性)

ランチの時間はOL感まるだし
「産業看護師も会社に採用された社員ですから、医療従事者でありながらOL的なノリも強くなってきます。ランチの時間なんかは、まさにそうですね。普通に学生生活を送って就活していたら入社できなかったような大企業の社員になれて、ちょっとうれしいのもあります。お給料は病院勤務の看護師には勝てないと思いますが、それは仕方ないですね」

編集部からのコメント

病院以外で働く魅力は、①「規則正しい生活を送りやすい」、②「3K(きつい、汚い、危険)な仕事がない」といった点が挙げられます。また、一般企業なので、日頃のがんばりが、ボーナスとなって反映されるため、やりがいもあります。しかし、看護スキルを活用したいという人にはあまり向いていませんし、会社員としてのビジネスマナーも求められます。条件だけでなく、メリット・デメリットをよく考えて働き方を選択しましょう。

 

マイナビ看護師の「ナースのための治験業界転職ナビ」では、看護師資格を活かして企業で働くことができる「治験コーディネーター」についての転職ポイントを紹介しています。また、未経験者のための「治験業界セミナー」も随時開催。臨床開発モニター(CRA)、治験コーディネーター(CRC)など、企業看護師に関心のある方は、セミナーに参加してはいかがでしょうか?

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地域包括ケアを重視する今後の流れの中で、クリニックの存在感はますます高まっていくでしょう。
ここではクリニックでの働き方やクリニックの魅力などを紹介いたします。

企業で働くメリット/
デメリット

企業で働くメリット/デメリット

企業内保健室で働くためには、その業務の性質上、保健師資格を持っていることが有利になります。募集にあたっても保健師資格を前提とされることが多いですが、看護師資格のみでも可能性がないわけではありません。

 

企業内保健室での看護師の業務は、産業医の診療の補助をするとともに、健康診断の結果に基づいて食事や運動などに関する指導をしたり、メンタルヘルスの相談に応じたりして、社員がより健康的に働けるよう導くことです。とくに近年は働く人のメンタルヘルスの問題がクローズアップされており、2015年12月からは従業員50人以上の事業場におけるストレスチェックが義務化されました。その実施や結果に基づく指導も産業看護師の役割となります。

 

また、病院以外の働き方として「治験」で働くというスタイルもあります。看護師資格を活かして一般企業で働くため、OLスタイルの働き方に憧れている人にピッタリです。

「治験業界」での働き方をくわしくみる

メリット
①ワークライフバランスが確保しやすい
産業・企業看護師は一般企業を職場とするため、大半の企業が業務時間をその会社の営業時間に準じています。当然ながら病院に比べて残業が発生しにくい環境だといえます。夜勤の必要性もなく、土日祝日も休めるため、一般の医療従事者に比べれば大幅にワークライフバランスを確保しやすい、恵まれた環境で働けるといえるでしょう。
②デスクワークがほとんど
企業看護師は基本的にデスクワークが多く、体力仕事はほとんどありません。「体力的に自信がなくなった」「腰痛で介助がキツイ」といった人にはオススメです。
③一人ひとりの生活や仕事の状況を踏まえたケアができる
企業内保健室の対象は、おもにその会社の社員に限られ、不特定多数を相手にするわけではないため、一人ひとりの生活背景や仕事の状況などを踏まえたケアが行いやすくなります。とくに生活指導に関しては、指導力の高い看護師さんにとってはやりがいのある現場だといえるでしょう。
④高度な医療処置を求められない
企業内保健室を訪れる社員は病気を抱えていたとしても状態が安定しており、医療的な対応を要する場合でも簡単な範囲にとどまることがほとんどです(看護師で対応できなければ産業医へつなぎ、あるいは病院へ搬送します)。病院のように次から次へ処置に追われたり、高度で大きなリスクを伴う処置を求められたりすることは少ないでしょう。
デメリット
①看護技術を発揮し、磨く機会に乏しい
産業看護師の役割は社員の健康管理が主眼になることが多いため、看護技術を駆使して対象者に関わりたいという希望は満たされづらいかもしれません。そのような人は、素直に医療施設での勤務を選んだほうがいいでしょう。
②利益を求められる
一般企業で働くということは、会社員として働くということです。そのため、ノルマなど利益や業績を追求されることもあります。また、会社の経営状況が悪化すれば、ボーナスカットといったことも考えられます。
③病院への転職が難しくなるケースも
企業内保健室に勤めたあと、何らかの事情で病院へ転職したくなった場合、志望する病院の考え方や特徴(急性期病院など)によっては転職が難しくなる(病院勤務に対応できるか疑問視される)可能性もあるようです。とはいえ、企業内保健室での仕事に意欲と誇りを持って働き、そのことをアピールできれば心配しすぎることはないでしょう。
④採用されるのは狭き門
企業内保健室は人気の高い職場であり、しかも募集人数が少ないこともあって、とくに看護師資格しか持たない人にとっては狭き門です。また、別の企業の保健室へ転職しようと思っても、同様の事情で簡単にはいきません。前項で述べたことも含めて、転職がしづらいという部分はデメリットだと考えられるでしょう。

企業に向いているのは
こんな人

企業に向いているのはこんな人

  • ●社員の生活を踏まえたケア(特に生活指導)に興味がある人
  • ●社業の発展を裏方として支える意識を持てる人
  • ●コミュニケーション能力に優れ、気軽に相談できる雰囲気を作れる人

成功?失敗?
あるある復職体験談――
企業編

(25歳女性)

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繁忙期の保健室は野戦病院化?

「ブラック企業といえるほど悪質かはさておき、決算前などの繁忙期は社員の過重労働が連日のように続き、保健室も大忙しです。メンタルの不調を訴える社員も少なくありませんね。やはり根本的には会社としての働かせ方を変えなければなりませんから、産業医の先生にも詳しく情報を上げて、少しでも働きやすい環境になればと思っています」

(28歳女性)

(28歳女性)

ランチの時間はOL感まるだし

「産業看護師も会社に採用された社員ですから、医療従事者でありながらOL的なノリも強くなってきます。ランチの時間なんかは、まさにそうですね。普通に学生生活を送って就活していたら入社できなかったような大企業の社員になれて、ちょっとうれしいのもあります。お給料は病院勤務の看護師には勝てないと思いますが、それは仕方ないですね」

編集部からのコメント

病院以外で働く魅力は、①「規則正しい生活を送りやすい」、②「3K(きつい、汚い、危険)な仕事がない」といった点が挙げられます。また、一般企業なので、日頃のがんばりが、ボーナスとなって反映されるため、やりがいもあります。しかし、看護スキルを活用したいという人にはあまり向いていませんし、会社員としてのビジネスマナーも求められます。条件だけでなく、メリット・デメリットをよく考えて働き方を選択しましょう。

 

マイナビ看護師の「ナースのための治験業界転職ナビ」では、看護師資格を活かして企業で働くことができる「治験コーディネーター」についての転職ポイントを紹介しています。また、未経験者のための「治験業界セミナー」も随時開催。臨床開発モニター(CRA)、治験コーディネーター(CRC)など、企業看護師に関心のある方は、セミナーに参加してはいかがでしょうか?

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