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「看護師の転職を成功に導く」ノウハウも!――転職のプロ松本利明さんインタビュー

長い看護師人生、ライフスタイルの変化によって転職を決意することもあるでしょう。そのときキャリアを活かし、自分にぴったりの職場で長く働き続けるにはどのようにしたらよいのでしょうか? 今年4月に発売され重版を重ねている話題のビジネス書、『「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方』の著者であり、転職のプロ松本利明さんに、看護師転職のヒントをうかがいました。

構成/岩川 悟 取材・文/吉田大悟 写真/石塚雅人

「持ち味」を活かせる仕事と職場が自分自身を輝かせる!

松本利明さんは、外資系大手コンサルティング会社にいた時代から、独立後の現在まで600社以上の企業の人事に携わり、6500人以上の次世代リーダーを育成してきました。一方で、5万人のリストラという重責を担うなど、まさに人材マネジメントの光と影を見てきた方です。

「わたしが見てきた『リストラ対象』5万人のなかで、仕事をさぼるような不まじめな人はごく少数。忠実に一生懸命働くタイプの方々がほとんどでした」

なぜ、まじめに働いた人が損をしてしまったのでしょうか。それは、「自分の資質に合わない仕事に執着してしまったから」と松本さんは言います。まじめな人ほど、自分に向いていない仕事や苦手な仕事でも我慢して頑張ることができます。しかし、その仕事が得意で楽しめる人に比べると、成長が圧倒的に遅くなってしまう。その結果、中高年になっても競争力にも乏しく、平均的能力しか得られず、行き場を失ってしまうそう。

シンプルに自分の『持ち味』を活かせて、楽しいと感じられる業務や職場に身を置いたほうが早く成長できて、周囲の評価も高くなります。看護師の皆さんも自分の『持ち味』を活かせる業務と環境で働くことが、仕事で報われることにつながっていきます

自分の「持ち味」を活かし、仕事のパフォーマンスを高めて「自分の価値」を組み立てていくメソッドを体系化したのが、新著『「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方』であり、看護師の皆さんが転職を考える上でも役立つノウハウが満載の一冊です。そこで、この本の主旨に沿って、皆さんが転職活動をする上で大前提として押さえるべきポイントを松本さんに伺いました。

看護師転職のミスマッチを防ぐために大切な2つのポイント

看護師の転職活動におけるサイクルは早く、多くが1回の面接で採用/不採用が決まります。募集期間も短い傾向にあり、スピーディーに意思決定を行わなければチャンスを失ってしまうという特徴もあります。つまり、判断を焦りやすい環境なのです。

採用後に「思っていたのとちがった……」「自分に合っていなかった……」といったミスマッチを起こさないためには、事前に「自分が看護師としてどう働いていきたいのか」をしっかり決め、「この職場は本当にそれが実現できる場所なのか」をよく確かめることが大切です。

「ありがとう」の声を集め、自分の「持ち味」を把握しよう

「自分が看護師としてどう働きたいのか」を見極めるために、松本さんがおすすめする方法はどんなものでしょうか。それは、日頃どんな人から、どんな「ありがとう」の声をもらっているかを振り返ることだそう。

患者さんからの「いつも優しくしてくれて、ありがとう」、後輩からの「面倒を見てくれて、ありがとうございます」、医師や上司からの「急ぎの仕事に応えてくれて、ありがとう」。あなたは普段、誰から、どんな「ありがとう」をもらっていますか?

「あなたが多くもらう『ありがとう』の声こそが、あなたの看護師としての資質が活かされた提供価値であり、仕事における『持ち味』なのです」

ぜひ、転職先を選ぶ際には、この「持ち味」をより活かせる職場を選びたいものです。患者さんとの触れ合いに評価が高いのなら、患者さんのケアに注力できる病棟で働くことがやりがいにつながります。逆に、チームワークやリーダーシップの評価が高いのに、ひとりで仕事を進める企業看護師を選ぶとやりがいを満たせず、持ち味を発揮できません。待遇や理想論に振り回されず、いまの自分を活かせる職場を選ぶべきなのかもしれません。

転職先の環境と前提条件をしっかり確認しよう

転職の際に気にすべきポイントとして、こんなことも考える必要がありそうです。それは、医療ビジネスの世界においては、優秀な医師が必ずしも経営者やマネージャーとしても優秀とは限らないということです。そのために、看護師の転職でよく起こるトラブルが「労働条件の確認漏れ」だと松本さんは語ります。

「看護師の皆さんは、本当に人に気を遣う能力が高いですよね。それゆえに、『細かいことを聞いたら角が立つかな』と我慢してしまいがち。でも、あとで揉めるくらいなら最初に勇気を出して確認しましょう」

週休2日制や4週8休制の運用実態、賃金における手当の詳細など、諸条件を明確にするのはもちろんのこと、シフト表を見せてもらえば、夜勤スタッフとの交代時の「引き継ぎ」が労働時間に含まれているかがわかります。大きい病院なら、面接後に待合いの患者さんとなんとなく世間話をすれば、ナースセンターの雰囲気や医師の評判など生の情報を入手できます。

「そして、面接の最後には必ず『わたしにどんなことを期待していますか?』と聞いてみてください。『主力としてバリバリ働いてほしい』『年長者としてスタッフをまとめてほしい』『若いエネルギーで現場を明るくしてほしい』など、相手にも採用の目的があります。それが、自分の望む働き方とミスマッチしていないかを確認してほしいのです」

現場があなたに期待する役割をしっかり確認しておかないと、配属後に話が食いちがい、他のスタッフや上司への落胆、あるいは確執の原因にもなりかねません。

採用面接には「なんとなく」で臨むのではなく、自分が求める環境や働き方を事前に明確にしておくことが大切なのです。自分に必要なことが明確であれば、必然的に面接で確認するべきこともはっきりするはず。そのうえで得られる情報をしっかりと確認し、楽しく、気持ちよく、自分らしく働ける理想の職場に出会ってください。

編集部からのお知らせ

看護師転職ノウハウ近日公開!
「マイナビ看護師」の転職ノウハウコーナーにて松本利明さんによる全6回の連載企画がスタート予定です。看護師の転職を成功に導くための「自己分析」や「書類の書き方」、「面接テクニック」などの実践的なノウハウをお伝えしてまいります。お楽しみに!

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市場価値に左右されない「自分軸」の作り方

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(プロフィール)
松本 利明(まつもと としあき)
人事・戦略コンサルタント、HRストラテジー代表
日本人材マネジメント協会(JSHRM)執行役員

外資系大手コンサルティング会社であるPwC、マーサー、アクセンチュアなどを経て現職。国内外の大企業から中堅企業まで600社以上の働き方と人事の改革に従事し、5万人以上のリストラと6500人を超える次世代リーダーの選抜・育成を行なう「人の目利き」として活躍。持ち味に沿った採用・配置によって人材育成のスピード・確度を2倍以上に高めるタレント・マネジメントに定評がある。主な著書に『「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方』(KADOKAWA)、『「ラクして速い」が一番すごい』(ダイヤモンド社)、『「稼げる男」と「稼げない男」の習慣』(明日香出版社)などがある。

人事戦略コンサルタント 松本利明Official Web Site
http://hrstrategy.jp/

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