30代看護師はいつ転職すべき?転職理由・転職活動をする上でのポイント|お役立ちガイド | 【マイナビ看護師】≪公式≫看護師の求人・転職・募集

vol.017 キャリアアップの強化書

30代看護師はいつ転職すべき?転職理由・転職活動をする上でのポイント

2021.08.02 2021.08.02

晩婚化が進む現在は、30代に入ると結婚や出産によってライフスタイルの変化が起こりやすくなります。なかには親の介護が必要になる人もいるでしょう。看護師をしている30代も例外ではありません。そんな30代看護師のなかには、ライフスタイルの変化に合わせて転職する人が多く存在します。この記事では、30代看護師の働き方と職場での立ち位置、転職理由、転職のメリットデメリットをご紹介します。

1.30代看護師の働き方と職場での立ち位置

看護師として働き続けて30代に入れば、20代の頃とは異なり職場では「頼る」から「頼られる」へ立ち位置が変化していきます。20代では不安を抱えながらの業務も、30代となれば自信を持って対応していることが多くなります。リーダー職を経験していれば、後輩の育成・指導を任せられる存在として評価されることも特徴です。

30代は勤務年数も増えているため、複数の診療科目を経験している人もいます。複数の診療科目での勤務経験があれば、転職する際も有利にはたらきます。

30代に入ってからも看護師として働き続けている人のなかには、20代で結婚・出産を経験している人もいるでしょう。20代で結婚などのライフイベントを経験している人のなかには、30代に入ってから復職する人も多くいます。

そのため、30代看護師はライフスタイルの変化に合わせて看護師としての将来を考え始める年代といえるでしょう。

①30代は職場で頼りにされる中堅的役割を担う人も多い

30代看護師のなかには、管理職として職場内のマネジメント業務を担う人が多くいます。看護主任や看護師長など、経験が必要な管理職は業務を円滑に進めるために欠かせない存在です。管理職にキャリアアップするための看護師としての経験年数は、看護主任がおおよそ10年以上、看護師長がおおよそ15年以上必要です。

看護主任は看護業務の管理やスタッフ看護師への指導など、現場で多くの業務をこなす必要があります。看護師長は部門の責任者として、看護レベルの向上に努めたり、医療事故の予防策や再発防止策を検討したりします。

立場が上になるほど責任も大きくなりますが、職場内では存在の重要性がより高まります。ひとりの看護師として働く場合とは異なる能力が求められるため、新たなやりがいや充実感を得られるでしょう。

看護師長を経験すれば、さらに上の立場の看護部長へのキャリアアップも可能です。看護部長はマネジメント業務が中心になりますが、職場の経営に関われるようになります。

②結婚出産介護などで働き方に悩む人が多い

結婚などのライフスタイルの変化によって、これまでと同じ働き方ができるのかと悩む人が多くいます。結婚や出産、介護など、プライベートの環境が大きく変われば、仕事に割ける時間は大幅に減るでしょう。

現在は晩婚化が進んでいるため、30代で結婚・出産を経験している人は増加傾向にあります。平成25年版の「厚生労働白書」では、平均初婚年齢は1980年と比較して夫は3歳、妻は4歳上昇しているのです。加えて年齢層別の第 1子出生数も、30~34歳と35~39歳それぞれで増加傾向にあります。

家族に要介護者がいる場合も、仕事への向き合い方を考え直す必要が出てきます。厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査の概況」には、介護者の介護時間の構成割合が記されています。当然のことですが、要介護度が高くなるほど介護に必要な時間は増える傾向にあるのです。

以上のように、結婚などのライフスタイルの変化は、多くの30代看護師にとって今後の働き方を考え直すきっかけとなっています。

③30代の看護師では、転職回数は「平均2回」

厚生労働省の「平成27年転職者実態調査の概況」を見ると、全職種の30代の平均転職回数がわかります。30~34歳の平均転職回数は2.8回、35~39歳の場合は3.0回です。このことから、30代看護師の転職回数はほかの職業よりもやや少ないことがわかります。

2.30代看護師の転職理由とは?

現在の看護師キャリアに不満がなければ無理に転職する必要はありません。しかし、現状に不満がある、今後変える必要がある、と考えて転職している人は、どんなことを理由に転職しているのでしょうか?

30代看護師の主な転職理由は次の3つです。

・ライフスタイルの変化
・人間関係
・キャリアアップや他領域・他施設への興味

転職理由をひとつずつ解説します。

転職理由①仕事内容ややりがい

マイナビ看護師の「看護師白書 2020年度版」で、30代看護師の「退職を考え始めたきっかけ・理由」の1位(37.0%)として「仕事内容ややりがいに関する理由」が挙げられています。

転職活動で応募を決める際に重視する条件を尋ねたところ、「給与条件(年収・月収・手当・賞与など)」が84.1% と最も多く、次いで「休日・休暇」70.0%、「勤務地・通勤距離」64.8%、「勤務時間・勤務体系(交替制度・オンコール回数など)」64.7%、「職場の雰囲気・人間関係」62.2%、「仕事内容・やりがい」50.2%、「残業時間」45.6%が上位です。

1位に「給与条件」、2位に「休日・休暇」が挙げられていることから、「仕事内容がハードさに比べ、その大変さに給料が見合わない」「自身の頑張りが給料に反映されずにやりがいを感じにくい」といった不満や「夜勤回数が多い一方、休暇を充分取得することができない」といった福利厚生面への不満を30代看護師さんに多く感じているようです。

先述したように、30代は経験を積み職場でも頼りにされる立場になる一方、責任や負担が大きくなることで給与や休日休暇に不満を感じやすくなる構図があるようです。

転職理由②人間関係

30代看護師のなかには、上司や同僚との人間関係の悪さを理由に転職する人もいます。

マイナビ看護師の「看護師白書 2020年度版」では、30代看護師の「退職を考え始めたきっかけ・理由」の2位(36.7%)として「人間関係」が挙げられています。1位の「仕事内容・やりがい」とはわずか0.3%差のため、ほぼ同率1位の転職理由ともいえるでしょう。

30代看護師のなかには看護主任として働く人もいますが、上と下からの板挟みになってストレスを感じる場合もあります。また、同僚だけでなく、患者さんやその家族との人間関係に悩む人も多く存在します。そのほか、看護師は女性が多い職場のため、女性同士の派閥に悩みやすいことも特徴です。

営業職などと違って看護師は限られた空間で仕事をするため、人間関係を理由に転職する人は珍しくありません。ストレスを抱えたままでは質の高い看護業務はできなくなるため、解決策の一つとして転職を考える人は多くいるのです。

転職理由③ライフスタイルの変化

マイナビ看護師の「看護師白書 2020年度版」では、30代看護師の32.3%の人が「退職を考え始めたきっかけ・理由」としてライフスタイルの変化を挙げています。回答数としては3番目に多いため、ライフスタイルの変化は仕事に大きな影響を与えているといえるでしょう。

そして晩婚化が進む現在では、多くの人が30代に入ってから結婚・出産を経験しています。平均初婚年齢と第 1子出産年齢はともに上昇傾向にあるため、今後も30代に入ってからライフスタイルの変化を理由に転職する人は増加するものと予想されます。

結婚による環境の変化や、育児による肉体的・精神的負担は大きなものです。それらの変化にうまく対応した転職が実現すれば、ライフスタイルの変化はより良いものとなるでしょう

3.30代で転職するメリットデメリット

転職すれば自分の希望する条件で働ける可能性がありますが、良いことばかりがあるとは限りません。

マイナビ看護師の「看護師白書 2020年度版」では、「新しい職場に入職して戸惑ったこと・困ったこと」を調査しています。30代看護師で最も多かった回答は、30.1%で「離職する人が多い」でした。2番目に多かったのは、24.7%で「勤務時間、休日休暇が考えていたものと違った」でした。

このように、実際に転職してみてはじめてわかることもあります。転職してから「思っていた環境と違う…」とならないように、事前に転職するメリットとデメリットを把握しておきましょう。

①30代で転職するメリット

【30代で転職するメリット】
・経験を評価してもらえる
・即戦力として期待される
・給与アップが期待できる

看護師は経験が重視される職業のため、豊富な経験がある人ほど採用されやすいといえます。とくにリーダー職を経験している人は、採用側からすれば新人看護師の指導も任せられるため、即戦力として期待されます。過去の経験をしっかりアピールできれば採用される確率は高くなるでしょう。

選ぶ環境によっては給与アップも期待できます。管理職へキャリアアップすれば、ひとりの看護師スタッフとして働くよりも給与体系は良くなります。リーダシップやマネジメント能力が必要ですが、新しい仕事にチャレンジできるため、今までとは異なる充実感も得られるでしょう。

②30代で転職するデメリット

【30代で転職するデメリット】
・職場選びに制限がある
・給与が下がる可能性がある
・新規の診療科目には転職しづらい

育児や介護などを理由に転職する場合、短時間勤務やパート勤務が可能な職場を探すことになります。その場合、条件は狭まるため、選べる職場が限られてしまうかもしれません。ライフスタイルの変化は仕方のないことですが、職場選びでは妥協する必要があることを覚えておきましょう。

育児や介護によって転職する場合、給与が下がる可能性もあります。多くの人は仕事に割ける時間が少なくなるため、給与は下がることがほとんどです。

また、新規診療科目の場合、看護師としての経験が浅いと採用されにくいことが特徴です。看護師は経験が重視される職業のため、経験不足の場合は転職しにくいでしょう。

4.まとめ

結婚や育児などでライフスタイルに変化が起こりやすい30代看護師のなかには、転職を考える人が多くいます。職場では「頼る」立場から「頼られる」立場に変化するため、経験のある人ほど転職は成功しやすいでしょう。30代に入れば管理職としても働けるため、キャリアアップするうえでは転職に適した年代ともいえます。

ただし、転職することにはメリットだけでなくデメリットもあります。転職後に後悔しないためにも、転職活動は実績やスキル、条件に沿った無料サポートを受けられるマイナビ看護師を利用してみましょう。

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転職を検討している30代看護師の方は、この機会にぜひ利用してみてください。

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