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vol.33 ヘッドラインニュース

看護師のやりがいとは?「やっててよかった」と感じる瞬間を聞いてみよう

2021.07.28 2025.12.19

命や健康、あるいは美容に密に関わり、大きな責任をともなうと同時に多くのやりがいを感じられるのが看護師の魅力です。業務はハードで肉体的にも精神的にも大変な面があっても「やりがいがあるから頑張れる」という方も多いでしょう。一方で、やりがいが感じられなくなってきた方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、看護師に共通する9つのやりがいと、職場別・キャリア別に得られるやりがいをまとめています。看護師志望のみなさんも、やりがいが感じられないと悩む看護師の方も、当記事を参考にしてみてください。

(目次)

1.看護師がやりがいを感じられる9つの瞬間

ベッドに横たわる患者と話す看護師

まずは、看護師の多くが感じるやりがいを9つ見ていきましょう。ここで挙げるほかにもやりがいを感じる瞬間は多くありますが、ほとんどの方が共通して以下のようなときにやりがいを感じています。

1-1.患者さんや家族を精神的に支えられること

まずは、患者さんとご家族の精神的な支えになれることです。患者さんが前向きにケガや病気の治療・診療を受けるためには、精神的なケアも重要になります。治療や診療は医師が行ないますが、患者さんが安心して治療・診療に臨むためには看護師のサポートが不可欠なのです。

看護師は患者さんやご家族が不安を打ち明けられる存在であり、身体的なサポートに加えて精神面のケアも行います。細かな情報を取りこぼさず、必要に応じて専門職へ情報共有することも看護師の大切な仕事の1つです。

1-2.患者さんの笑顔や感謝の言葉をもらえること

患者さんの病気やケガが回復して退院するとき、通院が終わるときの「ありがとう」という感謝の言葉や患者さんの笑顔をやりがいに感じている看護師は多いです。

看護師は、患者さんの身体的・精神的なケアのために、さまざまな部分への気配りが欠かせません。些細なことにも目を行き届かせなければいけないので非常に神経を使います。しかし、たくさんの日頃の気配りも、患者さんの笑顔と感謝の言葉で報われると感じている看護師も多くいます。

看護師は、人から直接感謝を伝えられる機会が格段に多い職業です。また、健康や命に大きく関わるため、その感謝にも重みがあります。

1-3.患者さんの変化に一番に気づけること

看護師は、患者さんと接する時間が非常に多い仕事です。入院している患者さんなら、毎日の身の回りのお世話も看護師が担当します。いわば看護師は、患者さんにとって誰よりも身近な存在です。そのため、患者さんに変化があった場合、看護師はいち早くその変化に気づけます。

看護師の気づきによって、患者さんの容体が大事に至らず、事なきを得たという場面も少なくありません。このようなとき、「看護師としての責任を全うできている」とやりがいを感じる看護師の方も多くいます。

1-4.多くのスタッフと連携し、チームプレーで患者を救えること

病院勤務の看護師は、医師やほかのメディカルスタッフと連携し、チームプレーで患者さんを救います。ほかのメディカルスタッフには、管理栄養士や救急救命士、作業療法士、薬剤師などさまざまな専門家が含まれ、関わるチームメンバーが非常に多いのが特徴です。

チームの一員として患者さんと接することで、「自分が看護師としてできること」を考えながら仕事を進めるので、得られる知識やスキルは非常に大きくなります。自らの見識を広げ、人間的な成長ができるというのも看護師の仕事の魅力、やりがいといえるでしょう。

「一人では難しいことも、チームならできる」と実感できるのが看護師の仕事です。

1-5.患者さんのできることが増えていくよろこび

患者さんによって、病気の進行のために一人での食事が難しい方、歩くのが困難な方などがいらっしゃいます。病気やケガ以前にできていた動作ができないと、精神的に落ち込んでしまう方も多いです。しかし、治療やリハビリが進むにつれ、これまで難しかった動作が少なくなり、一人でできる動作や行動が増えると、看護師のよろこびも大きくなります。日々の業務は大変なことも多いですが、患者さんがどんどん回復すれば、その苦労も報われてこの職業の存在意義を感じるかもしれません。

1-6.資格を活かして長く働ける仕事であること

看護師は、資格を取得すればライフステージが変わっても働き方を選びながらキャリアを続けやすい職業です。

仕事に就くまでには、資格取得はもちろん、さまざまな病気やケガに対する総合的な知識が必要で、たくさんの努力の結果、多くの知識を得てきました。また、慢性的な人材不足が問題視されており、社会的にも非常に需要が高い傾向にあります。そのため、どんどん学び、キャリアを積んで長く働きたい方には最適な職業といえるでしょう。

結婚や出産で一時的に仕事を離れても復職しやすく、家族の健康管理など私生活で活かせる知識が備わるため、魅力とやりがいを感じている方は多いです。

1-7.収入面で満足できること

収入面で満足できることがやりがいの1つに挙げられます。看護師と女性の全職種における月収を比較すると、以下の通りです。

 

男性

女性

全職種における平均月収

36.3万円

27.5万円

看護師の平均月収

37.3万円

36.2万円

出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
出典:e-Stat 政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査 / 令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種」

心身ともに大変なことも多く、夜勤も比較的多い職業ですが、その分はしっかり収入として手元に入ることが分かります。

1-8.社会に貢献できて誇りを持てる仕事であること

看護師は人の生命や健康に直接関わるため、社会的意義の高い職業です。日常の業務で患者さんや家族を支えることはもちろん、災害や急変時などの非常時にも自分の知識や経験を活かせるでしょう。

看護師は病院や診療所だけでなく、保育園や企業、介護施設など多様な場で活動できます。小児の健康管理から高齢者の生活支援まで幅広い世代に関われる点は、社会の安全と安心を下支えしている証拠です。

看護師は一人ひとりの生活を支えるだけでなく、社会全体の健康基盤を支える役割を担います。そのため、自らの仕事に社会的価値を見出せる点が大きなやりがいになるでしょう。

1-9.自分の能力に合わせてスキルアップする機会が豊富なこと

看護師の魅力の1つは、能力や関心に応じて段階的にスキルアップできる環境が整っている点です。臨床経験を積むなかで専門分野のスペシャリストとして活躍するか、幅広い現場でジェネラリストとして活躍するかを選択でき、さらに管理職や教育者を目指す道も開かれています。

スキルアップの方法としては、認定看護師や専門看護師などの資格取得、研修会や大学院進学があります。資格を取得すると第三者から能力を評価されやすくなり、転職や昇進にも有利に働きます。また、資格手当や役職手当が支給される場合もあり、収入面でのメリットも期待できます。

自分の志向やライフステージに応じて学び続けられることは、看護師が長くやりがいを感じられる大きな理由です。

2.職場・仕事内容別のやりがい紹介

業務内容は、勤める場所が病院かクリニックかによって変わります。さらに、病院であっても病棟看護師、外来看護師で感じるやりがいは違います。クリニックでも特に美容クリニックの場合は得られるやりがいが一般病院とは大きく違うでしょう。

ここからは、職場別で感じるやりがいを紹介します。これから看護師になりたい方や、転職を検討中の方は、どういったやりがいが得られるかを確認して、応募先を選ぶとよいでしょう。

2-1.病棟看護師のやりがい

病棟看護師の場合、入院していた患者さんが元気になり、退院する瞬間にやりがいを感じる人も多いです。患者さんが入院している間、接する時間が非常に長く、回復のためにさまざまなケアをするので、ほかのポジションより距離感も近くなります。体が楽なときも辛いときにも寄り添い、時間を共有するので、退院時のよろこびはひとしおです。「ありがとう」を直接言ってもらえる機会も多く、そこにもやりがいを感じられるでしょう。

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2-2.外来看護師のやりがい

外来看護師は、病棟に比べて患者さんと接する機会は少なめです。そのなかでも、定期通院の方と言葉を交わし、名前を覚えてもらうなど、業務内でもよろこびを感じる瞬間は多いです。外来では、接する時間が短い分、いっそうさまざまな部分に目を配るのが大事になるので、異変の察知や医師の診察の補助をする場面で、やりがいを感じられるでしょう。

定期通院の患者さんがどんどん元気になっていく姿を見られるのも魅力です。

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2-3.手術室看護師のやりがい

手術室看護師は、特に緊張感のある仕事となります。医師を中心にさまざまな職種の専門家が集まり、チーム一丸となって患者さんを救う仕事のため、大きな責任を感じることに加え、やりがいも大きいでしょう。ほかの現場にはない達成感を得られるのも魅力です。

直接感謝されるチャンスは少ないですが、緊張感のある現場を経験でき、さらなるスキルアップとより深い知識を得られます。そういった面でもとてもやりがいを感じられる仕事といえます。

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2-4.透析看護師のやりがい

血液透析は、週に3日ほど定期的に通院するのが普通です。1回の透析も4時間ほどかかるため、それだけ一人ひとりに時間をかけて携われます。基本的に1対1での対応のため、より信頼関係を築けるところにやりがいがあります。

透析看護師の仕事は、初めのうちは覚えるべきことが多数あり大変です。しかし、奥が深い仕事でもあるので、勤務を続ければどんどん専門性を高められます。資格取得を目指すなど勉強する目標を定めやすいでしょう。

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2-5.救急外来看護師のやりがい

救急救命センターなどに勤務する救急外来看護師。手術室看護師も同様ですが、それよりもいっそう患者さんの生死に大きく関わるポジションです。短期間で判断し、迅速に動けるかが生死を分けることもあり、非常に緊迫感と責任のある仕事となります。

そのため、精神的なプレッシャーも大きく大変ですが、患者さんが一命を取り留めたときや、事なきを得て入院病棟に移ったときなどには強くやりがいを感じられる仕事といえます。

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2-6.訪問看護師のやりがい

訪問看護師は、自宅へ出向き、家族のようにケアを行います。一人ひとりに寄り添って、要望を満たしてあげることによろこびを感じる方も多いでしょう。

訪問看護師は、ほかの現場よりも、一人の患者さんに対して使える時間が格段に長い傾向にあります。また、関わる期間も非常に長く、数か月~数年単位で接するのが普通です。

また、患者さんの家族の思いを実現する手助けができることも大きなやりがいの1つです。

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2-7.美容クリニック看護師のやりがい

美容クリニックは、一般的な病院とは違い、「緊迫感や緊急性のある重大な現場」や「命に関わる」といった場面はほとんどないでしょう。美容クリニックでは、お客さんの悩みが改善し、結果に満足してもらえたときにやりがいを感じる方が多くいます。

一般的な病院は医師の指示によって動きますが、美容クリニックの場合、看護師の裁量で対応する範囲が広いのが特徴です。施術機器の種類やコース内容、化粧品の物販といった、施術の提案・案内は看護師の担当であることも多く、そこにやりがいを見出す方もいます。

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2-8.介護施設看護師のやりがい

介護施設の看護師は、生活に密着した看護を通じて利用者の回復や自立度の向上を見届けられる点にやりがいがあります。急性期のように劇的な改善ばかりではありませんが、歩行器で数歩進めた、食事を自力でとれた、といった小さな変化が積み重なるたびに達成感を得られるでしょう。

また、介護施設では看護師、介護職、リハビリ職、栄養士、薬剤師、医師が情報を持ち寄り、ケアプランを作りあげます。看護師としての視点から、チーム医療に貢献できる点も魅力です。入居者とじっくり向き合い、尊厳を守る看護を積み上げられることが、長期的なモチベーションにつながります。

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2-9.健診センター看護師のやりがい

健診センターの看護師は、予防と早期発見に直結する実務を担い、受診者の健康維持に貢献できます。健康診断に来る方のなかには、初めての受診や採血に不安を抱える方も少なくありません。そのなかで、前処置や検査の流れを分かりやすく案内し、「楽に受けられた」「安心できた」と言ってもらえることは大きなやりがいにつながります。

業務では採血や測定、問診など定時性の高い手技が中心で、手技の精度と時間管理のスキルを高められます。多くの施設で日勤中心の勤務形態が一般的で、生活リズムを整えやすい点も魅力だといえるでしょう。

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2-10.療育施設看護師のやりがい

療育施設の看護師は、子どもや若年者の健康管理と発達支援の一翼を担い、長期的な関わりを通じて成長を見守れる仕事です。体調不良を繰り返していた子が集団活動に参加できるようになった、コミュニケーションが豊かになった、といった変化を観察し、保護者とよろこびを共有できることは大きなやりがいになります。

療育は医療・教育・福祉が交差する領域であり、看護師、療法士、保育士、教員、栄養士、心理職が情報を持ち寄り、健康面と発達面の両軸から支援計画を組み立てます。看護師はバイタルサインや服薬、感染予防、嚥下・栄養、安全確保の視点を提供し、日々の遊びや学びの場面に貢献します。看護技術に加えて、人の成長に寄り添う姿勢を培えることが、療育の現場ならではのやりがいです。

2-11.看護学校教員のやりがい

看護学校教員は、未来の看護職を育て、学生の成長を間近で実感できる仕事です。卒業生が実際に看護の現場で活躍している姿を見ると、専門職としての誇りを再確認できるでしょう。

また、教育は教員自身の学び直しの機会でもあります。最新のガイドラインや倫理、医療安全、コミュニケーション教育などを常にアップデートし、授業設計に反映させていくことで、自らのスキルも高められます。実務経験やスキルを社会に還元できることは、看護学校教員のやりがいです。

3.キャリア別のやりがい

看護師のやりがいは、キャリアの段階によっても大きく変化します。新人期には基礎を学びながら成長の実感を得られ、経験を積んだベテラン期には専門性や人間関係の広がりが支えになります。管理職になると、チームをまとめる責任と達成感が新たなやりがいとなります。

ここでは、キャリア別の看護師のやりがいについて詳しく解説します。

3-1.新人看護師のやりがい

新人看護師のやりがいは、臨床現場で経験を重ねるごとに成長を実感できる点です。最初は先輩の指導を受けながら基本的なケアを学びますが、少しずつ任される仕事が増え、患者さんの観察や処置に自信を持てるようになります。患者さんやその家族から「ありがとう」と声をかけられる経験は、専門職としての自覚を強めるきっかけになります。

また、病棟や外来などでは多職種のスタッフと協力し、チーム医療に関わります。初めは指示に従う立場であっても、自分の報告や判断が患者さんのケアに役立ったとき、大きな達成感を得られるでしょう。

失敗や不安も多い時期ですが、学びを積み重ねることで確かな手応えを感じられることが、新人期の大きなやりがいです。

3-2.ベテラン看護師のやりがい

ベテラン看護師は、経験に裏打ちされた判断力と技術を発揮できる点にやりがいを感じることが多いでしょう。また、後輩の教育や新人の指導を通じて、自らの経験を次世代へ伝えられることも誇りにつながります。

さらに、長年の勤務で築いた人間関係は心強い支えとなります。職場内に信頼できる仲間や友人が増え、仕事だけでなくプライベートでも支え合える関係を築けるのは、ベテランならではの強みです。

業務上の裁量も広がり、患者さんに最適なケアを自らの判断で実施できることは、専門職としての充実感を深める要素となります。

3-3.看護師長・看護管理者のやりがい

看護師長や看護管理者のやりがいは、チーム全体をまとめ、組織的な成果を生み出せる点にあります。管理職になると、業務の効率化やスタッフの教育、職場環境の改善に取り組み、看護部門の質を高める役割を担います。メンバーが目標を達成したときや、スタッフが自信を持って業務に臨む姿を見たときに、強い達成感を得られます。

また、管理職は経営側との橋渡し役として病院運営に関与でき、チーム医療を能動的に進められる立場でもあります。自らの考えを組織運営に反映し、患者さんとスタッフ双方にとってよりよい環境を整備できることは大きな責任であり、同時に誇りとなります。

人材育成や組織づくりを通じて、看護の未来を支えている実感を得られる点が、看護師長・看護管理者ならではのやりがいです。

4.今看護師としてのやりがいを感じられていないなら

バインダーを持った看護師がスライドドアを開けようとしている

毎日忙しい日々を過ごしていても、「充実感がない」「やる気がでない」「仕事が楽しくない」など、やりがいを感じられていない方も少なくありません。そのようなときはどうすればよいか、詳しくお伝えします。

4-1.やりがいを見出せないことに自己嫌悪する必要はない

実際のところ、仕事にやりがいが見出せないと感じる先輩看護師は意外に多いです。毎日の目の回るような忙しさのなか、常にやりがいを感じ続けて働くのは簡単ではなく、多数のスタッフと連携しながら仕事に臨むケースが多いため、人間関係に疲れてやりがいを見失うことは珍しくありません。

「大きな責任をともなう仕事だから」「感謝してもらえる仕事なのに…」と、自己嫌悪に陥る必要は全くありません。

自己嫌悪を感じるときは、「働きすぎているのでは」「自分の時間が確保できていないのでは」と、日々の働き方を振り返ってみましょう。

4-2.なぜ看護師を目指したのかを思い出してみる

看護師は誰もが簡単になれる職業ではないので、看護師になるための研究や論文執筆など、勉強や実習のために多くの時間を費やした方も多いでしょう。

そのような大変な思いをしてでも看護師を目指していた理由やきっかけを、もう一度思い出してみるのもよいかもしれません。また、当時描いていた理想の看護師像を思い出し、今のご自身との差をとらえ直して目標を設定し直してみましょう。

過去、ともに努力した仲間に、悩み相談してみるのも1つの手です。仲間たちと悩みを共有することで自然と心のつかえがスッキリすることも十分あり得ます。

4-3.自分の価値観を見つめ直し転職を考えるのも一つの手

ほかの看護師たちがどのような部分にやりがいを感じているのか、そして、過去の自分はどのようなことを求めて看護師を目指そうと思っていたのかを整理してみても、なおやりがいを見出せない方もいるでしょう。

「辞めたいわけではないけれど、とにかくやりがいが見出せない」「業務以外の人間関係がうまくいかない」「もっと成長したい」のような思いがあるなら、職場環境が合っていない可能性があります。

今一度、自身の価値観を見つめ直し、今の職場があまり適していないと感じるなら、いっそのこと転職を考えるのも1つの手段です。新たな職場で働いてみると、これまでの悩みが嘘のように業務にやりがいを見つけられるかもしれません。

5.まとめ

看護師はやりがいを感じられる仕事の1つですが、肉体的・精神的な負担も大きいです。ときにはやりがいを見失って看護師を続けることに悩みを抱く場合もあるかもしれません。転職エージェントを活用して、働き方や職場を見直すのも一案です。「マイナビ看護師」では、看護師専任アドバイザーがあなたのキャリアをサポートします。

心身の負担が続いて「一度は病院以外で働こう」と考えたものの、キャリアアドバイザーとの面談を通じて「看護師として大切にしたい軸」を整理できた方もいます。その結果、別の病院へ転職して、改めてやりがいを感じながら働けるようになったケースもあります。

マイナビ看護師」を上手に活用して、仕事に対するやりがいを見つめ直してみましょう。

※当記事は2025年9月時点の情報をもとに作成しています

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