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vol.009 ヘッドラインニュース

やりがいあっても、仕事を辞めたいという看護師が7割超

2018.08.30 2022.09.29

日本医療労働組合連合会は、看護職員(看護師、准看護師、保健師、助産師)の労働と健康実態を明らかにするため、昨年5月~7月に全国で大規模な調査を行いました。この調査のなかで浮き彫りになったのが、絶対的な人手不足による深刻な健康実態です。

「慢性疲労」「健康不安」7割超、「強いストレスや悩み」6割

看護職員33402名の7割超が「慢性的な疲労」「健康不安」を感じ、「強いストレスや悩み」に関しても6を超える結果となりました。これらの結果は、看護師が休憩時間も取れず時間外労働を行っているという実態が看護師の認識として現れたようです。 また、看護師の約7割が仕事を辞めたいと思いながら働いており、時間外労働が多いほど、その比率が高い傾向にありました。 辞めたいおもな理由として挙がったのは以下の3つです。

「看護師を辞めたい」おもな理由ワースト5

1位 人手不足で仕事がきつい(47.7%) 2位 賃金が安い(36.6%) 3位 思うように休暇が取れない(33.7%)

参照:日本医療労働組合連合会「2017年看護職員の労働実態調査」

2025年に向けて人手不足は、さらに悪化することが予測されます。そうなると悪循環に陥り、辞めずに残って働いている看護師にも影響を及ぼす可能性も考えられます。いま現在、辞めたいと思っていない看護師にも、「辞めたい」という気持ちが波及することも十分に考えられます。 国は働き方改革を進めていますが、医療分野においてもこれに特化した働き方改革を進めていく必要があるでしょう。とくに看護師の場合は、交代制勤務が身体的疲労に影響している面もあります。月の夜勤時間に制限を設けた「夜勤72時間ルール」を決めるなど対策に乗り出してはいますが、この調査結果からは、まだまだ看護師の負担軽減にはつながっていないと考えられます。看護師の「辞めたい」の根底にあるものはなにか、細かい仕事内容も含めた見直しが期待されます。また、看護の仕事から離れてしまった潜在看護師へのフォロー体制や、個人のニーズに合わせた求人情報の提供の仕方なども突き詰めていくべき状況かもしれません。

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