病院以外の職場で働きたい看護師必見!おすすめの職場10選|お役立ちガイド | 【マイナビ看護師】≪公式≫看護師の求人・転職・募集

vol.024 キャリアアップの強化書

病院以外の職場で働きたい看護師必見!おすすめの職場10選

2021.07.02 2021.07.02

看護師が働ける職場は、何も病院やクリニックだけと決まっているわけではありません。医療機器メーカーや一般企業、介護施設、保育園など、看護師が活躍できる職場は意外に多いのです。

マイナビ看護師の「看護師白書 2020年度版」でも、25%近くの看護師が病院やクリニック以外で働いていることがわかります。

現在の職場は?
・病院…63.4%
・クリニック…13.0%
・介護福祉施設…10.0%
・訪問サービス…4.3%
・企業…2.1%
・その他…7.0%

このように、病院以外の多くの職場で看護師が必要とされていることがわかります。今回は、病院以外の転職先おすすめ10選をご紹介します。転職を検討する際は、病院以外の職場にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

1.病院以外の転職先おすすめ10選

病院以外にも、診療所やクリニック、介護福祉施設、企業など、看護師としての経験や資格を活かして「自分らしく働ける」職場がたくさんあります。

この項目では、病院以外で看護師が活躍できるおすすめの転職先10選をご紹介します。転職後がイメージしやすいように、仕事内容や給与などもわかりやすく解説しています。

求人を探す際は、職場の選択肢を広げることで、自分の希望により近い条件の転職先に出会えるかもしれません。

1-1.一般企業の産業看護師

【一般企業の産業看護師の仕事内容】
産業看護師は一般企業の医務室などに勤務し、従業員の健康管理業務を任されます。
具体的には、次のような仕事を行います。
・健康診断の際の外部との連絡・調整役
・メンタルカウンセリング
・怪我や病気の応急処置
・過重労働対策

企業の健康診断は外部機関に依頼されることが多く、産業看護師は連絡・調整役を任されることがほとんどです。
メンタルカウンセリングでは、うつ病など精神疾患の発症を予防するために、心身に不調を感じている従業員の相談に乗ります。

従業員が仕事中に怪我や病気を発症した際の応急処置に対応することも産業看護師の仕事です。
過重労働対策では、長時間労働などに該当する従業員と面談し、必要であればその旨を企業と共有します。
以上のように、産業看護師は企業の従業員が健康な状態で仕事に取り組めるよう、さまざまなサポートをするのが仕事です。

産業看護師には夜勤がありません。急な怪我などへの対応で残業が発生することも考えられますが、それほど長時間にはならないでしょう。

産業看護師は勤める先の企業の「従業員」という立ち位置です。そのため、一般に勤める方と同じく企業の規模や雇用形態により給料の幅が大きいです。しかし現在、産業看護師を常駐させている企業は大手の上場企業などが多いため、それらに転職できれば給与体系が高くなる可能性があります。

1-2.保育園や幼稚園(こども園)

【保育園や幼稚園(こども園)の仕事内容】
保育園などで働く看護師の主な仕事内容は次の通りです。
・子どもの健康管理
・職員の健康管理
・子どもの家庭と保護者の健康管理

子どもの健康管理では、怪我や病気へ対応したりアレルギーを持つ園児をサポートしたりします。トイレや廊下など、園児がよく使う場所の衛生状態の確保も行います。また、保育士の補助をすることも特徴です。

職員の健康管理では、職員を対象とした健康診断の準備や、病院との連絡業務を担当します。園児や保護者向けの保健指導を事前に職員に向けて周知させることも仕事のひとつです。

子どもの家庭と保護者の健康管理では、「保健だより」などを通じて、流行中の病気を知らせることや保健指導、予防接種の情報提供などが主な仕事内容です。

保育園などで働く看護師は、子どもを通じたさまざまな業務を任されることが特徴です。

内閣府発表の「令和元年度 幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果」では、公立の常勤は月収約40万円、公立の非常勤は月収約21万円です。常勤と非常勤では約20万円近く差があり、勤務形態によって大きく待遇が違うことがわかります。

保育園などでは夜勤がなく、残業も少ないことが特徴です。給与をそれほど重視しない人であれば、ワークライフバランスを保ちやすい職場といえるでしょう。

1-3.訪問看護

【訪問看護の仕事内容】
訪問看護は、利用者さんの自宅に出向いて、医師の訪問看護指示書に沿って医療処置や健康管理などを行います。
具体的な仕事内容は次の通りです。
・健康状態のチェック
・栄養管理や排泄・体位変換のサポート
・褥瘡(じょくそう)予防のケア
・医師の指示の下、点滴やインスリン注射、カテーテル管理
・人工呼吸器などの管理
・リハビリ
・ターミナルケア

以上は利用者さんに直接関わる内容ですが、家族に対するアドバイスやサポートも仕事に含まれます。
たとえば在宅介護へのアドバイス、人工呼吸器の使い方指導などです。

訪問看護は利用者さんと向き合う時間が長い仕事なので、その分責任の重さも伴います。夜勤がない代わりにオンコールがあることも特徴です。しかし、働く日数や時間は調整しやすいため、プライベートの事情に合わせやすい働き方といえます。

日本看護協会の「2014年 訪問看護実態調査 報告書」を見ると、訪問看護師の平均月収は約33万円と、看護師全体の平均月収(*1)である約33.6万円と比べてみてもほぼ変わりがありません。夜勤がない分オンコールに対応する必要はありますが、頻度はそれほど多くありません。体力的な負担を抑えながらも収入を減らしたくない方におすすめの働き方です。

*1出典:政府統計「1 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」から独自算出

1-4.治験支援を行う機関(CRC)

【治験支援を行う機関(CRC)の仕事内容】
治験コーディネーター(CRC)は、治験の準備や被験者のケア、医師のサポートなどが主な仕事です。
治験に関わるうえでの仕事内容は次の通りです。
・治験薬についての勉強
・医療スタッフへ治験薬について説明
・被験者の選定
・医師とともに被験者に治験内容を説明
・被験者の診察予定の管理
・薬の管理方法の指導
・治験実施中のモニタリングと被験者への対応
・治験終了後の報告書作成

このように仕事内容は被験者への対応や報告書作成など、多岐にわたることが特徴です。
治験コーディネーター(CRC)に資格は要りません。しかし、医学に関する知識は必要なため、資格保有者は優遇される傾向にあります。実際に看護師資格を保有している治験コーディネーター(CRC)は多いことが特徴です。

治験コーディネーター(CRC)は仕事内容が多岐にわたりますが、医師や看護師などと比較すると責任が若干異なるため、看護師の平均より給与が低く抑えられる可能性があります。また、病院のような夜勤もないため、転職当初は収入が下がる可能性があることも覚えておきましょう。

1-5.医療機器メーカー(フィールドナース)

【医療機器メーカー(フィールドナース) の仕事内容】
フィールドナースとは、医療機器メーカーに勤務し、自社製品のプロモーションなどを行う仕事です。
具体的には以下のような仕事を行います。
・医師を相手に自社製品をプロモーション
・医療機関や展示会でのデモンストレーション
・医療機関で自社製品の操作指導
・自社製品販売後のアフターケア

フィールドナースは医療行為を行わないことが特徴です。そのため、看護師として身に付けた「知識を活かす仕事」といえるでしょう。

フィールドナースは一般企業に勤める会社員のため、土日が休みです。夜勤もないため、安定した生活リズムを保って働きたい方にはおすすめの職場です。

給与面ですが、一般に勤める方と同じく業績に貢献すればより多く稼げる可能性があります。ボーナスやインセンティブなども期待することもできるでしょう。また、職場におけるリーダーやマネージャーになれば、看護師として勤めていたときより月収が上がる可能性があります。

1-6.健診センター・献血ルーム

【健診センター・献血ルームの仕事内容】
検診センターや献血ルームで働く看護師の仕事内容は、主に次のようなものです。
・問診
・身長・体重測定
・血圧・肺活量測定
・視力・聴力・尿検査
・採血
・乳がん・子宮がん検査などの診察補助

とくに注目したいのは採血です。検診センターや献血ルームでは、一日に何度も採血をします。誰にでも得意不得意はありますが、採血が苦手な方には向いていない職場でしょう。

しかし、重篤な患者さんへの対応や救急対応などはないため、大きなプレッシャーにさらされることなく働ける職場ともいえます。

病院併設の健診センターや人間ドック専門施設、がんセンター、自治体運営の保健センターなど職場が多岐にわたるので、施設や運営母体によって給与に幅があります。しかし、「夜勤なし」「残業少なめ」のため、基本的に稼げる職場ではないことは覚えておきましょう。

一方、その分病院看護師よりも体力的な負担を減らして働けます。 「夜勤がつらくなってきた」「毎日の疲れが抜けなくなってきた」そんな方は、健診センター・献血ルームへの転職を検討してみてはいかがでしょうか。

1-7.介護施設・高齢者向け施設

【介護施設・高齢者向け施設の仕事内容】
介護施設などでの看護師の仕事内容は次の通りです。
・バイタルチェック
・口腔ケア
・爪切り
・軟こう塗布
・薬の管理
・軽い怪我の処置
・ストマ器具の排泄物処理
・呼吸器ケア など

看護師単独での医療行為は禁止されていますが、医師の指導があれば、採血や点滴、たんの吸引、・褥瘡(じょくそう)処置などにも対応します。

国内の高齢者数は増加傾向にあるため、介護施設や高齢者向け施設での看護師需要は今後高まると予想されます。
病院看護師ほど体力的に負担もかからないため、年齢を重ねてからやブランクのある場合でも転職しやすい職場といえるでしょう。

日本看護協会の「特別養護老人ホーム・介護老人保健施設における看護職員実態調査」では、特別養護老人ホームの平均月収(正社員)は約30万円、介護老人保健施設の平均月収(正社員)は約32万円です。看護師全体の平均月収(*1)である約33.6万円よりやや低い程度です。介護施設のなかにはデイサービスなど夜勤のない職場もあります。そのため、職場によっては収入がある程度下がると考えたほうが良さそうです。

*1出典:政府統計「1 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」から独自算出

1-8.トラベルナース

【トラベルナースの仕事内容】
トラベルナースとは、期間限定で看護師が足りない地域の病院に勤務する働き方です。応援ナースや応援看護師とも呼ばれます。
トラベルナースの仕事内容は、常勤の看護師と変わりません。
名前に「トラベル」と入っていますが、旅行に付き添うツアーナースとは異なります。雇用形態は派遣であったり、系列病院の正社員であったりとさまざまです。

一定期間のみ働くため、同じ人間関係に悩まされ続けることは少ないでしょう。離島でも働けるため、へき地医療を経験したい方や、旅行好きな方におすすめです。

しかし、何度も職場が変わることになるため、結婚してパートナーや子どもがいる方にとっては難しい働き方といえます。

トラベルナースは期間限定のため月収が高額な職場が多いです。交通費やアパート代、光熱費などを負担してくれる職場もあるため、通常の看護師よりも稼ぎやすいでしょう。ただし、トラベルナースは期間限定で働くためボーナスや昇給は期待できません。また、期間終了後の引っ越し費用が自己負担のところもあるのでご注意ください。

1-9.ツアーナース

【ツアーナースの仕事内容】
ツアーナースとは、学校の修学旅行や企業の研修旅行などに付き添う看護師のことです。
主な仕事内容は次の通りです。
・旅行前の打ち合わせ
・旅行者の健康状態の把握
・旅行者の服薬管理
・病気や怪我への初期対応
・食物アレルギーを持つ旅行者の食事管理

ツアーナースには、明確な勤務時間がないため、具合の悪い旅行者がいれば時間を問わずに対応する必要があります。そのため基本的に「残業あり」「夜勤あり」と考えたほうが良いでしょう。

求人は単発のものが多いため、正社員の求人が少ないことが特徴です。継続的に続けることも難しいため、日頃のストレス解消や違った環境で働いてみたい場合に、アルバイトとしてやってみるのがおすすめです。

ツアーナースはほとんどが日給制になっており、旅行の内容によって給料が変わります。旅行シーズンとなれば求人は増加しますが、年間を通して安定的に稼ぐのは難しいでしょう。ボーナスや昇給も期待できません。「多く稼ぐ」ことを目的とするのではなく、次の職場が決まるまでのつなぎや、家庭の事情に合わせて取り組む仕事といえます。

1-10.テーマパークなどの救護室

【テーマパークなどの救護室の仕事内容】
日本各地のテーマパークでも看護師は働けます。
主な仕事内容は次の通りです。
・怪我や具合が悪くなった人への応急処置
・病院搬送の付き添い
・薬品・医療器具・リネン・車椅子などの在庫管理
・カルテ整理
・データ入力業務

データ入力業務では、WordやExcelが使えるスキルも必要です。

テーマパーク内での仕事となるため、土日は休めないと考えた方が良いでしょう。また、外国人観光客への対応も必要となる場合もあります。

パーク内が混雑する日は救護室も忙しくなることが予想されますが、それ以上に「非日常を提供する場」の一員になれることが魅力の職場といえるでしょう。

給与は時給制であることが多く、勤務する時間帯によって給料に幅があります。基本、夜間帯は時給が上がる仕組みとなっています。また、交通費の支給だけではなく、着替え手当やキャスト限定割引などを頂けることが多いです。

2.新卒では病院以外はおすすめしません

病院以外に転職する場合、臨床経験を問われる場合があります。しかし、新卒の場合は臨床経験がないため、採用される可能性は低くなります。

そのため、新卒の方はまずは病院などの医療機関で経験を積むことをおすすめします。もし病院以外の職場に興味があるなら、3年ほど経験を積んでから転職するのが良いでしょう。

3.病院以外は求人倍率が低いため、万全の対策を

看護師は人手不足が叫ばれて久しい職種ですが、病院以外は求人倍率が低いことが特徴です。つまり、病院以外は看護師であっても転職しにくいのです。

ちなみに、日本看護協会の2017年度「ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人に関する分析結果」を見ると、施設種類別の有効求人倍率がわかります。

「病院(20~199床)」の2.55倍を上回っているのは、「訪問看護ステーション」の3.78倍のみです。これは病院以外で転職先を探す場合、訪問看護ステーションを除いた職場の競争率は高いということです。

病院以外に転職したい場合は、自分の強みと弱みをしっかり分析して、万全の対策を立てて転職活動に臨みましょう。

まとめ

今回ご紹介したように、看護師が活躍できる職場は病院以外にもたくさんあります。ワークライフバランスを保ちやすい職場が多いため、激務や夜勤のつらさにお悩みの方にはとくにおすすめです。ただし、病院以外の職場は競争率が高いため、万全の対策を立てて臨む必要があります。病院以外に確実に転職したい方は、マイナビ看護師を利用してみましょう。

マイナビ看護師なら、無料転職サポートを実施しているため、初めて転職活動する方も相談しやすいことが特徴です。転職活動をサポートしてくれるのは、看護業界に精通したキャリアアドバイザーです。産休や有給の取得実績もチェックできるため、病院以外に転職をお考えの方は、ぜひ活用してみてください。

\ご希望に合った求人を紹介します/

「事前に職場の雰囲気を知りたい」「求人票に書いてないような情報を知りたい」……そんなときは、看護師転職のプロ「マイナビ看護師のキャリアアドバイザー」にお任せください。すべて無料であなたにピッタリの職場を探すお手伝いをさせていただきます。まずはお問い合わせください!

\今すぐ1分で完了/ 無料転職サポートに申し込む

 

\本当に自分に合った職場を探そう!/