夜勤を任せてもらえない
夜勤を任せてもらえない
外科で5年、ブランクを経て、手術室で2年の経験がある30代の看護師です。入職日に整形外科で3年経験のある、私より若い人が入職しました。彼女とは同期になりますが、彼女より私のほうが6歳年上です。試用期間を経て、勤務表を見たら、来月末から彼女に夜勤マークがついていました。 先日、私はいつから夜勤に入れるのか、主任に何気なく聞いたのですが、時期についてはうやむやなままです。即戦力を求めるなら私を先に入れたほうがいいのに……と思います。前の病院では普通にバリバリ夜勤をしていたのに、私は戦力外だと言われているようで、とても悩んでいます。
思い込みを見抜く力を育ててみて
軌道修正のチャンスを逃さずに
私たちは社会において、ある程度の経験をすると、いつの間にか「社会通念」に惑わされ、あたかもそれが「真実」かのように受け取り、知らない間に刷り込まれる場合があります。 例えば、「社会経験や年齢が上の人が立場的に上だ」あるいは「経験がある人のほうが優遇されて当然だ」のような思い込みがある場合、「そうではないと感じる現実」に直面したときに、「抵抗」してしまいます。「思い込み」そのものは決して悪いものではなく、扱い方次第では強力な武器になりますが、自分の心がどんどん好ましくない方向にいった場合、速やかに軌道修正する必要があるのです。
その考えは「事実か」を見抜いて
私たちが何かに対し、抵抗を抱いたときの簡単な対処方法として、「私の考えは100% 、誰にでも通用する考え方なのか」という問いを自分に投げかけることです。 それは、今回のケースの場合、「社会経験や年齢が上の人が立場的に上だ」あるいは「経験がある人のほうが優遇されて当然だ」といった考えに対し、「それは、世界中のありとあらゆる場面において、絶対不変の事実なのか」という形で自分に問うことです。それにより「これらの考えは自分の思い込みであり、事実ではない」という認識に意図的に変えることで、気持ちが楽になり、冷静な心を取り戻す可能性が高くなります。 「短期的な視点」でとらえると今は決してうまくいっているとは思えないかもしれませんが、うまくいく人は自分の人生を「長期的な視点」でとらえることに長けています。目先の「達成」ではなく、その問題はいずれ、必ず解決するのだから、「今は、自分にできる最高のことをしよう」という考え方が、成功の鍵といえるでしょう。たとえ今は戦力外だったとしても、それをバネに着実に力をつけていくことに注力したとき、「夜勤に入れるのか」「いつ入れるのか」などの問題は気にならなくなります。思い込みを取り払った上で、さまざまなことにチャレンジしていくことをおすすめします。
坂口 千絵(さかぐち ちえ)
看護師/物語体験クリエイター/ライフコーチ
WEBライターとして8社で執筆。個人セッションは延べ2,250名以上、自身の講座では満足度94.7%を達成。自己理解コーチとして最優秀MVPを2回受賞。八木仁平氏の著書『世界一やさしい「才能」の見つけ方』では、「才能の具体例1000リスト」の制作・監修、「才能を『見つける→活かす→育てる』300の質問」とLINE特典「300の質問回答例」の執筆を担当。物語体験を800回以上経験し、物語と対話を組み合わせたオンライン体験を企画・提供。
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