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05病棟の業務改善って何をするの!?

病棟の業務改善って何をするの!?


「え~っ。また変わるの~今のままでいいじゃん」
「ここは聞いてるけど、そのあとは聞いてないから知らな~い」
病棟の業務改善策に対して、リーダー格のB子さんの「ブツブツ発言」が始まったばい。
このような発言をする人を「ダダこね子ども」と称するばい。なぜなら、物事をすべて周囲・環境のせいにする自己成長しとらん子どもやけん。
エキサイトしすぎて、九州弁が炸裂してしまいました(笑)。
とはいえ、人は新しい挑戦を避けると言われています。挑戦することにより、起こる“変化”を恐れるからでしょう。
各国でベストセラーとなり、数多くのトップ企業が社員教育に採用している、スペンサー・ジョンソンの著書『チーズはどこへ消えた?』には、“周囲の環境に変化が起きたときは、その変化に適応しよう”また、“変化を恐れず行動することが大切”というメッセージが込められています。変化しないことは楽かもしれませんが、変化をすることで人は成長していくのではないでしょうか?
業務改善も“変化”です。本を一読すれば、B子さんのような考え方は、子どもだと気づくはずです。

そもそも【現状維持】とは――
【現状】「現在の状態」
【維持】「物事をそのままの状態でもち続けること」
――岩波書店『広辞苑』
つまり、「現在の状況を変化しないように保つこと」です。これは、よい状態であることが前提。何らかの不具合が生じたあるいは、より一層効果を得るためには“改善”が必要となります。
では、【改善】とは――
【改善】「悪いところを改めてよくすること」
――岩波書店『広辞苑』
業務を行う上で、もっとも必要なのは正確に遂行する事だけど、遂行するときに、色々な角度から業務の方法を見て疑問を抱く事も重要です。見方を変えて改善、工夫をしたらもっとよい結果が得られるはずです。
たとえば、良好でない患者さんと看護師の関係で、双方に笑顔が生まれるようにするには、“改善”が必要になります。さらによくするためには、“工夫”と“発想力”が必要となります。ここでいう発想力とは、「考え、概念、想像を展開させたり,まとめたりして形を整え作っていく力」です。この力を付けるには、常日頃から発想力を高めることが大切。では、どうやって発想力を付ければよいのでしょうか?
①「感動すること」材料はなんでもOK!
②「もし私が○○○○だったらどうするか?」を想像する
鍛える方法はたったこれだけ!
今からでも遅くなか、してみらんね。

今回のケースは業務改善の内容を知れば解決するということではありません。B子さんは、長く務めた病棟の変革に自分が付いていけるか心配なんでしょう。そして、それが悩み。変化を受け入れず、現状維持をするのは勝手だけど、ダダをこねて周囲の人を巻き込むのはルール違反!
おりん姉さんが、アナタにとっておきの処方箋を出しましょう。
- 1プライドは脱ぎ捨てて!
- 2最初の一歩は、みんなで踏むから怖くない!
- 3発想は、人頼りでOK
「変わる」のはひとりじゃありません。プライドを捨て考えてみましょう。
怖いのはみんな一緒だから大丈夫!
発想は人頼りでも、工夫して自分の発想に変えちゃえばいいんです。「私には工夫する発想力がない」という人は、先に紹介した発想力を鍛える方法を日々実践してみて!自然と発想力が身につきますよ。
おりんのアドバイスを素直に受け入れた最近のB子さんは――
病棟の業務改善に自分の考え、工夫した発想が反映され、
形となることで、B子さん自身も大きく変わりました。
ふてくされる子どもから、
みごとに美しく輝くおとなに変身できたのです。
「変わる」を「やりがい」に変換すると
自己成長につながるったい。

佐賀女子短期大学付属看護学校を卒業後、33年間看護師として民間病院や公的病院での一般急性期の医療に携わり、看護実践や教育・看護管理などの経験を培う。豊富な経験を活かした講演会やセミナーは悩める看護師たちに高く評価されている。現在は、医療法人鵬志会 別府病院にて看護部長として勤務中。

行徳倫子(ぎょうとくりんこ)
佐賀女子短期大学付属看護学校を卒業後、33年間看護師として民間病院や公的病院での一般急性期の医療に携わり、看護実践や教育・看護管理などの経験を培う。豊富な経験を活かした講演会やセミナーは悩める看護師たちに高く評価されている。現在は、医療法人鵬志会 別府病院にて看護部長として勤務中。
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