看護師面接の「患者さんとのエピソード」の回答例文集|評価される構成と伝え方を解説|お役立ちガイド | 【マイナビ看護師】≪公式≫看護師の求人・転職・募集

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看護師面接の「患者さんとのエピソード」の回答例文集|評価される構成と伝え方を解説

2026.03.04 2026.03.04

「面接で患者さんとのエピソードを聞かれるのが不安」「自分には誇れるような特別な話がない」など、看護師の採用面接に向けて悩んでいる方は多いのではないでしょうか。 

 「患者さんとのエピソード」は、看護師面接でよく聞かれる質問の一つです。面接官は「すごいエピソード」を聞きたいのではありません。エピソードを通じて、あなたの「看護観」や「仕事への姿勢」を見ようとしています。 

 この記事では、ありふれた日常の看護から評価されるエピソードを作り出す方法と、具体的な回答例を紹介します。 

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プロフィール

藤木 聖夏

看護師/助産師/ライター

看護大学、助産専門学校を卒業後、助産師として総合病院の内科・産婦人科混合病棟、産婦人科病棟・外来を経験。現在は産婦人科クリニックに勤務しています。産前産後のお母さんや家族と関わる中で、出産後の生活に根ざした継続的な支援の必要性を感じ、その一環としてライター活動を開始しました。

目次

1.看護師の面接で「患者さんとのエピソード」が重視される理由

看護師の面接では、「印象に残る患者さんとのエピソードはありますか。」という質問をよくされます。 

 ここでは、なぜ患者さんとのエピソードが重要視されるかを見ていきましょう。

看護観・人柄を見るため

「患者さんとのエピソードを教えてください」という質問では、応募者の看護観や人柄を見ているケースが多いです。 

患者さんとのエピソードには、あなたがどのような視点で患者さんを見ているか、どのように関わっているかがよく表れます。 

エピソードを聞くことで、患者さんの疾患だけでなく、患者さんの思いや背景に目を向けられているか、患者さんと誠実に向き合っているかを判断しているのです。 

課題に対してどう考え、行動する人物かを確認するため

面接官は、「患者さんとのエピソード」という質問を通じて、困難な場面でどのように考え、工夫して行動に移せるかも見ています。 

患者さんとの関わりのなかでは、困難な場面に遭遇することもあったかもしれません。 

そんな状況のなかで自分の状態や対応を客観視できるか、同僚や先輩、他職種に相談して連携できるか、別の視点で解決策を探ろうとする姿勢があるかなどが評価されます。

病院の理念や雰囲気にマッチするか判断するため

患者さんとのエピソードを通して、看護観や人柄が病院の理念や職場の雰囲気と合っているかを確認しています。 

例えば、患者さんの思いを尊重し、チームで連携しながら関わった経験が語られると、「患者中心の看護」や「多職種連携」を重視する職場との親和性が高いと判断されやすくなります。 

自院の方針や看護観に共感し、それを日々の看護のなかで実践しようとする姿勢が感じられるかどうかが、採用判断の重要なポイントです。 

2.面接官が評価する患者さんとのエピソードの特徴

れでは、面接のときに「患者さんとのエピソードで印象に残っているものを教えてください」と聞かれたら、具体的にどのようなエピソードを話すとよいのでしょうか。 

 評価されるエピソードの特徴としては、以下が挙げられます。 

  • ・具体的な行動が描写されている 
  • ・患者さんの変化が分かる 
  • ・看護師自身の学びが語られている 

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。 

具体的な行動が描写されている

エピソードを語る際は、実際にあった患者さんとの関わりで、自分がどのように考え、どのような行動をしたかを伝えることが重要です。 

具体的な関わりや自分の行動とともに、なぜそのようにしようと思ったかを伝えられると、根拠を持って行動できる人だと評価されます。 

患者さんの変化がわかる

評価されるエピソードには、看護師自身の関わりによって「患者さんにどのような変化があったのか」が具体的に盛り込まれています。 

例えば、自分の対応によって表情が和らいだ、不安を口にしてくれるようになった、治療に前向きな姿勢が見られたなど、行動や気持ちの変化が伝わると、話に説得力が生まれるでしょう。 

結果が明確になることで、「どのような関わりが患者さんに影響を与えたのか」を面接官がイメージしやすくなり、評価につながりやすくなります。 

看護師自身の学びが語られている

エピソードを伝える際は、経験から何を学んだか、今後どのように活かしたいかといった内容を含めることも重要です。 

エピソードの内容を話すだけでは自分の体験談で終わってしまいますが、それを活かした次の行動や考え方をセットで伝えることで、日々成長しようとする姿勢が評価されるでしょう。 

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3.【経験年数別】患者さんとのエピソードの回答例文

新卒看護師の患者さんとのエピソード

護実習中に受け持った患者さんとの関わりで、小さな変化に気づくことの重要性を学んだエピソードです。 

精神科病棟で受け持った患者さんは精神疾患のある男性の患者さんで、不安が強く、見慣れない看護学生を見ると落ち着かない様子がありました。指導者さんからは、2週間ほどシャワーを浴びられていない状況だと聞いていました。程シャワーが浴びられていないことを聞いていました。 

はじめはなかなか意図していることを聞き出せず、コミュニケーションが難しいと感じていました。しかし、私がしていたことはコミュニケーションではなく、一方的な患者さんへの質問だと気づきました。 

まずは患者さんの大切にしていることや思いを知ることが必要なのではないかと考え、好きなものの話を伺ううちに、少しずつ会話のキャッチボールが繋がるができるようになりました。 

ギターが好きで、バンドマンにあこがれ長髪にしているようで、ヘアスタイルに触れると、少しだけ笑顔が見られました。次の日実習に行くと、指導者さんから久しぶりにシャワーを浴びられたこと、ヘアスタイルに触れてもらったことが嬉しかったことを聞きました。 

この体験で、何気ない発言から患者さんの大切にしていることに寄り添う姿勢と小さな変化を見逃さないことの重要性を学びました。  

看護学生の場合、患者さんとの関わりは実習中の経験に限られるため、「社会人経験が浅くて不利なのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、面接では実習での経験から「どう考え、どう工夫したか」が伝われば十分評価につながります。 

評価されやすいのは、患者さんの様子をよく観察しているか、指導者や先輩看護師の助言をもとに行動を修正できているか、小さな変化や気づきを大切にしているかといった点です。 

実習は緊張感があり、時間も限られています。そのなかで、単なる情報収集や形式的なコミュニケーションにとどまらず、患者さん一人ひとりの背景や思いを踏まえた関わりができているエピソードがあれば、看護への姿勢が伝わりやすくなるでしょう。

臨床経験1〜3年の看護師のエピソード

科病棟で勤務しているときに、切迫早産で長期入院をしていた患者さんとの関わりが印象に残っています。 

経産婦さんで、上の子や家族と離れて入院していることが辛い、早く退院したいけど退院できないこともわかっていて、そのジレンマで泣いていらっしゃいました流涙していました。 

患者さんの立場に立って考えると、先が長い入院の辛さ、日々成長する上の子のそば傍に居られない寂しさがありながらも、お腹の中の赤ちゃんのために必死に入院生活を続けていることがわかりました。その頑張りを日々支えながら、1週間の短期目標を共有することを心がけました。 

「お母さんが安静にしていたから、今週も赤ちゃんがお腹の中にいられましたね。」と声をかけると、涙ぐみながらも笑顔で「正期産まで長くて絶望していましたが、1週間ずつ乗り越えて、頑張りも認めてもらえて、少しずつ前向きに考えられるようになりました前を見られています。」と話していました。 

患者さんの立場で考え、少しずつ達成できる目標とビジョンを共有することの重要性を学びました。

臨床経験1〜3年の看護師が評価されやすいのは、日常業務のなかで患者さんとの関わりを「ただこなす」のではなく、意識して工夫している点が伝わるエピソードです。 

声かけの仕方を変えた、患者さんの反応を見て対応を調整したなど、小さな工夫でも問題ありません。よりよい関わりを目指そうとする姿勢が評価につながります。 

また、失敗や悩みを含めたエピソードも、若手看護師ならではの強みになります。重要なのは、失敗そのものではなく、その経験をどう受け止め、振り返り、次の行動に活かしたかです。試行錯誤しながら成長している過程を伝えられると、今後の伸びしろを感じてもらいやすくなるでしょう。 

臨床経験5年以上の看護師のエピソード

科病棟で勤務していた高齢の患者さんとの関わりで、チーム医療の重要性を改めて学びました。 

慢性疾患がある患者さんで、病状が悪化すると酸素投与や呼吸器装着になってしまうこともあり、ADLが低下し、経口摂取もできていない日が増えました。ある日、リハビリの時に「どらやきを食べたい」と話していたことをOTから聞きました。そこからチームでカンファレンスを設け、現在の患者さんの状況を整理後、経口摂取を目標とし、STの嚥下のリハビリ介入など、患者さんの意向に沿えるよう支援を進めました。 

どらやきは誤嚥リスクが高く叶わなかったものの、口から食べ物を食べられ笑顔になった患者さんを見て、チーム全体で患者さんを支援していくことの重要性を感じました。 

この体験から、他職種とも積極的に連携し、よりよい医療提供を目指したいと考えます。

臨床経験5年以上の看護師には、日常業務を滞りなくこなす力に加え、より複雑な状況への対応力や周囲を巻き込む力が求められます。そのため、面接では経験年数に見合った判断力や役割意識がエピソードから伝わるとよいでしょう。 

評価されやすいのは、対応が難しかった患者さんや判断に迷う場面など、いわゆる困難事例にどのように向き合ったかがわかるエピソードです。臨機応変さなどをうまく伝えられれば、新しい職場でも応用できる力があると判断されやすくなります。 

また、中堅・ベテラン看護師には、チーム医療の中での役割も期待されます。患者さんとの関わりを通して、ほかの看護師や医師、リハビリスタッフなどと連携しながら対応した経験が語れると、経験年数相応の視野の広さや調整力が伝わります。 

4.【診療科別】患者さんとのエピソードの回答例文

ここからは、診療科別のエピソード例を紹介します。自分の診療科に合うものを選び、自分なりにアレンジして使ってみてください。 

内科病棟における患者さんとのエピソード

慢性疾患を抱える患者さんに、食事指導を行ったときの反応とその後の経過が印象的でした。 

 生活習慣病で入退院を繰り返す患者さんに食事指導を実施していましたが、入院中も隠れて間食をとって血糖値が安定しないことがありました。これでは入院中の食事療法が退院後の生活につながりにくいのではと感じていました。しかし、患者さんが「家ではこんなご飯作らないからね、これではあまり食べた気がしないよ。」とつぶやいており、食事の献立や選び方を、患者さんの病態と普段の生活に合わせないと、退院後の生活に役立てられないことに気が付きました。 

 退院後も食事管理していくのは本人であるため、仕事を含め生活リズムや食事の好みを伺い、普段の生活に取り入れられる方法を一緒に考えました。血糖値が上がりづらい食事のとりかたと食材の選び方、味付けも提案し、「これなら家でもできそうだ。」と自分事として受け入れている様子がありました。 

退院後も継続して取り入れられるように、患者さんの生活に即した長期的な視点で支援する看護の重要性を学びました。 

外科・周術期における患者さんとのエピソード

術後の患者さんとの関わりで、術後の疼痛コントロールの重要性を学んだエピソードです。 

手術後の経過がよく、予定通り退院ができる患者さんが、退院したくないとつぶやいていたことがありました。 

退院したくない理由を伺うと、退院後の疼痛が不安で、日常生活や仕事ができるかも心配と話してくれました。入院中も疼痛があり、今後のことを前向きに考えられていない状況でした。退院後も動くことが多い場面では事前に飲んで疼痛を抑えてから動くこと、術後経過とともに徐々に疼痛も軽減していくため、疼痛があるときは積極的に鎮痛剤を使用することを説明しました。 

鎮痛剤を適切に使用してからは、疼痛が軽減し、前向きに退院後の生活を考えられ、笑顔が見られるようになりました。 

看護師からも積極的に疼痛管理ができるように働きかけることの必要性と、疼痛に関する不安を取り除くことの重要性を学びました。 

 

救急・ICUにおける患者さんとのエピソード

救急外来で勤務していたときに関わった緊急性の高い状態の患者さんへの関わりが印象的でした。 

 交通事故で患者さんが緊急搬送されてきて、到着時に出血が多く、一刻も早く手術が必要な状況でした。 

 出血の対応をしながら、限られた時間のなかで情報を整理し、逐一スタッフで共有すること、並行して患者さんの手術の準備を進めながらも手術室との情報共有を行いました。その後無事手術を行えました。 

 患者さんの状況に合わせ優先順位をつけ対応することと、緊急時こそスタッフ間の情報共有と連携を冷静に確実に行うことの重要性が実感できました。 

産科・小児科における患者さんとのエピソード

初産のお母さんで、退院が近づくと今後の生活が不安で泣いていた方との関わりが印象的です。 

産後、上手に育児をしており、声をかけても大丈夫ですと話していたため、不安を抱いていることに気づけませんでした。そこで、「何が不安か一緒に考えてみましょう」と声をかけ、ひとつずつ心配事を解消することにしました。 

話していくうちに、漠然と不安があったのが言語化でき、不安も軽減していき、「やっていた育児が間違っていなかった、退院してからも頑張れそうです。」と笑顔が見られました。 

この経験から、何気ない関わりのなかから一歩踏み込んで退院後の視点を伝えること、本人の不安なことを具体的にして確認することの重要性を感じました。 

在宅や施設における患者さんとのエピソード

自宅で過ごす患者さんと介護する家族との関わりで、患者さんだけでなく支援者も含めた視点が必要だと学んだエピソードです。 

自宅で過ごす高齢の夫婦で、夫の介護を奥さんが行っていました。日中はほぼ臥床して過ごしており、褥瘡ができている部分がありました。 

病院では医療資材が揃っていますが、在宅では自宅環境やコスト面で病院と同様の治療ができないことがあります。踵に母乳パッドを当てる工夫をされており、介護を担う奥さんから「ずれにくくて便利」と伺いました。 

治療が阻害されない範囲で、自宅で継続でき、介護者が扱いやすく、経済的負担にならないという視点が増えました。在宅看護では、本人・家族の生活に即した支援が重要だと学びました。 

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5.エピソードを伝える際は「PREP法」と「転職理由・志望動機との関連性」が重要

患者さんとのエピソードを面接で伝える際は、内容そのものだけでなく、「どのような順番で話すか」も重要です。 話が長くなったり、結論が見えにくかったりすると、良い経験でも評価につながりにくくなってしまいます。 

そこでおすすめなのが、「PREP法」を意識した伝え方です。PREP法を用いることで、短時間でも要点が整理され、論理的でわかりやすい回答になります。 PREP法とは、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論の再提示)」の頭文字をとったフレームワークです。 

ここからは、PREP法におけるそれぞれの要素と、転職理由・志望動機と絡めたエピソードの伝え方について詳しく解説します。 

Point(結論)

まずは、エピソードの要点となる結論を端的に伝えましょう。いわば「エピソードのタイトル」を最初に示すイメージです。 

「私の強みは〇〇です」「〇〇に気づいた経験があります」と先に述べることで、面接官はこれから何の話が始まるのかを把握しやすくなります。 

その結果、あとに続く話もスムーズに理解してもらいやすくなるでしょう。 

なお、結論には応募先の病院理念や看護方針と重なる要素を意識的に盛り込むことが大切です。 

Reason(理由)

次に、なぜその結論に至ったのか、背景となる状況や理由を説明します。どのような患者さんで、何が起こったかを要点を絞って伝えましょう。 

実際に起こった困難な状況を提示することで、そのあとの解決策としての行動がより引き立ちます。 

なお、年齢や疾患名などは必要以上に細かくせず、個人が特定されない表現に留めることも重要です。

Example(具体例)

「具体的な行動」の部分では、生じた状況に対して、どのようにアセスメントし、何を意識して行動したのかを具体的に述べましょう。 

あわせて、患者さんとの関わり方や声かけの工夫、その結果として患者さんにどのような変化があったのかまでセットで伝えると、実践力が伝わりやすくなります。

Point(結論の再提示)

最後に、そのエピソードから得た学びや気づき、自分の強みをあらためて整理して伝えます。そして、それを応募先の職場でどのように活かしていきたいのかにつなげて締めくくりましょう。 

経験を振り返るだけで終わらせず、「今後の看護にどう活かすか」まで示すことで、看護観や仕事への向き合い方がより明確に伝わります。 

6.エピソードを転職理由・志望動機に結びつけるコツ

患者さんとのエピソードを転職理由や志望動機につなげる際は、「気づき → 行動の変化 → 目指す看護」の流れを意識することが大切です。 

単に印象に残った出来事を語るのではなく、その経験を通して自分の看護観がどのように変化したのかを整理しましょう。 

例えば、患者さんの生活背景に触れたことで「退院後まで見据えた支援の重要性」を感じたのであれば、その後どのような関わりを意識するようになったのかまで伝えると、思考の深さが伝わります。 

そのうえで、その看護を実現できる環境として応募先を選んだ理由を述べることで、転職理由と志望動機に一貫性が生まれるでしょう。 

面接官は、なぜ転職を考え、なぜ自院を選んだのかを知りたいと考えています。エピソードを軸に、自分の価値観や目指す看護を具体的な言葉に落とし込むことが、納得感のある志望動機につなげるコツです。 

7.面接でマイナス評価につながりやすいエピソードの特徴

者さんとのエピソードは、看護観や行動力を伝える重要な材料になります。しかし、内容や伝え方を誤ると、かえって評価を下げてしまうこともあります。 

ここでは、面接で避けたい代表的なNGエピソードのパターンを見ていきましょう。 

「学び」や「次の行動」が見えないエピソード

患者さんに感謝された、喜んでもらえたといった話自体は悪くありません。 

しかし、その出来事から何を学び、今後どのように看護に活かそうと考えたのかが語られていないと、評価にはつながりにくくなります。 

面接官が見ているのは、経験を振り返り、成長につなげられるかどうかです。学びや改善点まで含めて伝えることを意識しましょう。 

周囲への不満や批判に聞こえてしまうエピソード

自分の頑張りを伝えようとするあまり、同僚や他職種の対応を否定するような内容になってしまうケースにも注意が必要です。 

看護はチームで行う仕事であり、周囲との協力姿勢は重要な評価ポイントです。 

「自分だけが正しかった」「周囲が動いてくれなかった」といった印象を与える話し方は避け、チームの中でどのように考え、関わったかを軸に整理しましょう。 

守秘義務への配慮が不十分なエピソード

患者さんが特定されかねない具体的な情報を含むエピソードも、面接では避けるべきです。 

年齢や疾患名、家庭状況などを細かく説明しすぎると、守秘義務への意識が低いと受け取られてしまうおそれがあります。 

必要以上に詳細を語らず、状況が伝わる範囲にとどめることが大切です。 

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8.患者さんとのエピソードが思い浮かばないときの対処法

「患者さんとのエピソードが思い浮かばない」と悩む看護師は少なくありません。 

ここでは、日常の看護からエピソードを見つけるための具体的な考え方を紹介します。

患者さんの印象に残った言葉や表情を手がかりにする

まずは印象に残った患者さんの一言や表情を振り返ってみましょう。「ありがとう」「よかった」と言われた場面、笑顔の場面だけでなく、困惑した表情や沈黙もエピソードのきっかけとなります。 

その場面で自分は何を感じ、どのように関わろうとしたのかを整理することで、看護師としての視点や姿勢が伝わるエピソードにつながるでしょう。 

日常業務の中の「うまくいかなかった経験」に注目する

日々の業務を振り返り、対応に悩んだ場面や思うようにいかなかった経験を思い出してみましょう。 

患者さんに意図が伝わらなかった、声かけに迷ったといった経験は、多くの看護師が通る道です。 

重要なのは、その出来事をどう受け止め、次にどう改善しようと考えたかです。試行錯誤しながら学んだ過程を整理することで、成長が伝わるエピソードになります。 

日々の看護業務を書き出して整理してみる

エピソードがどうしても浮かばない場合は、普段の業務内容を一度書き出してみるのも有効です。 

一日の流れに沿って、バイタルサイン測定、清潔ケア、食事援助、服薬確認、家族対応などを順番に整理していきましょう。 

その中で、患者さんとのやり取りや印象に残った場面が自然と浮かび上がってくるはずです。 

9.患者さんとのエピソードを「自分の言葉」で伝えるために意識したいポイント

者さんとのエピソードの内容が良くても、面接の場でうまく伝えられなければ評価にはつながりません。面接官に自分の看護観や人柄を伝えるためには、「何を話すか」だけでなく「どのように話すか」も重要です。 

特に注意したいのが、エピソードを丸暗記しようとすることです。一字一句覚えようとすると、本番で緊張して一部を忘れた瞬間に話が止まってしまうおそれがあります。その結果、かえって不自然な印象を与えてしまうこともあるでしょう。 

おすすめなのは、話の軸となるキーワードや絶対に外せないポイントだけを整理しておくことです。結論、学び、行動の工夫などを押さえたうえで、自分の言葉で話す練習をしておくと、多少言い回しが変わっても内容がぶれにくくなります。自然な受け答えができるよう準備することが、面接での評価につながります。 

10.まとめ

患者さんとのエピソードは、特別な成功体験や感動的なできごとである必要はありません。日々の看護のなかで、患者さんとどう向き合い、何を考え、どのように行動してきたかこそが評価されるのです。 

面接官は、エピソードを通して看護師としての価値観や姿勢、成長の過程を知ろうとしています。自分なりに経験を振り返り、学びを言葉にすることで、説得力のあるエピソードになります。 

ぜひ、自分自身の看護を見つめ直し、患者さんとの関わりを自信を持って伝えてください。その経験は、看護師としての大きな強みになるでしょう。 

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