基本的な性格
温厚で落ち着きのある人。自然体を大事にし、まわりをほっとさせるような癒し系の雰囲気を持っています。また、争いを好まず、周囲の人や環境と平穏かつ緩くつながりながら、調和を保とうとするのがこのタイプの流儀。そのため、どんなときにも慌てず焦らず、ゆったりとしたペースを保っていられるでしょう。
判断基準・行動の仕方
何があっても「大丈夫でしょう?」という楽観的な見通しを持っていられるタイプ。空想の世界に浸っているような心地良い時間を好み、ゆったりとした感覚のなかで生きているので、めったに慌てることがありません。そのため、物事を始めるまでには時間がかかりますが、いったん動きだすと持続力は抜群。長い時間をかけて、やるべきことをやり遂げます。
対人態度
人付き合いには受け身なほうですが、どんな人でもわけ隔てなく受け入れることができます。まわりに対立するグループや派閥があっても、自分は中立的な立場を保ち、両方の味方になれるようなスタンスにいようとするでしょう。その点では、人と人との橋渡しをする仲介役やもめごとの調停役になれる人です。
発揮できる強み
人に安心感を与える素朴な人柄で、まわりの信頼を得やすいでしょう。まさに、癒しに関係する分野で、その性格や強みをうまく発揮できるはずです。また、相手の話を否定せず、じっくり耳を傾けることができるので、悩みを抱えている人の相談役にもなれそうです。時間感覚がゆったりしているため、なかなか結果が出ないような仕事や、長期間にわたって忍耐強く取り組んでいかなければならない仕事にも向いています。



自己評価が少し低い傾向にあります。本来はもっと自分に自信を持っていいはずなのに……。自分を「たいした人間ではない」と思ったりはしていませんか? 自己評価は他人からの評価にも影響するので、自分のやってきたことやいいところを、もっと積極的にアピールするようにしましょう。落ち着きのあるところや周囲との調和を保っていけるところ、物事が長続きするところなどは、長所としてアピールするべきです。
焦らず落ち着いて、コツコツと日常の仕事をこなすことと、気持ちに余裕を持って患者さんと接することを常に心がけてきました。
マイペースな性格なので、まわりからはのんびりした人だと思われることもありますが、患者さんのなかには、病気で心が弱っている方、イライラされている方などもいらっしゃいます。そうした方たちの緊張をほぐすためには、穏やかに笑顔で対応することも必要です。そうした思いが通じたのか、最近は多くの患者さんやご家族から、「話していると、なんだかほっとする」「気負わずに話せる」と言っていただけるようになり、とてもうれしく感じております。
今後は、自分の強みを生かして、一人の患者さんと長期間関われる療養病棟で働き、安心や癒やしを提供できる存在になりたいと思っております。