1 .東京都豊島区の看護師の平均給料は？

ここでは、東京都豊島区における看護師の平均年収・平均月収をご紹介します。

東京都豊島区における看護師の平均給料は下記の通りです。

続けて、豊島区における看護師と一般企業の平均月収の比較をご紹介します。

豊島区における看護師の平均月収は約29.01万円、一般企業は約37.40万円です。このデータを参照すると、豊島区内で勤務する看護師の月収は、同じエリアの一般企業の月収と比べて低く算出されています。

豊島区には大病院もあり、区全体でも地域医療を推進しているため、看護師の需要は高いと考えられます。それにも関わらず看護師の給与が一般企業の平均月収を下回っているのには理由があります。
月収は基本的には給料のベースとなる「基本給」をもとに出されているので、各種手当やインセンティブは含まれません。しかし、看護師という職種は、一般企業と違い「超過勤務手当」「夜勤手当」「休日勤務割増賃金」「危険手当」をはじめとする手当が支給されるケースが多く、看護師の給料のなかでも大きな比重を占めています。
そのため看護師のほうが一般企業で勤務している方より月収が低く出ていても、実際は表に記載した月収に加え「手当」分を上乗せした給料が支給されているので、手取りは平均月収よりも高くなる傾向があります。

豊島区では総合病院やクリニック、介護施設までさまざまな求人があり、働く施設により賃金の幅が大きいです。中には平均よりも給料が高くなる求人も存在します。

2.東京都豊島区における看護師の有効求人倍率と求人市場の特徴は？

商業施設やレジャー施設だけではなく、住宅街もある豊島区には、病院やクリニックをはじめとする医療施設が多く、そのため看護師の需要があり、常に求められていると考えられます。

以下は、豊島区における看護師の有効求人倍率です。

豊島区には、病院と診療所合わせて418施設あり、数多くの看護師が活躍している地域と言えます。住宅街や学校などの教育施設などもあり人口も約29万人いるため医療機関の需要はかなり高いと考えられます。
（出典：地域医療情報システム）

ただ、全国平均と比べると有効求人倍率が少ないのは人気エリアのため求人が出るとすぐに応募が集まってしまうことや、看護師を常に求めている病院が少ない可能性が考えられます。また、池袋は埼玉県からもアクセスしやすく、通勤可能であることから、区外からの応募も比較的多くあります。

発表されているデータでは、1人の求職者に対して求人が全国平均より約1件少ないという状況なので、他のエリアと比較すると激戦区ではあるかもしれません。
ただ、地域医療を推進していることもあり今後募集が増えていく可能性もあります。こまめに求人情報をチェックすることで、自分の条件に合った求人に出会える可能性は十分高いです。

3.東京都豊島区の看護師の施設別求人数と傾向は？

看護師の求人を探す際はエリア情報のほかにも、施設ごとの情報や出されている求人傾向を把握することも重要です。

以下では、「マイナビ看護師」サイト内の豊島区における施設ごとの求人数とその傾向をご紹介します。

4. 東京都豊島区の名所や生活環境などの魅力は？

ここでは、豊島区の名所やエリア特性、生活環境の魅力などをご紹介します。

豊島区は商業施設やサンシャインをはじめとするレジャー施設がある池袋のほか、多くの高齢者で賑わう巣鴨、目白をはじめとする高級住宅街からなり、立教大学、学習院大学、川村学園女子大学、東京音楽大学など大学施設も多いです。ほかにも多くの著名人が眠る雑司ヶ谷霊園や慈眼寺、染井霊園など、各地にそれぞれ特色があります。

また、池袋にはオフィスビルが数多くあるため、勤務時間の合間や仕事終わりに通院したいと考えている方が多く存在し、病院の需要も高いです。
交通インフラはJR山手線、湘南新宿ライン、丸の内線、有楽町線、南北線、副都心線、三田線、都電荒川線、東武東上線、西武池袋線などあらゆる路線が通っており、どこに行くにもとても便利です。路線バスも通っているので、万が一メインで使用している交通機関が止まってしまった場合でも、他の方法で目的地にたどり着けます。

豊島区で看護師として入職を希望している方のなかには、同時に転居を検討されている方もいらっしゃるかもしれません。豊島区といえば池袋が有名ですが、大塚エリアや巣鴨、駒込など住宅街が密集しているエリアもあるので、比較的勤務地の近くに住むこともできます。
前述の通り、交通インフラも充実しているので隣接している練馬区、文京区、新宿区、新宿区、北区、中野区などからの通勤も容易です。

実際に働くことをイメージした際、勤務地へのアクセスも考慮することで入職後の生活も楽になると考えられます。