• 2021年8月5日
  • 2023年10月16日

看護師の働き方を勤務先・雇用形態・勤務パターン別に解説

 

一口に看護師といっても働き方はさまざまであり、活躍する場所も病院やクリニックといった医療施設だけとは限りません。自分らしくキャリアを築くためには、1つでも多くの選択肢を知っておくと良いでしょう。

この記事では、看護師の勤務先の種類・雇用形態・勤務パターンについて解説します。さらに、看護師の働き方で確認したいポイントや働き方改革についても紹介するため、現役看護師の方や看護師を目指す方はぜひ参考にしてください。

勤務先別の看護師の働き方

看護師が働く職場は多岐にわたります。厚生労働省「令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」によると、2020年末時点では看護師の69.0%が病院、13.2%が診療所、7.9%が介護保険施設で働いていました。

以下では、各勤務先の特徴や働くうえでのメリット・デメリットを説明します。

参照元:厚生労働省「令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」

大学病院

大学病院は、国立大学や私立大学の附属施設となる病院です。一般的な診療だけではなく、医療分野における臨床・教育・研究の機能を併せ持っています。

看護師は最先端医療に携われるため、医療職として専門性を高めることができます。また、専門的な治療も行っているので、特定分野のプロフェッショナルをめざすことも可能です。

ただし、重篤な患者さんが入院していたり、急患対応が多かったりすることもあって忙しいのがデメリット。仕事と家庭を両立させたい方は、自分が理想とする働き方ができるかをしっかりと調べておく必要があります。

メリット
  • 専門性を高められる
  • 特定分野のプロフェッショナルをめざせる
デメリット
  • 重篤な患者さんも多く、高度な看護スキルが求められることがある
  • 急患対応が多く、忙しくなりがち

一般病院

一般病院は公益法人や医療法人などにより運営されています。地域医療を担う重要な役割を果たしている医療機関です。

病棟看護師の仕事内容は、入院患者のケアが中心です。外来看護師は、外来患者がスムーズに診察を受けられるようにサポートします。
一般病院は、現場で必要な知識やスキルを幅広く身に付けたい方地域貢献したいと考える方におすすめです。

メリット
  • 病棟看護師として基本的なスキルを得られる
  • 地域密着医療に携われる

デメリット
  • 大学病院に比べると最先端医療に携わる機会が少ない
  • 複数の診療科を受け持つ場合、専門性を高めにくい

クリニック

クリニックは開業医による小規模医療施設であり、外来診療が中心です。看護師は診療準備と片付け、医療機器の操作、医薬品の発注など、幅広い業務を行います。

クリニックの多くは内科や眼科など、診療科目が明確に分かれていることが一般的です。「〇〇科で仕事をしたい」といったピンポイントな希望がある方は、クリニック勤務を視野に入れると良いでしょう。
無病床のクリニックは夜勤がないため、ワークライフバランスを重視する人にもおすすめです。

メリット
  • 日曜日は休みの場合が多く、無病床であれば夜勤がない

  • 軒数が多く、自宅近くで勤務先を見つけやすい
デメリット
  • 手術や入院が必要な症例に関わる機会はほぼない

  • 単科の場合、知識やスキルが偏ってしまう

健診・検診センター

健診・検診センターは、健康な人を対象に健康診断や検査を行うための施設です。病気の兆候や自覚症状のない病気を早期発見し、受診者の健康を守ります。

看護師は身長や体重などの各種測定、採血、健診器具の準備・片付けなどを行います。検診車に乗って、巡回検診に出る場合もあるでしょう。
健診・検診センターは、基本的に残業がありません。定時で帰宅できるため、プライベートを充実させたい人や子育て中の人に適しています。

メリット
  • 基本的に夜勤や残業がない

  • 高い看護技術はあまり求められない
デメリット
  • 看護技術の向上は難しい

  • ルーティンワークが苦痛に感じる人もいる

保育園・幼稚園

保育園・幼稚園では、施設の衛生管理や感染症対策、子どもがケガをしたときの応急処置などを行います。子どもの発達や健康状態について、保護者より相談を受けることもあります。
保育園・幼稚園では、お散歩や外遊びなどの保育業務もサポートすることも。子どもとのふれあいが好きな人には、魅力的な勤務先だといえるでしょう。医療行為がほぼないため、注射や採血が苦手な看護師の人にもおすすめです。

メリット
  • 子どもに関われる

  • 基本的に日勤のみの日曜休みなので、プライベートと両立しやすい
デメリット
  • 一人で判断や対応をしなければならない

  • 保護者対応が大変なことがある

介護施設

特別養護老人ホームやデイサービスなどの介護施設では、利用者の健康管理を行うために看護師が欠かせません。

介護施設では検温や血圧測定、口腔ケアなど、利用者の日常的な健康管理を行います。施設によっては、機能訓練やリハビリのサポートをする場合もあるでしょう。
急患対応はほぼなく、残業もほとんどありません。夜勤がない施設であれば、プライベートを重視した働き方も可能です。

メリット
  • 残業が少ない

  • 高い看護技術を求められない
デメリット
  • 看護師業務以外に介護業務も求められる

  • 看護師が少なく、一人で判断しなければならない場面がある

社会福祉施設

介護施設と同じく、社会福祉施設でも利用者の健康管理を行うために看護師が働いています。具体的な勤務先は、知的・身体・精神障害者支援施設や特別支援学校などです。

看護師は介護職やリハビリスタッフと連携しながら、利用者や児童の日常生活をサポートします。医療行為は少なく、介護の側面が強いことが特徴です。
社会貢献度の高い仕事に就きたい人や体力に自信のある人に、ぴったりの職場です。

メリット
  • 日勤のみで、土日祝日が休みの場合が多い

  • 介護職やリハビリスタッフと協力しながら働ける
デメリット
  • 体力が求められる

  • 医療依存度が高い利用者がいる場合は、ある程度の看護スキルが必要

美容クリニック

美容クリニックではカウンセリングや医師の診察のサポート、レーザー治療、術前術後における患者のフォロー業務などを行います。クリニックによっては、受付業務や美容関連商品の販売をする場合もあるでしょう。
美容クリニックは、比較的給料が高い傾向にあります。美容関連に興味のある人はもちろん、収入面を重視する人にもおすすめです。

メリット
  • 最新の美容医療に携われる

  • 給料アップをめざせる
デメリット
  • 接遇マナーが求められる

  • 土日祝や連休期間中は出勤の可能性が高い

一般企業

一般企業の健康管理部門で、病気やケガをした従業員の応急処置や健康診断結果に基づく健康指導などを行います。ときには、仕事のストレスに悩む従業員のメンタルサポートをすることもあるでしょう。
一般企業は残業が少なく、土日祝が休みのところが大半です。また、比較的大手企業での求人が多く、給料水準が高めといえます。

メリット
  • カレンダー通り休める

  • 給料水準が高い
デメリット
  • ビジネスマナーを求められる

  • 資料作成など、PCスキルが必要な場面が多い

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雇用形態別の看護師の働き方

雇用形態別の看護師の働き方

看護師の働き方は、雇用形態によっても異なります。それぞれの特徴を理解したうえで、自分にあった働き方ができる雇用形態を選びましょう。

正社員

正社員は雇用期間の定めがなく、雇用主と直接労働契約を結んだ労働者のことを指します。フルタイム勤務が基本であるため勤務時間の自由度は低めですが、雇用保険や社会保険への加入が義務付けられているなど、手厚い保護があります。

メリット
  • 雇用が安定しており、社会的な信用度も高い

  • 賞与・退職金などの収入面で恵まれている
  • 福利厚生が手厚い
デメリット
  • 仕事の責任が大きい

  • 時間外労働や夜勤など勤務時間が長くなりやすい
  • 転勤の可能性がある

正社員は定年までの無期雇用であり、安定して働けるため社会的な信用度が高いというメリットがあります。ほかの雇用形態と比べると収入面や待遇面で恵まれているケースが多いため、安定性やキャリアアップを重視する人におすすめです。

一方で、正社員はほかの雇用形態よりも責任が重い傾向にあり、職場によっては「時間外労働が多い」「転勤がある」などのデメリットもあります。ただし、正社員でも時間外労働や夜勤がほとんどなく、転勤の可能性が低い勤務先も珍しくありません。求人情報をよく確認し、自分の希望する働き方ができる職場を選びましょう。

契約社員

契約社員は正社員と同様に雇用主と直接労働契約を結ぶ雇用形態ですが、雇用期間に定めがあります。1回の契約における雇用期間は3年が上限とされており、契約満了時に更新するか契約を終了するか選択することが可能です。なお、雇用期間が通算5年を超えた場合は「5年ルール」が適用され、無期雇用への転換を申し出ることもできます。

メリット
  • さまざまな職場を経験できる

  • 責任を負う範囲が小さい
  • 自身の持つスキルや得意分野を活かせる
デメリット
  • 収入が安定しない

  • 長期のローンを組みにくい

契約社員は有期雇用であるため、契約満了後に契約更新をせず、次の職場で自分のライフスタイルやキャリアプランにあった新しい働き方をすることが可能です。業務範囲が小さいため特定のスキルを活かしやすく、責任を負う範囲が小さいこともメリットといえるでしょう。

一方で、職場を転々とするため長期的な収入の見通しが立てにくいというデメリットがあります。収入面がやや不安定であることから、住宅ローンなどの長期ローンの審査が通りにくい点にも要注意です。

派遣社員

派遣社員とは、派遣会社と雇用契約を結んで、派遣先となる職場で働く雇用形態を指します。業務指示は実際に働く職場から受けますが、給与の支給や福利厚生は派遣会社が対応します。派遣先の紹介だけでなく、派遣先との条件交渉や派遣中のサポートも派遣会社がしてくれるため、安心して働けるでしょう。

メリット
  • 得意な分野を活かせる

  • 就業先を見つけやすい
  • 自分のキャリアプランやライフプランにあった仕事ができる
デメリット
  • 雇用や収入が不安定になりやすい

  • 責任の大きな仕事は任せてもらえない場合もある

派遣社員は業務範囲が限られている場合も多く、得意な分野を活かした仕事をしやすいというメリットがあります。派遣会社の仲介があるため就業先を見つけやすく、自分のキャリアプラン・ライフプランにあった仕事を選びやすい点も魅力的です。

一方、派遣社員は3年を上限とする有期雇用であるため、雇用や収入が不安定になりやすく、ローンなども組みにくい点に注意しましょう。また、派遣スタッフには専門性の高い仕事や責任のある仕事を任せてもらえない場合もあります。キャリアアップしたい人や大きなやりがいを求める人は、派遣先に前もって確認することが大切です。

パート・アルバイト

パート・アルバイトは、正社員と比べて労働時間が短い働き方ができる雇用形態を指します。雇用契約は、雇用主と直接結びます。

メリット
  • 子育てや介護などの隙間時間で働ける

  • 配偶者の扶養内で働くことが可能
  • 柔軟な働き方ができる
デメリット
  • フルタイム勤務でなければ昇進や昇給が難しい

  • 雇用が安定していない

パート・アルバイトは「週2日・短時間勤務」などの柔軟な働き方ができるため、隙間時間での勤務や時短勤務、扶養内での勤務が可能です。

一方、常勤などフルタイムに近い労働時間でなければステップアップの機会は少ないといえます。また、雇用が安定していない点もデメリットといえるでしょう。

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勤務パターン別の看護師の働き方

看護師は職場の種類や雇用形態だけでなく、勤務形態(勤務制度)によっても働き方が変わります。看護師の勤務形態には、大きく分けて次の4つのパターンが存在します。

日勤のみ

看護師の「日勤のみ」とは、勤務時間が日中のみであり、夜勤がまったくない勤務形態を指します。無床クリニックや美容クリニック、介護施設などに多い働き方です。

メリット
  • 生活リズムが乱れにくい

  • 体力面での負担が少ない
デメリット
  • 収入が少なくなる恐れがある

  • 知識やスキルを身につけにくい場合がある

日勤のみの働き方をする場合、日中は働いて夜間はプライベートな時間がとれるため、生活のリズムが乱れにくく、体力面での負担を抑えることが可能です。

一方、夜勤手当は付かないため夜勤のある勤務形態よりも収入が少ない可能性があります。日勤のみの求人は限られており、スキルやキャリアを伸ばしにくいといったこともあるでしょう。

2交替制

看護師の2交替制とは、「日勤」と「夜勤」の2つの勤務シフトから構成される勤務形態を指します。職場にもよりますが、夜勤の勤務時間が16時間程度と、日勤(8時間程度)より長いケースが多いことが一般的です。

メリット
  • 勤務パターンが2つなので生活リズムを整えやすい

  • 夜勤明けの翌日が休みになる場合が多い
デメリット
  • 拘束時間が長い

  • 心身の負担が大きい

2交替制は勤務パターンが2つしかないため、生活リズムを整えやすいというメリットがあります。また、夜勤明けの翌日が休みになる場合が多く、次の勤務日までゆっくり休めるでしょう。

一方、2交替制の夜勤は長時間勤務となるため、心身の負担が大きいといえます。

3交替制

看護師の3交替制は、「日勤」「準夜勤」「深夜勤」の3つの勤務シフトからなる勤務形態を指します。勤務時間は、いずれも8時間程度です。

メリット
  • 勤務時間が8時間前後で集中力を保ちやすい

  • 残業が少ない傾向にある
デメリット
  • 生活リズムを整えにくい

  • 深夜に出退勤がある

3交替制の勤務時間はいずれも8時間程度であるため、心身の負担が少なく、集中力をキープしやすいでしょう。また、こまめに次のシフトへ引継ぎが行われるので、残業になりにくいというメリットもあります。

一方、シフトが3つあり、生活リズムを整えにくいのがデメリットです。深夜に出退勤があるうえ、シフトのパターンによっては通勤回数が多くなります。

夜勤専従

夜勤専従とは、夜勤シフトのみの勤務形態を指します。非常勤で夜勤専従として働く看護師は多くいます。

メリット
  • 高収入が期待できる

  • 日中にプライベートを充実できる
デメリット
  • 昼夜逆転の生活になる

  • 患者さんとコミュニケーションが取りにくい

夜勤専従の場合、勤務日は必ず夜勤手当が付くため、少ない勤務日数で高収入が期待できます。日中が自由時間になるため、ワークライフバランスを充実させることができるでしょう。

一方、昼夜逆転の生活になり、体調を崩しやすいといえます。また、夜間の勤務であるため、患者さんとコミュニケーションを取りにくいのがデメリットです。

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知っておきたい! 看護師の働き方改革

看護師の働き方改革

2018年に「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律(働き方改革関連法)」が制定されたことから、近年では看護業界でも働き方改革が推進されつつあります。日本看護協会も看護師の働き方改革に前向きに取り組んでおり、医療現場や介護現場などで看護師として働き続けられるよう支援する方策が検討されている段階です。

ここでは、看護師として知っておきたい働き方改革の取り組みやポイントを解説します。

時間外労働時間の上限規制

働き方改革関連法の制定により、時間外労働時間の上限が設けられました。これにより、特別な事情がない限り、時間外労働は原則「月45時間・年360時間」を超過できなくなっています。特別な事情があり労使双方が合意するケースにおいても年720時間以内におさめる必要があり、月45時間を超えられる月は年6ヶ月までという制限があります。

これは看護師にも適用されるルールです。ICカードやタイムカードで出退勤の時間を正確に記録し、時間外労働を含む勤務時間を把握するようにしましょう。

なお、時間外労働を1分でも行う場合には、労使協定(36協定)を結ぶ必要があります。36協定を締結していない場合は、看護師側からも早めに働きかけ、対応を改善することが大切です。

参照元:厚生労働省「時間外労働の上限規制」

年次有給休暇の年5日取得

働き方改革関連法では、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対し、年5日は雇用主が時季を指定して有給休暇を取得させることが義務付けられています。看護師にもこのルールは適用され、公休のほかに年5日は確実に有給休暇を取得する必要があります。

有給休暇を取得する時季は、労使の話し合い・相談によって決定されます。基本的には労働者側の意見を聞き入れてもらえるため、年に5日は有給休暇を取得することを看護師自身が念頭において予定を立てましょう。

参照元:厚生労働省「年次有給休暇の時季指定」

同一労働同一賃金

契約社員など非正規雇用の場合、正社員よりも責任や業務の範囲が限定されていることが一般的です。しかし、なかには非正規雇用の社員にも正社員と同等の業務を任せている職場も存在します。

働き方改革関連法では、正社員と非正規雇用の社員の労働実態に違いがない場合は同一の賃金を、違いがある場合はその違いに応じた賃金を支給することを義務付けています。待遇差がある場合は、判断基準となる合理的な理由が必要です。非正規雇用として働く場合は、待遇に関して不合理なルールを設けていない職場を選ぶようにしましょう。

参照元:厚生労働省「同一労働同一賃金」

看護師の働き方に関するQ&A

ここでは、看護師の働き方に関する疑問をQ&A形式で紹介します。

看護師が高収入を得る働き方とは?

看護師が高収入を得るには、以下の点に注目して働くのがポイントです。

  • 都心部の職場
  • 規模が大きい病院
  • 夜間手当が得られる夜勤専従
  • インセンティブがある美容クリニック
  • 役職に就く
  • 同じ職場で勤め続ける
  • 資格を取って資格手当を得る

厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、看護師の平均給料は約31万円です。同調査によると、東京都・千葉県・神奈川県・大阪府などの都心部は、平均給料が32万円以上と平均給料より高い結果に。これは、都心部は物価が高いことや大規模な病院が多いことが関係していると考えられます。

また、資格を取得したり役職に就いたりすると資格手当や役職がつき、給料アップに繋がります。

参照元:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況」

妊娠中の看護師が働き方で気を付けることとは?

妊娠中は身体への負担を極力減らすために、夜勤を控えるのがおすすめです。生活リズムを整えて、規則正しい生活を送るよう心がけましょう。また、瞬間的に力を入れたりお腹を圧迫したりする動作も極力避けるのが無難です。

なお、看護師の仕事上、いくら感染対策をしても細菌やウイルスなどへの感染リスクはゼロではありません。感染リスクが高い業務は、可能な限り避けるようにしましょう。

仕事と子育ての両立を実現する看護師の働き方とは?

看護師が仕事と子育てを両立するポイントは、以下のとおりです。

  • 家族の協力を得る
  • 院内託児所を利用する
  • 学童を利用する
  • 日勤のみの勤務にする。難しければ夜勤のない職場に転職する

看護師が仕事と子育てを両立するうえで、パートナーや両親の協力は欠かせません。また、院内託児所や学童といった、子どもをみてもらえるサービスを積極的に活用しましょう。

土日休みの働き方が叶う看護師の職場とは?

デイサービスや幼稚園、学校、一般企業などは土日休みであることが多いうえ、基本的に夜勤もないため、プライベートを重視した働き方が可能です。

また、クリニックは土曜日が半日出勤で日曜日がお休みというところが多い傾向にあります。病床のないクリニックであれば、夜勤もありません。

まとめ

看護師の働き方は、勤務先によってさまざまです。また、雇用形態や勤務パターンによっても異なります。看護師は大変やりがいのある仕事である一方で、働き方についての悩みを持つ人が少なくありません。ワークライフバランスやキャリア形成に悩んだときは、転職することも1つの方法です。

マイナビ看護師では、看護業界に精通したキャリアアドバイザーが、求職者様の希望などをヒアリングし、最適な情報を提供しています。転職をご検討の方は、ぜひマイナビ看護師にご相談ください。

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