急性期
一般病棟用看護必要度の経過措置の取扱いなどを解説~厚労省疑義解釈資料
- 2022年4月7日
3月31日に厚労省が公表した2022年度診療報酬改定の疑義解釈では、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度(以下、看護必要度)」の該当患者割合の基準値見直しに伴う経過措置の取扱いや、「急性期充実体制加算」の施設基準などについても解説されています。
【識者の眼】「診療材料費」栗谷義樹
- 2022年4月1日
地方における急性期病院の課題のひとつに材料費比率の上昇があります。診療材料については、医療機関は特定保険医療材料として保険機関に請求するので、直ちに経営に影響するわけではありませんが、海外発診療材料比率が費用に及ぼす影響は年々大きくなっています。
「急性期充実体制加算」は手術実績や治療室届出が施設基準に~22年度改定
- 2022年3月15日
3月4日に厚労省から公表された2022年度診療報酬改定の説明資料によりますと、急性期入院医療で新設される「急性期充実体制加算」は、全身麻酔手術や緊急手術の年間実績、24時間の救急医療提供、治療室の届出などが施設基準に定められることが明らかになりました。
【識者の眼】「コロナ禍で露呈した救急搬送先選定の課題」薬師寺泰匡
- 2022年3月2日
施設入所中の高齢者の状態が悪化した時、救急要請をしたものの行き先が決まらずに立ち往生してしまうことが新型コロナウイルス第6波の中でも多々起きています。
診療所の感染防止策の評価で初再診時に6点を算定~22年度改定答申
- 2022年2月18日
2022年度診療報酬改定(2月9日に答申)では診療所の外来診療時の感染防止対策への評価として、「外来感染対策向上加算」が新設されます。
地域包括ケア病棟、入院料2、4にも実績要件を設定~22年度改定・個別改定項目案
- 2022年2月2日
2022年度診療報酬改定の個別改定項目案で、入院医療の「地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料」は、病棟・病室に求められる医療の提供が進むよう、①在宅復帰率の要件の見直し、②「入院料2、4」の自院の一般病棟から転棟した患者割合の要件見直し、③自宅等から入棟した患者の割合と在宅医療等の実績要件の見直し、④「入院料1、2」等の算定病棟・病室がある一定の病床規模以上の施設で「入退院支援加算1」の届出を義務化などが実施される見通し。
看護必要度のシミュレーション結果を報告~中医協総会で厚労省
- 2022年1月19日
厚労省は中央社会保険医療協議会総会(1月12日)に、一般病棟用と特定集中治療室用の「重症度、医療・看護必要度(看護必要度)」について、評価項目を見直した場合の影響をシミュレーションした結果を報告。
有床診の療養病床で慢性維持透析の評価を新設へ~22年度改定・議論の整理
- 2022年1月17日
中央社会保険医療協議会総会(1月14日)で了承された、2022年度診療報酬改定に関する「議論の整理」で、入院関係の項目には、「救急医療管理加算」の算定対象になる患者の状態の見直し、有床診療所の療養病床で慢性維持透析を行った場合の評価の新設などが盛り込まれました。