
同期のみんなは、それなりに仕事をこなして早く帰れているのに、私だけ帰れないことが多々あります。作業するスピードが遅いのが原因だとは思うのですが、先輩にも「まだ帰れないの?」「早く帰りなさい」と言われ、責められているように感じます。早く帰れないのがつらいです。
新人ナースの悩み
福井県在住 看護師歴1年目 22歳
同期のみんなは、それなりに仕事をこなして早く帰れているのに、私だけ帰れないことが多々あります。作業するスピードが遅いのが原因だとは思うのですが、先輩にも「まだ帰れないの?」「早く帰りなさい」と言われ、責められているように感じます。早く帰れないのがつらいです。
仕事を要領よく行い、スムーズに終わらせることは至難の業であると感じている新人看護師さんは比較的多いように感じます。ナースコール対応や看護記録など、さまざまな理由で仕事が遅くなり、早く帰れないのはつらいですよね。しかし、ここで考える必要があるのは、「本当につらいのは帰れないのが原因なのか」ということです。
確かに、帰りが遅くなるとプライベートの時間が減るので、早く帰るに越したことはありません。しかし、周りのスタッフと比較してしまう、あるいは「仕事が遅い」=「できない看護師に思われることがイヤ」というのが本音ならば、解決方法は変わってきます。
もしも、プライベートの時間が確保できないことでお悩みの場合は、自分で帰る時間を決めて、その時間に帰れるように業務を調整する訓練が必要です。自分で決めても守れそうもない場合は、実際に友だちと食事に行く予定を入れてしまうのもオススメです。
しかし、同期や先輩と比較し、「能力の差」に落ち込むようであれば、仕事量・経験値が同じではない相手と比較すること自体が間違っていることに気づく必要があります。また、先輩から「仕事が遅い」などと言われると落ち込んでしまうのはもっともですが、他人の一言を過度に気にすることも問題。自分なりに仕事を終わらせる努力は惜しまず、人の言葉は「ただの一意見」ととらえることが大切ですよ。
坂口 千絵(さかぐち ちえ)
看護師、教育・指導サポート歴25年以上。コーチング、カウンセングなどの個人セッション実績豊富。2019年、「サポート職に携わる人のサポートに徹する」ことを決断し、25年間の看護師人生に幕を下ろす。
家族の死、最愛の夫の病死を通じ、死生観について学んだ経験をもとに、魂の望みを叶えながら、周りの人の幸せもしっかりとサポートしたい人に向け、オンライン講座を提供。セッションは「とにかく話しやすい」「具体的でわかりやすい」と好評。
直観力を駆使したセッションが大好評にて、続々と全国から受講生が集まっている。
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ブログ:http://ameblo.jp/counselor-chisa/
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