• 2019年3月28日
  • 2022年11月15日

【EPA】外国人69名が看護師に、合格率16.3%|第108回看護師国試

 

連日、報道される新型コロナウイルスワクチンについてのニュースについて、多くの国民は医療や薬学の専門家ではないため、有象無象を信じてしまう危険があります。

今回の日本医事新報【識者の眼】では、小倉和也氏(NPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク会長、医療法人はちのへファミリークリニック理事長)が、「ワクチンの有害事象と副反応を区別した正確な報道を」と題し、ネガティヴな印象が先行しがちな現状に警鐘を鳴らしています。

\合格率は歴代2位―16.3%/

2019年2月17日(日)に行われた、第108回 看護師国家試験。3月22日には厚生労働省が合格状況を発表しました。

【2019年】経済連携協定(EPA)に基づく
外国人看護師候補者
第108回
看護師国家試験
全体 EPA
受験者数 63,603人 423人
合格者数 56,767人 69人
合格率 89.3% 16.3%

候補者の受入れは、看護や介護分野の労働力不足への対応ではなく、二国間の経済活動の連携の強化の観点から、経済連携協定(EPA)に基づき、公的な枠組で特例的に行うものです。

2019年は計423人が受験し、69人が合格しました。これは、過去最高の17.7%だった前年に次ぎ、2番目の合格率です。

内訳と合格率は

・インドネシア   15人・・・・・・・・・合格率7.5%
・フィリピン  31人・・・・・・・・・合格率17.7%
・ベトナム   23人・・・・・・・・・合格率47.9%

日本人を含む看護師試験全体の合格率は89.3%。
2008年に始まったEPAによる受け入れの合格者は累計で413人となりました。

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