• 2023年11月10日
  • 2023年11月1日

とびひの別名「膿痂疹」の読み方が地味に難しい…。【医療漢字クイズ】

 

怪我をすると「傷口は常に清潔に保ちましょう」と言われますよね。その理由のほとんどは、傷口から細菌が入らないようにするためですが、「膿痂疹」を生じさせないための予防策でもあるんです。ところでこの「膿痂疹」、一体何と読むのでしょうか?

「膿痂疹」を使った例文

「膿痂疹」は、主に皮膚科で患者の皮膚状態を観察しているときに使われます。

例文としては、

「脇腹に膿痂疹ができていますね。石鹸の泡で患部をやさしく洗ってください」

「膿痂疹がある場合、皮膚をかきむしらないようにすることが大切です」

「膿痂疹の治療には抗菌薬を使用します」

などが挙げられます。それでは正解を見てみましょう!

正解はこちら!

正解は「のうかしん」でした!

「化膿球菌の感染によって起こる皮膚疾患」のことで、皮膚にできた水ぶくれやただれを引っ掻いた手を介して全身に広がっていく特徴から、医療現場では「とびひ」とも呼ばれています。傷口を清潔に保つのは、こうした二次被害を防ぐためでもあるのです。

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出典:看護師さんのための用語辞典「膿痂疹」

制作:TAC企画

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