ずぼらでもかわいくなれる♡看護師さんのまとめ髪【vol.1おだんご】
第33回目





日々多くの患者さんに接し、また力仕事も多い看護師さん。仕事中はすっきりまとめられて清潔感のある髪型を心がけたいですよね。とはいえ、ただ結ぶだけのヘアスタイルにマンネリを感じている方も多いのでは? そんな方のために、不器用な人でも簡単にできて、かわいいまとめ髪アレンジを全6回の連載でお届けします。第1回目の今回は、アップスタイルの基本中のキホン、おだんごアレンジです。
キホンのおだんご
輪っか結びに毛束を通すだけの簡単な動作で、立体的なおだんごをつくることができます。ポイントは結び目の高さと、おだんごを縦と横にくずすテクニック。多少おおざっぱにつくってもかわいくなるので忙しい出勤時におすすめの髪型です。勤務中は、きつめに髪をまとめて控え目にくずすときちんと感をキープできます。
<キホンのおだんごのつくり方>
1.髪を手ぐしで頭頂部に集めてポニーテールをつくる要領でまとめ、毛束を通しきらない輪っか結びにします。
2.1の輪っか結びでできたおだんご部分を縦に大きくさいて、前と後ろに広げます。
3.広げた髪を外側からすくい、根元に向かってUピンをさして留めます。
4.横にも大きくさいて、おだんごを丸く立体的に崩していきます。
5.左右に広げた髪をそれぞれUピンで留めます。すき間をつくらないように気をつけましょう。
6.1の輪っか結びでゴムに通しきらなかった余った毛先を、内側にねじります。
7.ねじった毛束をおだんごに巻きつけ、根元にUピンをさして留めます。
8.正面からもボリュームが見えるように、立体的に整えて完成です。
アレンジのポイント
輪っか結びのおだんごを高い位置でつくれば正面からもおだんごが見えて華やかな印象になり、低い位置でつくれば大人っぽい印象になります。状況によって使い分けてみましょう。
こなれ感アップ!サイドおだんご
おだんごを片サイドに寄せるだけで、ニュアンスが出ておしゃれな雰囲気に。おだんごはできるだけ大きめにつくり、縦横に大きくくずすことで、ふんわりした印象のアレンジにすることができます。
<サイドおだんごのつくり方>
1.時間があれば、ヘアアイロンで波ウェーブにしてアレンジ前のベースをつくります。片サイドのえり足の髪を少しだけ残し、サイドの高い位置に髪全体を集め、毛先を通しきらない輪っか結びのおだんごをつくります。
2.えり足の髪を外側にねじり、ねじった毛束から指で引っ張り出してくずします。ねじった髪を下からおだんごにクルッと巻きつけてピンで留めましょう。
3.1でつくったおだんごを縦横にさき、引っ張り出してくずします。毛束やおくれ毛をピンで留めて完成です。
Side:反対側から見ると、顔周りに髪の毛がなくなりすっきりとした印象に。
アレンジのポイント
オンとオフの2WAYで使えるヘアアレンジです。勤務中は黒ゴム・黒ピンのみで、アフター5にバレッタやクリップ等のヘアアクセを結び目に着けて変化を楽しみましょう。
最後に
ヘアアレンジ初心者や不器用な人でも、数回挑戦すればコツをつかめるのが、輪っか結びのおだんごヘア。最初は少しだけ手こずっても、慣れれば5分でつくれるようになります。えり足のおくれ毛が気になる場合は、ヘアワックスで固定してからピンをさすようにするときれいにまとまるので試してみましょう。
次回の「ずぼらでもかわいくなれる♡看護師さんのまとめ髪」で紹介するのは「ロープ編み」のヘアアレンジ。11月21日(水)に更新予定です。

Kanagon(宮島香奈子) ヘアメイクアップアーティスト
バンタンキャリアスクールのヘアメイク科卒業後、信澤Hitoshi氏のもとで技術を磨き2008年に独立。ヘアメイクアップアーティストとしてCM、広告、舞台と幅広いジャンルで俳優、アーティスト、モデルのメイクを手がける。2011年にビューティーサロン『Beauty Salon nagomi』を渋谷に設立。現在は渋谷の他に、池袋、立川との計3店舗を展開している。



