花粉症やインフルエンザなどが流行する時期、また空気が乾燥する季節に出やすい症状と言えば「咳嗽」です。なんとなく見たことあるものの、読み方がいまいちわからないという人はいるかもしれませんね。一体何と読むのでしょうか?
「咳嗽」を使った例文
「咳嗽」がよく使われるのは、特に内科や呼吸器科の分野です。患者の状態を確認する際によく耳にします。
例文としては、
「咳嗽がみられる、胸部のレントゲンをオーダーしましょうか」
「昨日から咳嗽があるので、血圧など測定するときは聴診器で肺の音も聴いてください」
「咳嗽の有無と一緒に痰(たん)の有無と色を確認してください」
などが挙げられます。
肺の音、痰(たん)の有無などでなんとなく想像がついた人もいるはず。正解を見てみましょう!
正解はこちら!
正解は「がいそう」でした!
「せき」を表す医療用語で、外から口に侵入してきたほこり、煙、風邪のウイルスなどの異物を気道から取り除こうとする体の防衛反応です。もし咳嗽と一緒に痰がでて、その色が黄味(黄色〜黄緑色)、または粘着性が高い場合は、細菌やウイルスなどによる感染症が疑われます。早めに最寄りの病院を受診するようにしましょう。
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制作:TAC企画