医療・看護分野には、読めそうで読めない漢字がたくさんあります。
そこで病院、医療ドラマなどでよく目にする「なんとなく分かるけど読めない漢字」と正しい読み方や意味をご紹介!今回の漢字は「舌苔」です!
「舌(した)」という漢字が使われているので、口の中に関係がありそうな漢字ですね。
「舌苔」を用いた例文
医療現場でよく用いられる例文としては、
「歯磨きをおろそかにしていると、舌苔が溜まって口臭の原因になる」
「唾液が少ないと、舌の上の汚れが洗い流せず、舌苔が溜まってしまう」
「舌苔が付着している部分には、新たな食べかすや細菌が付着しやすい」
などが挙げられます。
口腔ケアに関係することのようです。
一体、何と読むのでしょうか?
正解はこちら!
正解は「ぜったい」でした!
意味は、舌の粘膜の表面に生じる苔(コケ)状の付着物のこと。色は、白または黄色をしていることが多いと言われています。
また例文にもあるように、「舌苔(ぜったい)」が長期間付着していると、口臭の原因にもなるとのこと。口臭が気になったら、一度舌の色を確認してみると良いかもしれませんね。
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出典:「おさえておきたい看護用語 聞き言葉・略語・カタカナ語」(エキスパートナース編集部・編/照林社)
制作:TAC企画