復職しようと決めたものの、求人情報を見てもどこがいいのかよくわからない。ときには「自分の条件に合った求人なんてない！」と諦めてしまう人もいるのでは？ そこで今回は、自分の希望する条件に合った求人の探し方・見つけ方を伝授いたします。
求人情報を見る前に優先順位を決めておく！
現在、看護師は全国的に慢性的な人手不足。そのため、求人情報がたくさん出されています。ただ、内容は似たようなものが多く、「ここ！」と決められず目移りしてしまうことも……。
そんなときには、まず「優先順位」を決めることから始めましょう。求人にはさまざまな情報が書かれています。たとえば、「勤務時間」「週休二日制」「給与」「福利厚生」「勤務地」……。このなかで、「これだけは絶対に譲れない！」と思うものはどれでしょうか？
私が復職しようと決めたときは、子どもが2歳だったこともあり、家から近い「勤務地」。短時間労働を希望していたので「時間」。この二つを条件に探し始めました。また、ブランクの長さも不安に感じていたので、「大きな総合病院で学び直したい」という考えも。その結果、決意してから1カ月後には、無事に復職を果たしました。あらかじめ、自分の希望や条件を決めておくことでスムーズに復職でき、無理なく働くことができますよ。
交渉次第で自分に合った働き方ができる！
「場所も給与も合っているけど、勤務時間が難しい……」と、希望する病院であるにも関わらず「勤務時間」などの一部の条件で諦めてしまっていませんか？ もちろん、求人に掲載されている条件は基本的には必須です。しかし、実は「交渉次第で……」ということもあったりします！
私が復職活動をしていたとき、好条件の職場を見つけたのですが、勤務時間のみが希望に合いませんでした。意を決して問い合わせたところ、「その部分はおおよその時間なので、慣れてきてからでも大丈夫ですよ！」とうれしい返答をもらえました。復職の決意はしていましたが、当時はまだ子どもが保育園に入園したばかり。家庭環境が激変することが一番の懸念点だったこともあり、短時間勤務は絶対条件だったからです。また、「ブランクがあるので不安」ということも一緒にお伝えしてみると、「みなさん一緒ですよ！ ママもたくさんいるので、働きやすいようにしていきましょう」と、子育て中のママには涙が出るほどうれしく心強いお言葉をいただきました。
求人情報は書ける内容が限られているので、そこからはわからないこともたくさんあります。自分の希望や条件を伝えながら職場選びをすると、無理せずに働くことができます。自分に合った条件で長く勤めていくことにもつながりますよ。
はじめの復職マンガをチェックして復職の不安を解消！
「30代Cさん「ブランクあり。復職したい」」
