• 2024年1月16日
  • 2024年1月16日

依然として10医療機関で水・医療ガスが使用不可~能登半島地震(15日現在)

 

1月15日、厚労省は、能登半島地震の被害状況について、石川県内の10医療機関で水・医療ガス使用不可の状況が続いていると発表しました。また、同県内での医療支援・医療班の活動状況として、DMAT、DPAT、JMAT、JRATの活動状況も示されました。

厚生労働省が1月15日に発表した能登半島地震の被害状況(第34報)によると、石川県内の10医療機関で水・医療ガス使用不可の状況が続いている。新潟県、富山県の医療機関はすべて復旧済みとなっている。

医療支援・医療班の活動の状況は以下の通り。
・DMAT(災害派遣医療チーム):187隊(石川県庁本部で38隊、病院・避難所で149隊)が活動中。
・DPAT(災害派遣精神医療チーム):23隊(石川県庁本部で3隊、DPAT活動拠点本部で5隊、病院・避難所等で15隊)が活動中。
・JMAT(日本医師会災害医療チーム):石川県において19隊が活動中(1月11日17時時点)。
・JRAT(日本災害リハビリテーション支援協会):石川県(穴水町、七尾市、いしかわ総合スポーツセンター)において3隊が活動中(1月13日17時時点)。

人工透析については、1月14日時点で、石川県内の5医療機関で透析不可との情報が確認された。富山県内では全施設が通常の透析医療を再開している。


出典:Web医事新報

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