
「やらなければならないことがあるのに、やる気がでない」といった悩みをよく耳にします。仕事や家事など、その内容はさまざまですが、やる気がでないこととして挙げられるダントツの一位は 「勉強」です。今回は勉強に対してやる気がでないことに焦点をあててお伝えします。
やる気がなくてもまずは行動を
やる気が起こらない原因として、身体的疲労はもちろんのこと、精神的な疲弊も大きな割合を占めています。とくに勉強に関しては「やりたい」という欲求ではなく、「やらなければならない」といった義務感が非常に強いため、一時的にやる気がでても持続性に欠けやすいといった難点があります。たとえば、一時的にやる気を起こすための方法に「やる気がなくても、まずは5分だけ勉強する」といったように、行動を起こすことで脳の側坐核を活性化させるというものがあります。側坐核からはやる気や学習能力をつかさどるドーパミンが分泌されるので、奮起することが期待できます。しかし、これらをはじめとしたさまざまな方法を試しても、数週間、数カ月などの長期にわたってやる気が出ない場合は、別の視点から物事を考える必要があります。
「しなければ」は「したくない」と同じレベル!
とくに勉強に関しては「勉強しなきゃ」という焦りや不安が募っていくわりに、結局はなにもできずに終わってしまうケースが非常に多いです。そして、やる気が出ないことに対して日常的に自分を責め、ますます精神が疲弊してなにもする気が起こらなくなるという悪循環に陥ることも。「勉強をしなければ」という義務感は、「本当はやりたくない」という本音と同等です。毎日、まるで暗示のように「勉強しなければ」と思い続けるほど、無意識に「やりたくない」という気持ちが増し、ストレスが増大するといえるでしょう。私が行う個人相談では、「やる気がでない日々が続くときは、自分を責めるのをやめ、しっかりと休息をとることを優先させる」とアドバイスしています。実践したことで勉強の意欲を取り戻した方は、一人や二人ではありません。
また、「勉強」と聞くと、プライベートの時間を割いて、教科書や参考書を読んだり、ポイントを書きだしたりするイメージを抱きがちです。しかし、本当にそれだけが勉強なのか、そして、「しっかりと満足のいくまで勉強することで、仕事ができるようになるのか」といったことを真剣に考える必要があります。勉強で知識を身につけることは大切ですが、仕事ができるようになるための絶対条件ではないのです。
やる気を取り戻すためにも、まずは心身ともに健康管理をすることを心がけてみてくださいね。
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