• 2020年10月23日
  • 2021年11月9日

【看護師の悩み】何度も短期離職をしているため、次こそは長期で働きたい!

 

【質問】何度も短期離職をしているため、次こそは長期で働きたい!

私の看護師としての職歴は、1年+1年半+1年のブランク+1年半(パート)というものです。

新卒で入社した急性期病棟が合わず辞め、次に入った慢性期病棟はとても楽しく働けていたのですが、残っていた前職のストレスから病気になり辞め、1年間の療養後、体慣らしにとクリニックでパートタイムとして働いているところです。
が、問題を起こしてしまい、遠回しに辞職を言い渡されたうえに、自分自身でもここが合わないと感じるきっかけになったため、辞職を考えています。

何度も短期離職を繰り返しているため、次こそは長期で働きたい…と思っています。
これまでの経験からまた慢性期に戻ろうかとも思うのですが、これまでに経験のない所を、とも思うのです。
また短期離職してしまったらどうしよう、と就職活動もしていないのにとても怖いです。

どうすればいいですか?(山形県在住 看護師歴4年目 27歳)

【回答】自分が未来を切り拓く意思を持って

短期離職のイメージを変えて

短期離職をする人が抱きがちな心理は、「すぐに退職することに対する後ろめたさ」ですが、短期で働くことにも長期で働くことにも一長一短があります。
次こそは長期で働きたいという思いは、別の見方をすると「長期で働けない自分はダメである」というレッテルを貼っている可能性があります。

もし、短期離職を繰り返していることに罪悪感があるのだとしたら、「人生において自分に合う職場を探すまでの期間である」と視点を変えることも可能です。

まずは短期離職をする自分を受け入れることから始めてみましょう。

不安や恐怖と共存を

人は未知のものに対し不安を抱く特性があるため、これまでに経験のない場所で働くことを躊躇してしまうのは無理もありません。
そのうえで考える必要があるのは、「怖いけど、どうしたいのか」です。

これまでの経験を踏まえて選択をするのも良いですが、長期的視点で考えると「経験や職歴、能力などに関係なくどこでも働けるとしたら、どこで働きたいのか」で考えたほうが可能性が広がり、納得感は持ちやすいと言えます。

恐怖とは、「経験していないからこそ」出てくる感情です。
これまで、ご自身が懸命に乗り越えてきたことをねぎらいつつ、不安や心配と共存しながら越えていくことを決めましょう。

そして、仮に次がうまくいかなかったとしても、いくらでも軌道修正は可能であり、自分が未来を切り拓く力を持っていることを、どうか信じてあげてくださいね。

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