• 2017年8月23日
  • 2022年5月12日

急変時の対応 (看護) の事例と、私が徹底していること

 

看護師の急変時の対応は、スピーディーな対応や的確な判断などさまざまな能力が要求されるもの。急変時の対応について、覚えておきたいことや過去の事例を私の経験からご紹介します。

急変時の対応 (看護) で徹底していること

看護の急変時の対応で、私が徹底していること、それは「急変時だからこそ、周囲にはゆっくりと具体的に指示をする」ということ。

正直なところ、私は急変時対応が得意ではありません。昔から、突発的な出来事に臨機応変に対応することは苦手でしたし、経験年数のわりに急変時対応をする機会は少ないと感じていました。しかし、最近はなぜか、「私が勤務すると必ず急変が起こる」とささやかれるほど、急変対応に追われる日々を送っています。

急変時は、判断の的確さやスピードが要求されるぶん、ある程度の経験や慣れがないととても焦りますよね。私は、これまでの経験をもとに、急変時にとくに徹底していることがあります。 一刻一秒を争う状況下では、口調が強くなり、語気も荒くなりがち。 しかし、指示する立場の人間の口調がきついと、周りのスタッフも動揺してパニックに陥りやすくなります。 その結果、連携がうまくとれず、かえって対応スピードが落ちる可能性もあるのです。

急変時の対応 (看護) の事例

私が新人だった頃に見ていた急変時の対応事例をお伝えします。 医師をはじめ、誰もが厳しい口調で対応していたため、それが当たり前だと信じて疑いませんでした。しかし、看護師2年目のある日の夜勤のこと。 急きょ気管内挿管が必要な患者さんの対応をしにきてくれた主治医の先生は、声を荒立てることも急かすこともなく、平常時と変わらない態度で淡々と具体的に指示を出してくれました。緊急時に動揺しがちな私でしたが、そのときばかりは落ち着いて対応することができたのです。

この貴重な経験は、その後の看護師人生にとても大きな影響を与えたと思っています。その後、緊急時であればあるほど、焦らず一語一語をかみしめるように指示を出すことを徹底しました。

その結果、「焦るな」「落ち着け」と自分に言い聞かせるよりも、落ち着いて物事を順序立てて考えられるようになりました。 また、看護助手など、どのように動けばいいのかわからずとまどっているスタッフには、「詰所からアンビュー持ってきて!」ではなく、「詰所の救急カートの一番右下にあるアンビューを持ってきてください」など、具体的な指示を出すことを徹底。これでスタッフも、慌てずに行動することができるはずです。

急いでいるときほど、あえてゆっくりとした口調にすることで、落ち着いた対応をとりやすくなります。周囲とスムーズに連携し、的確に対応するためにも、意識して行動できるといいですね。

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