• 2015年4月3日
  • 2021年10月14日

正しいお酌の仕方

 

職場の飲み会や歓迎会、懇親会などの場では、お酌をしたり、お酌を受けたりする機会も多いはず。その場で慌てることがないよう、お酒を注ぐとき、受けるときに気をつけたいマナーをご紹介します。

ビール

<お酌の仕方>
(1)ラベルが上向きになるようにして、右手で瓶の底を支える。
(2) 左手で注ぎ口付近を下から持つ。
(3) グラスに注ぎ口がつかないように注意し、静かに瓶を傾けて注ぐ。

<お酌の受け方>
(1) 右手の指先でグラスの中央を持つ。
(2) 左手でグラスの底を支え、相手に向けて少しだけ傾ける。
(3) 注がれるのと同時に、ゆっくりとグラスを起こしていく。

日本酒

<お酌の仕方>
(1) 右手で徳利を持ち、左手で注ぎ口を支える。
(2) 杯の八分目を目安に、2回に分けて注ぐ。
(3)注ぎ終わる直前に徳利の口先を手前に回して、しずくがたれないようにする。

<お酌の受け方>
右手で持ち、左手を杯に添える。

グラスにお酒が残っている状態でつぎ足すのは好ましくありません。グラスが空になる直前の段階で、「何か飲まれますか?」などと声をかけてから注ぎましょう
お酌を受ける際は、注がれたものを飲まずにテーブルの上に置くのはマナー違反ですので、必ず口だけでもつけるようにしましょう。これ以上飲めないというときは、「十分にいただいています」と伝え、気持ちだけ受け取りましょう
正しい所作は好印象を与えるもの。マナーを身につけて、楽しいお酒の席を過ごしてくださいね。

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