
上司や先輩からダメ出しをされたり、批判されたりしたとき、「そんなに私って問題なのかな……」などと戸惑うことがあるでしょう。今回は、人から変わることを要求されたときの考え方についてお伝えします。
相手の言うことはすべて聞かなければならない?
仕事で上司や先輩に苦言を呈されたとき、言われた側は、相手の言う通りにしなければならないと思う反面、戸惑いを隠せないことも多々あります。
たとえば、先輩に「自分から未経験の処置を申し出ることがないけど、本当にやる気あるの?」と言われると、やる気がないと思われていたことにショックを受けてしまう。また「もう3年目なんだから、時間内に仕事が終わるように考えて動かないと」などと言われると、仕事を終わらせることができない自分を責めてしまう。
このように、先輩の言うことをまともに受け取って考えこんでしまうケースは、非常に多くの場面で見受けられます。
苦言をそのまま受け取らない
「自分が変わらなければならないのはわかるけど、言い方がすごくきつくてつらかった……」「時間内に仕事を終わらせることができなくても、焦ってミスをするよりゆっくり確実に仕事をしたほうが良いと思うのに……」などと思い悩んでしまうこともあるかもしれません。
苦言を受けたショックからなかなか抜け出せないときや、自分なりのポリシーを持っていても言われた通りにしなければならないのか悩んでしまうとき、どのような視点で考えると良いのでしょうか。
私が行っているカウンセリングでは、上記のようなことで悩んでいる方に対し、「それは、特定の誰かに言われたのですか? それとも多くの人に言われたのですか?」という質問をしています。
同じような苦言を多くの人から言われているのであれば、改善を検討する必要があります。しかし、特定の人からの場合、単に相手の主観や思い込みによる発言であることが多いのです。ケース・バイ・ケースではあるものの、特定の人から変わることを要求された場合、言われた本人が納得できないときは、無理に自分を変える必要はないのではないかと思います。
変わるか変わらないかは自分が決める
そもそも変化は人から強要されるものではありません。変わる・変わらないの主導権は、あくまでも自分です。それを自覚して初めて、「人の発言に左右されない自分」を確立することができるのです。 誰かに言われたすべてのことに応えようとしていたら、ほかの人から別のことを言われたときも、変えなければならないという話になってしまいます。
人から言われたから変わらなければならないのではなく、人から言われたことを受け入れるか否かを自分で選択する。そして、変わる必要があると思ったら柔軟に受け入れ、納得できないことは受け入れないという姿勢が「他人に振り回されない自分」を作る礎(いしずえ)になります。 「言われた通りにしないと、また怒られる……」という心配がある場合は、深刻に受け止めず、「その場をやり過ごすための策を練る」ことも検討しましよう。
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