人間は生きている限り、まったく不安のない状態のまま暮らしていくことは不可能です。そのため、不安を消そうとするのではなく、上手に受け入れていくことが必要です。それでは、実際に不安とどのように付き合っていけばいいのでしょうか。
不安の原因が解決可能か見極める
仕事や家庭、お金、老後など、人生にはさまざまな不安がつきもの。ひとつ不安に思うと、「あれも不安」、「これも不安」……といったように、雪だるま式にマイナスの考えが大きくなってしまったという経験はないでしょうか。とめどなく不安があふれだしたときは、自分に対し「その不安は行動することで解決できないか」と問いかけてみましょう。
たとえば、「仕事で何かやり忘れたことはないか」と不安に感じたときは、もう一度確認作業を行うなどの行動をとることで解決できます。しかし、確認作業を繰り返したにもかかわらず不安が解消しない、あるいは、すでに帰宅後で確認作業ができない場合は、考え続けていても解決は困難です。こういったときに大切なのは、自分に問いかけ、「解決が可能なのかどうかを見極める」ことなのです。
考え続けていても解決しないとわかっているものであれば、その考えを潔く捨てることで、不安を抱き続けることは少なくなります。 私もいろいろな不安に押しつぶされそうになることが幾度となくありました。そんなときは自分自身に質問することで我に返り、不安と折り合いをつけられるように習慣づけています。
不安は消さずに受け入れる
不安は、「考えれば考えるほど」あるいは「否定すればするほど」増大するといった性質があります。ですから、「そんなネガティブなことを考えていてはダメだ」と否定したり、「周りには自分よりもつらい人がたくさんいるんだから」と無理に自分を奮い立たせることは、実は逆効果なのです。 大切なのは、「不安を持っている自分」に対し「そんなふうに不安に思っているんだね」「そう思うのも無理はないよね」といったように、不安を持つ自分を受け入れてあげることです。
不安を抱きやすい人の場合、自分ではコントロールできない範囲のことまで悩み続けてしまう傾向があります。
自分が悩んでいる最中はそれを意識できないことが多いため、気がつけば不安が頭のなかを占拠し、前に進めない状態になっていることも。
この機会に、「自分に質問をする」「不安を持っている自分を受け入れる」という2つの行動を習慣づけて、不安と上手に付き合っていけるといいですね。
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