コラム 坂口千絵の幸せ看護師のつくりかた

幸せホルモンを増やす3つの方法

第16回目

あなたは、「幸せホルモン」という言葉を聞いたことがありますか? 幸せを感じるためには、考え方や行動を変えるだけでなく、「食生活の見直し」や「体づくり」など健康面からのアプローチも大切です。
今回は、幸せホルモンを増やす3つの方法についてご紹介します。

幸せホルモンってなに?

「幸せホルモン」とは、別名「セロトニン」と呼ばれる脳内の神経伝達物質のこと。精神の安定やストレスの軽減、集中力のアップなど、私たちが明るく元気に過ごすためには欠かせないもので、ヒトの脳内や腸内に存在しています。
セロトニンが不足した状態だと、感情が乱れやすく、「不安感が強くなる」「すぐにイライラしてしまう」「ちょっとしたことでも怒ってしまう」などの症状を引き起こすといわれています。
それでは、この「幸せホルモン」を増やすためには、具体的に何をすることが必要なのでしょうか?

幸せホルモンを増やす3つの方法

1.太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びることは、セロトニンの分泌を活性化させるために重要な要素です。可能であれば、朝に太陽の光が入ってくるよう、就寝前にカーテンをある程度開けたままにしておくとよいでしょう。また、レースのカーテンを引いておくのもおすすめです。

2.リズミカルな呼吸・運動を行う
セロトニンは、一定のリズム刺激を与えることによっても分泌が促進されます。ウォーキングや階段の上り下りのような、リズムのある運動が効果的です。通勤時間などを利用し、「一歩ずつ歩くごとに、鼻から息を『吸う』→『吸う』→『吐く』→『吐く』のようにリズムを合わせる」といった運動を15~20分続けるだけで、セロトニンが分泌されやすくなります。

3.食べ物から補う
セロトニンは、主に「トリプトファン」という物質から作られているのですが、これは体内では合成できないため、食品から摂取することが必要です。トリプトファンは、豆乳や牛乳、ヨーグルト、大豆、チーズなどから取り入れることができます。また、トリプトファンをセロトニンにするには、ビタミンB6も欠かせません。ビタミンB6はニンニクやバナナ、赤身魚(マグロ、ブリなど)、肉類などに多く含まれています。食材を組み合わせ、上手に摂取できるといいですね。

「幸せホルモン」の放出を意識した生活を

幸せホルモンを作りだすことを意識した生活を送っていると、生活のリズムが整うだけでなく、美肌やダイエット効果にもつながるといわれています。
私も改めて自分の生活を振り返ってみると、食生活や運動などで、いつの間にか「幸せホルモン」を増やす方法を取り入れていたことに気がつきました。そのおかげでセロトニンが分泌され、幸せを感じられているのだと思います。
「なんだか最近、すぐに落ち込んだり、イライラしたりしやすいな……」という状態が続くと、仕事にも影響を及ぼしてしまいます。まずはできることから、少しずつ取り入れてみてくださいね。

坂口 千絵(さかぐち ちえ)

プロフィール

坂口 千絵(さかぐち ちえ)

看護師/カウンセラー/ライフコーチ/セミナー講師/WEBライター

看護師歴20年。新人教育のリーダーとして数多くの新人を育てた経験をもとに、カウンセリング、コーチングなど、さまざまな資格を活かして看護師さんの悩みに寄り添い、問題解決へと導く個人セッションを行っている。コーチング、カウンセリングの枠にとらわれない、「相手の思いを否定せず、ひとりでは考えつかない解決方法の提案」がクライアントから好評を博す。

HP:http://infinity-space.jimdo.com/
ブログ:http://ameblo.jp/counselor-chisa/

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