ひ

ヒッププロテクター

転倒による大腿骨頸部骨折を防ぐ器具。

ピーディー（PD）[進行]

固形癌の腫瘍縮小効果を判定する用語。腫瘍病変が増大あるいは増悪している状態。

ピック病

認知症の１類型で、前頭葉の変性疾患。人格変化、情緒障害などが初発症状で現れる。前頭葉や側頭葉を侵す変性疾患（認知症）をまとめて前頭側頭葉変性症（frontotemporallobar degeneration：FTLD）という。

ヒックマンカテーテル

皮下トンネルで設置する、先端が開放された中心静脈カテーテル。長期間の中心静脈ルートに使用。

ピット[血漿鉄交代率]

血漿中の鉄が造血組織あるいは網内系に取り込まれる１日当たりの量。赤血球産生能全体を表す指標として用いられる。

ピッド[血漿鉄消失率]

骨髄の造血能をみる鉄代謝の指標の１つ。アイソトープで標識した鉄を静脈注射し、血漿中の放射活性が1/2になるまでの時間を求める。

ピックカテーテル[末梢挿入中心静脈カテーテル]

正中肘静脈を穿刺し、鎖骨下静脈経由で中心静脈まで進め、中心静脈栄養を行うカテーテル。

ピッグテールカテーテル

豚の尻尾のように先端が回転している側孔のあるカテーテル。胆汁ドレナージ、心室造影などに用いる。

鼻注

鼻腔注入の略。経鼻胃管や経鼻腸管から薬物や栄養剤などを注入すること。

ピックウィック症候群

肥満、低換気、昼間の眠気の症状を示す症候群。昼間の眠気を伴う肥満体質が、ディケンズの小説『ピクウィック・クラブ』に記載されたことに由来。