• 2024年10月20日
  • 2024年10月11日

「曖気」「欠伸」なんか読めそうだけど……正しく読める?

 

医療現場で用いられる専門用語には、看護師でも読みにくい、読み間違えやすい漢字がたくさんあります。今回は、数ある医療用語の中でも「跛行」「曖気」「欠伸」など、一見簡単そうで、難しい読み方をする難読漢字を5つご紹介。全問正解目指して、挑戦してみてください!

難読漢字①「曖気」

生理現象の1つで、医療現場では消化器系の領域で用いられる「曖気」。食べ過ぎや早食いのほかに、ストレスによって引き起こされることがあり、一般的には「げっぷ」と呼ばれますが、医療用語では何と読むのでしょうか?

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「だんき」じゃないよ!「曖気」の読み方は?【医療漢字クイズ】

難読漢字②「欠伸」

「欠伸」も生理現象を表す用語の1つ。脳が低酸素状態になっているときに出やすく、車酔いや体調不良をあらわすシグナルにもなると考えられています。誰もが経験したことがあるこの症状の読み方は?

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「欠伸」って読める?簡単な漢字なのに読めない……【医療漢字クイズ】

難読漢字③「跛行」

「片足を引きずるような正常歩行でない歩行の総称」を表す「跛行」は、主に脳神経外科や整形外科で耳にする医療用語です。中でも「間欠性跛行」は、冬に起きやすい閉塞性動脈硬化症の初期症状の1つなので、注意が必要です。読み方も意味もこれを機に覚えましょう!

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要注意!冬に起きやすい疾患の初期症状「跛行」とは?

>難読漢字④「味蕾」

「味蕾」は舌にある味覚の受容器のことで、食事を楽しむためには欠かせない感覚器です。生まれたときは約10,000存在すると言われていますが、成人を迎えるころには約7,000まで減少し、味も薄く感じるようになってしまうそうです。何と読むのでしょうか?

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「味蕾」を「あじつぼみ」って読んでない?正しい読み方は…【医療漢字クイズ】

難読漢字⑤「増悪」

「憎悪(ぞうお)」と間違えやすい「増悪」は、患者の状態評価や、疾患に関する説明をするときに用いられます。「急性増悪」となった場合は、すぐに何らかの処置が必要となる可能性が。ICU(集中治療室)やHCU(高度治療室)に務める看護師なら必ず知っておきたい、この医療用語の読み方は?

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よく見て!「増悪」と「憎悪」は意味も読み方も違います!【医療漢字クイズ】

制作:TAC企画

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