• 2024年3月5日
  • 2024年2月22日

現代病かも。100人に1人が発症する「エンパイ」の意味は?

 

鼻のムズムズ、鼻水、鼻づまりの原因はさまざま。2月から3月は花粉が主な原因となりますが、今回紹介する「エンパイ」もその1つになります。一体どのような意味なのでしょうか?

「エンパイ」を使った例文

「エンパイ」が使われるのは、耳鼻咽喉科の分野。患者の鼻の状態を確認し、診断をくだす際によく耳にします。

例文としては、

「鼻茸(はなたけ)が見えますね、エンパイと判断して問題ないでしょう」

「エンパイは急性と慢性の2種類にわかれます」

「慢性のエンパイは放置せず、しっかり治療しましょう」

などが挙げられます。

鼻茸とは鼻腔にできるポリープ状の膨らみのこと。エンパイの意味を解くヒントになりそうですね!それでは正解を見てみましょう!

正解はこちら!

正解は「副鼻腔蓄膿症」のことでした!

一般的には「副鼻腔炎」や「蓄膿症」と呼ばれ、慢性副鼻腔炎の患者さんは全国に100~200万人ほどいると考えられています。鼻づまりを強めるのが特徴で、嗅覚障害を引き起こすこともあります。匂いを感じにくくなった実感がある人は、一度耳鼻咽喉科を受診してみましょう。

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出典:看護師さんのための用語辞典「エンパイ」

制作:TAC企画

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