入院中、看護師さんは患者さんの血圧、体温、呼吸数と一緒に「サチュレーション」を測っています。患者さんの体の変化を知るために欠かせない項目のようですが、サチュレーションとはいったい何を指しているのでしょうか? コロナ禍で聞き覚えがある人もいるのでは?
入院経験がある人はもちろん、特にコロナに罹患したことがある人は「SAT」や「SpO2」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。「サチュレーション」は病院で「SAT」や「SpO2」と呼ばれることが多いです。
「サチュレーション」を使った例文
「サチュレーション」が使われるのは、患者さんの状態確認をするときです。救急医療の現場では必ず使われる言葉です。
例文としては、
「〇〇さんのサチュレーション90まで落ちています」
「サチュレーション、97まで回復しました」
「サチュレーション94まで下がっていますね、呼吸は苦しくないですか?」
などが挙げられます。
どうやら、数値によって体の状態が変わるようですね。正解を見てみましょう!
正解はこちら!
正解は、「酸素飽和度、血液中の酸素量の目安のこと」でした!
正常な「サチュレーション」の数値は96%以上と言われており、95%以下で呼吸苦、90%以下で呼吸不全が起きると考えられています。病院ではパルスオキシメーターという機会を指先にはめて測定しているはず。コロナ禍で知ったという人は多いかもしれませんね。
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制作:TAC企画