• 2023年7月5日
  • 2023年7月3日

コロナ罹患者は絶対してる「サチュレーション」って知ってる?【医療用語クイズ】

 

入院中、看護師さんは患者さんの血圧、体温、呼吸数と一緒に「サチュレーション」を測っています。患者さんの体の変化を知るために欠かせない項目のようですが、サチュレーションとはいったい何を指しているのでしょうか? コロナ禍で聞き覚えがある人もいるのでは?

入院経験がある人はもちろん、特にコロナに罹患したことがある人は「SAT」や「SpO2」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。「サチュレーション」は病院で「SAT」や「SpO2」と呼ばれることが多いです。

「サチュレーション」を使った例文

「サチュレーション」が使われるのは、患者さんの状態確認をするときです。救急医療の現場では必ず使われる言葉です。

例文としては、

「〇〇さんのサチュレーション90まで落ちています」

「サチュレーション、97まで回復しました」

「サチュレーション94まで下がっていますね、呼吸は苦しくないですか?」

などが挙げられます。

どうやら、数値によって体の状態が変わるようですね。正解を見てみましょう!

正解はこちら!

正解は、「酸素飽和度、血液中の酸素量の目安のこと」でした!

正常な「サチュレーション」の数値は96%以上と言われており、95%以下で呼吸苦90%以下で呼吸不全が起きると考えられています。病院ではパルスオキシメーターという機会を指先にはめて測定しているはず。コロナ禍で知ったという人は多いかもしれませんね。

▶看護師さんから絶対聞かれる「アナムネーゼ」って知ってる?【医療用語クイズ】

出典:看護師さんのための用語辞典「サチュレーション」

制作:TAC企画

著者プロフィール