• 2019年12月20日
  • 2021年10月1日

ナガイレーベンと資生堂のコラボで誕生した 「肌がきれいに見える」ナースウェアとは?

 

「夜勤明けに鏡を見たら、顔色がひどかった」「顔を合わせた瞬間に、『疲れてるの?』と患者さんに心配された」——。こんな経験、みなさんにもあるのではないでしょうか。そうした肌に関する悩みを解消してくれるのが、ナースウェアのBright Days(ブライトデイズ)シリーズ。メディカルウェアの老舗ブランドであるナガイレーベンと資生堂がコラボして生まれた、「肌がきれいに見える」ナースウェアについて、担当者に話を伺いました。

カラーの力で2つの「レフ板効果」が実感できる!

創業以来、100年以上にわたりメディカルウェアを生み出してきたナガイレーベン。異業種である資生堂と組んで新ブランドを提案した背景には、ナースならではの悩みを解決したいという思いがあったそうです。「ナースは夜勤があるなど勤務状況が不規則になりがちで、多くが肌に関する悩みを抱えています。それを解決するためのお手伝いができないかと考えたのです」(商品企画室室長/チーフデザイナー 渡井哲夫さん)。

そうした思いから、「美しい生活文化の創造」をミッションとする資生堂に協力を仰ぎ、約2年間の準備期間を経て誕生したのがBright Days(ブライトデイズ)。資生堂ビューティークリエーションセンターがカラー監修を担当し、日本人の肌色にマッチした、”レフ板効果”のあるカラーが採用されました。

レフ板効果とは、着る人の顔色を美しく見せる効果のこと。ポーセリングリーンなどの淡い色には顔色を明るく見せる「白のレフ板効果」があり、ディープシーブルーなどの濃い色には顔を引き締めて見せる「黒のレフ板効果」があるといわれています。

Bright Daysシリーズでは、チュニックとワンピース(洗練された2トーンカラーのドレス)が展開されていますが、いずれも高級感あるシルエットで、身体にやさしくフィットしてくれる印象。女性らしさを引き立たせる、かわいらしい首元のカットにも注目です。さらに! ウェアのカラーに合わせて、アクセントとなるボタンもそれぞれ異なるものを使用するなど、細かな配慮も見逃せません。

これまでにないカラー展開が目を引くBright Daysシリーズ。カタログでは、それぞれのウェアに合ったヘアスタイルやメイクも紹介されている。

「資生堂さんとコラボしたことで、レフ板効果を持たせられただけでなく、最新のトレンドを意識したカラー展開が実現できました」と話す渡井さん(写真右)。スカラップ状のネックラインが女性らしいやさしさと優美さを感じさせるデザインのチュニック(写真左)。チュニックカラー:(写真左・モデル着用)クラウディブルー、(写真右・左から)ポーセリングリーン、シャンパンコーラル、その他、ヴィンテージボルドー、ディープシーブルーの5色展開。

独自に開発した素材で「動きやすさ」と「涼しさ」も

2018年に販売を開始したBright Daysシリーズは、業界内でも珍しい異業種コラボによるナースウェアということもあり、当初から大きな反響があったとか。特に、やさしい雰囲気が求められるクリニックなどでの導入が多く、現場からも好評の声が届いているといいます。

では、そうした人気の秘密は、どこにあるのでしょう? 高いデザイン性はもちろんのこと、機能性の高さも好評価につながっているポイントです。ナガイレーベンのユニフォームは、「動きやすさ」を徹底的に追求したカッティングに特徴がありますが、Bright Daysシリーズでも動きやすさへのこだわりは健在。ニット素材を採用することで、見た目の「しっかり感」からは想像できないほどの伸縮性と軽さを実現しています。

また、接触冷感機能を持つ繊維が使われているため、涼しくて汗が気になりにくいのもポイントの一つ。後から加工をしたのではなく、もともとの素材が冷感機能を備えているため、「洗濯したら効果がなくなった」という心配も無用です。温かい室内でハードワークに励むナースにとって、欠かせない機能といえそうですね。

マーケティング室で主任を務める長尾卓さんは、「一つの素材を開発するのに3年以上かかることも少なくありません。時間と労力を惜しまず、どこにも負けないウェアを生み出している自信があります」と語ってくれた。

ウェアがずらりと並んだ圧巻のナースルームへGO!(ショールーム)

商品開発にあたっては、実際に医療機関を訪れ、現場のナースの声を聞くことも多いのだとか。「〇〇の機能が欲しい」「もっとかわいいデザインにして」といった率直な意見をもらうことが、より良いウェアを作る原動力になっているわけです。

「ナガイレーベンのナースウェアに興味がわいてきた」「一度、試してみたい!」という人は、本社5階にあるナースルームを訪れてみるのがおすすめです。自由に試着ができるほか、ナースウェアのプロに質問や相談をすることも可能なので、きっとお気に入りのウェアが見つかるはず! 事前に予約する人が多いそうですが、突然の訪問もウェルカム。買い物や移動のついでに、ふらりと立ち寄るのもいいですね(ナースルームでの直接販売はしていないため、自分にぴったりのウェアが見つかったら、お好みの通販サイトなどで購入しましょう)。

平日の9:00~17:00に営業しているナガイレーベンのナースルーム。JR神田駅から徒歩1分という好アクセスも魅力。

「実際にウェアを手に取って、ご自身の体型や顔色にマッチするか試してみてください」と話すマーケティング室の園田理恵さん。

「いのちの力になりたい。」をスローガンに、およそ1000種類ものメディカルウェアを展開するナガイレーベン。今回お話を聞いて、医療従事者や患者さんの力になるべく、誠実なものづくりに邁進していることがしっかりと伝わってきました。2020年度にはBright Daysシリーズの新作や、ハウスブランドの新しいカラーアイテムもお目見えする予定とのこと。進化し続けるナガイレーベンのナースウェアからは、今後も目が離せそうにありません。

文:ナースプラス編集部

ナガイレーベン株式会社

ナガイレーベン株式会社

1915年、創業者の永井光次氏が神田神保町に白衣専門の永井商店を開業。1961年に多用途白衣から医療用途白衣専門の製造販売に転換し、現在はメディカルウェアの国内シェアが約60%の業界最大手。2015年に創業100周年を記念し、本社2階にナースの交流の場「いとなギャラリー」をオープンした。

東京都千代田区鍛冶町2丁目1-10 TEL:03-5289-8200
URLhttps://www.nagaileben.co.jp/

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