「苦手な先輩が職場に一人はいる!」という看護師さんは多いのではないでしょうか。しかし、接し方を工夫すれば、そんな先輩とのコミュニケーションがスムーズになるケースも。次の2つのポイントをおさえておきましょう。
先輩の話に「あいづち」「うなずき」をする
一対一で話す場合、適度にあいづちを打つことで「きちんと話を聞いてくれている」という安心感が相手の心に生まれます。申し送りや会議などで先輩が意見をしているときや、仲間同士、休憩室で談笑しているときなども、先輩の顔を見ながら笑顔でうなずくことで好感を持ってもらえるでしょう。
先輩の「存在」に感謝の言葉を伝える
「○○さんのご指導はわかりやすいのでとても助かりました」「○○さんと一緒の勤務だと心強いです」など、感謝の言葉を積極的に伝えましょう。相手の「存在」に感謝をすることでより好感を得られ、コミュニケーションがとりやすくなります。
苦手意識を感じる先輩は、自分の弱点を克服させてくれる人であるともいえます。苦手だからと変に避けたりせず、明るく接してこちらから歩みよる姿勢を大切にしましょう。
文:看護師/カウンセラー 坂口千絵