ら行

レポ

レポジショニングの略。徒手整復。用手的に脱臼、関節の痛みなどの整形外科的症状を治療する方法。

レボドパ[エルドパ、ジヒドロキシフェニルアラニン]

神経伝達物質であるドパミンの前駆物質。ドパミンは血液脳関門を通過しないので、その前駆物質であるドパがパーキンソン病治療薬として用いられる。

レプトスピラ症

レプトスピラ属細菌に起因する人獣共通感染症。風邪様症状をきたす。

レフラクトメータ

眼科の他覚的屈折検査器械。

レプリーゼ

息を吸うときにヒューという音が出る現象。百日咳の痙咳期にみられる。

レビー小体型認知症

中枢神経系にレビー小体が出現し、認知障害などが生じる、認知症の1つ。

レビーンシャント

腹腔内疾患の際、滲出液を腹腔から上大静脈に移送するために、外科的に挿入される管。

レビンチューブ

腸管内圧の減圧や経鼻栄養のための1ルーメンのチューブ。

レプチン

脂肪細胞から分泌されるホルモンで、エネルギー代謝に関与する。

レニン分泌刺激試験[立位フロセミド試験]

原発性アルドステロン症の検査法。フロセミド投与後、立位や歩行で交感神経系を刺激してレニン分泌を促しても、血漿レニン活性が抑制されたままだと、原発性アルドステロン症と診断される。原発性アルドステロン症の検査には、ほかにカプトプリル試験などもある。