7年連続で減少し、2022年には初めて80万人台を割り込んだ日本の出生数。物価高や不況の煽りもあり「子どもがほしいけど、難しい」と感じている人もいるのではないでしょうか?今回紹介する「妊孕」は、そんな妊娠・出産に関連する医療漢字。「妊」は読めるものの、「孕」は一体どのように読むのでしょうか? そもそも意味は?

「妊孕」を使った例文
「妊孕」が用いられるのは、主に産婦人科の分野。医療現場では、妊娠に関する話をする際によく耳にします。
例としては、
「妊孕性は、女性と男性どちらにも関係しています」
「卵子や精子などの配偶子の妊孕性は、加齢にともなって低下します」
「妊孕性は、がん治療を受けることで低下すると考えられています」
などが挙げられます。それでは正解を見てみましょう!
正解はこちら!

正解は「にんよう」でした!
「妊娠のしやすさ」のことで、男女問わず妊娠にかかわる臓器や配偶子、機能を含めた「妊娠する力」の総称として用いられます。ちなみに現在は、がん治療を受けながらも妊娠を望む場合には、妊孕性の温存を相談できる医療機関が増えています。
▶「溢乳」の読み方は?「えきにゅう」ではありません【医療漢字クイズ】
制作:TAC企画
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