医療ドラマの手術シーンでよく耳にする漢字「結紮」。「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」の治療や男性の避妊手術「パイプカット」、「痔核(じかく)」の治療などに用いられる手技のことです。一体何と読むのでしょうか?
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ちなみに「紮」は、訓読みで「から(げる)・とど(まる)」と読みます。耳慣れない言葉ですが、紐などを縛ったり束ねたりする際に使われる言葉のようです。
「結紮」を使った例文
「結紮」が医療現場で用いられるのは、主に手術時や患者に手術の説明をするときです。
例文としては、
「痔核(じかく)の手術は、結紮切除術がスタンダードです」
「高位結紮術は、下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)の治療方法として有用です」
「結紮は、外科医にとって欠かせない基本技術なのでしっかり身につけよう」
などが挙げられます。正解を見てみましょう!
正解はこちら!
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正解は「けっさつ」でした!
「結紮」とは「止血のために血管などの管状組織を糸などで縛って血行を止めること」という意味。医療ドラマでもよく耳にする漢字なので、ぜひこれを機に覚えましょう!
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制作:TAC企画