今回紹介する医療用語「糜粥」は、読み方の難易度が高い漢字。ヒントは胃の働きと深くかかわっているということ。一体何と読むのでしょうか?
ちなみに「粥」は、訓読みで「かゆ・ひさ(ぐ)」と読みます。風邪を引いた時に食べる「おかゆ」と何か関係があるのでしょうか……?
「糜粥」を使った例文
「糜粥」は、看護学生や医学生が胃の働きについて学ぶときに使われることが多いでしょう。
例文としては、
「胃の消化管としての機能には貯留、糜粥化、排泄の3つが挙げられる」
「胃液と混ざって糜粥化した食べ物は、徐々に十二指腸へと運ばれる」
「食べ物を正常に吸収・排泄するためにも、胃内での糜粥化は重要だ」
などが挙げられます。正解を見てみましょう!
正解はこちら!
正解は「びじゅく」でした!
糜粥とは「消化の過程で、食物と分泌物が混じり合ったもの」という意味で、一般向けには「薄いかゆ」という意味もあるとのこと。ちなみに「糜」は訓読みで「ただ(れる)」「つい(やす)」「かゆ」「ほろ(びる)」と読むそうです。ぜひ一緒に覚えてしまいましょう!
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制作:TAC企画