読めそうで読めない漢字は、私たちの日常生活動作の中にも多く使われています。
例えば「嚥下」という言葉。「見たことはあるけど、読み方や意味までは分からない」という方は多いのではないでしょうか?
今回は、そんな「嚥下」の読み方や意味を紹介します!

この言葉は、食べ物や飲み物が、口の中から食道を通り、胃まで送られる過程のことを指します。
「嚥下」を用いた例文
医療現場で「嚥下」は、主に患者の食事について評価するときに用いられます。
例文としては、
「高齢になると、嚥下反射の機能が低下する」
「食事のときは、患者さんにとって嚥下しやすい角度にベッドを調整しましょう」
「正しい姿勢で食事をすれば、嚥下障害のリスクを抑えられる」
などが挙げられます。
私達の食事において、深くかかわる「嚥下」。何と読むのでしょうか?
正解はこちら!

正解は「えんげ」でした!
「燕(つばめ・えん)」という漢字が含まれていることから、ヒントを得て正解した人もいるのではないでしょうか?
実は「えんか」も正解。
どちらの読み方も辞書にありますが、「えんか」は「演歌」「塩化」「煙火」など同音異義語が多いのと、医療現場では「えんげ」と読ばれています。
「嚥下」と関わりが深い「誤嚥」と「誤嚥性肺炎」
他にも「嚥」を使った医療用語に「誤嚥(ごえん)」や「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」が挙げられます。
「誤嚥」とは、嚥下機能の低下や胃液など消化液の食道へ逆流することで、「誤嚥性肺炎」は、その「誤嚥」によって生じる肺炎のこと。どちらも「嚥下」と関わりが深い言葉なので、あわせて覚えておくと良いでしょう。
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出典:「おさえておきたい看護用語 聞き言葉・略語・カタカナ語」(エキスパートナース編集部・編/照林社)
制作:TAC企画
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