看護職員の7割以上が疲労感、3割が「切迫流産」に
2013年に行われた日本医療労働連合組合連合会(医労連)の調査結果によると、全国で働く看護職員のうち7割以上が疲労を慢性的に感じていることがわかりました。この結果は、1988年の調査開始以来、最も高い割合になっています。さらに、2010年4月以降に妊娠した女性看護職員のうち約29.8%が「切迫流産」を経験し、そのうち流産した人は9.2%、早産した人は4.2%と深刻な問題となっています。
2013年2月、厚生労働省が「看護師等の『雇用の質』の向上に関する省内プロジェクトチーム」の報告を公表するとともに、看護職員の負担軽減に関しての取りまとめを都道府県に通知しました。この報告書には、医療スタッフの勤務環境改善を全面的に支援するため、その基本方針と具体策が盛り込まれています。
2型糖尿病患者の4人に3人が在宅治療困難
2014年11月、日本イーライリリー株式会社が行った「2型糖尿病治療とライフスタイル意識調査」によると、2型糖尿病患者のうち4人に3人は、糖尿病治療薬に関して、決められた服用・使用回数を守れていないことがわかりました。
その理由として最も多かったのは、「外出時に治療薬を持参し忘れる」であり、在宅治療の難しさが浮き彫りとなっています。
また、生活と治療との両立の難しさについて、医師に不満・要望を話せると回答した患者は25.8%であるのに対し、医師の53.1%は「要望を確認できている」と回答。患者と医師の間に認識の相違があることが明らかになりました。
個々の患者の生活背景に合わせた治療と医師とのコミュニケーションが、今後の在宅治療のカギを握っていると推測されています。
文:看護師 水谷良介
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