新人看護師と積極的にコミュニケーションを取ろうとするのはいいことですが、話の聞き方や伝え方によっては、努力が裏目に出ることもあります。知らないうちに相手にストレスを与えるコミュニケーションをとっていないか、チェックしてみましょう。
相手の話を最後まで聞かずに結論を言う
相手の言いたいことを話の途中で推測し、「こういうことだよね」と相手よりも先に結論を言っていませんか? 時間に余裕がないと結論を急いでしまうこともありますが、一生懸命伝えようとしている新人看護師は、「そうじゃないんだけど……」という不満が募りやすくなります。
忙しくとも相手の話は最後まで聞き、そのうえで「あなたが言っているのは、こういうことだよね?」と、話の内容を伝え返すように心がけましょう。また、新人看護師にはあらかじめ、「結論から話す」ことを指導しておくといいですね。
指示語が多い
「これはどのようにするといいですか?」といった質問に対し、「『そこ』にある○○を準備して、『あそこ』にある棚に置いて」などと、指をさして説明していませんか? きちんと伝えているつもりでも、新人看護師は「そこ」「あそこ」がどこの場所を指しているのか理解できず、ストレスを感じてしまいます。
相手がスムーズに理解できるよう、該当する場所まで移動して教えるか、「右側にある2段目の棚の中央に置いて」などのように、具体的な伝え方をすることが大切です。
患者さんの様態が急変したときなどはこの限りではありませんが、コミュニケーションは、相手との対話を繰り返しながら、「双方の認識のズレ」を防ぐように意識することが大切です。また、一方通行のコミュニケーションは、新人看護師にとってストレスになるだけでなく、ミスにつながる場合もあります。相手への配慮を忘れず、積極的にコミュニケーションがとれるといいですね。
文:看護師/カウンセラー 坂口千絵
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