北海道大は13日、同大の佐邊壽孝名誉教授らの研究グループが、マウスモデルを用いて慢性心不全の心筋ミトコンドリアエネルギー産生能低下の主原因となる代謝変化を捉えることに、世界で初めて成功したと発表した。【新井哉】
ミトコンドリアは、エネルギー産生の中核で、ミトコンドリアエネルギー産生能の低下や障害が心不全発症と深く関係することが知られている。急性心不全でエネルギー関連代謝に発生する変化は最近明らかにされたが、慢性心不全のエネルギー関連代謝に関しては不明な点が多く残されている。特に、エネルギー産生能低下との因果関係を示した研究成果はこれまでなかったという。
研究グループは、変化を補完する代謝物の投与により、心不全での心筋ミトコンドリアのエネルギー産生能低下や、心機能と全身運動能を統計的有意に補完し得ることに加え、マウスの生存性も延長されることを実験で実証した。
今回の研究の成果に関しては、「特定の栄養素を基盤とする『より自然な』慢性心不全治療薬開発に対し、基礎医学的妥当性を与えるもの」と説明している。
出典:医療介護CBニュース
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