日本初の心理職の国家資格として昨年誕生した「公認心理師」。看護師でも条件を満たしていれば受験資格を得られることもあり、すでに受験をした方や受験を検討している方もいるでしょう。昨年9月に実施された第1回公認心理師試験において正答が複数あるなどの「不適切問題」が相次いだことから、厚生労働省が「訂正とお詫び」を出しています。この訂正による合格者の変更はないとしていますが、受験をした方で問題の正答の取り扱いが気になる方はチェックしましょう。
第1回公認心理師試験(平成30年9月9日実施分)に係る試験問題の取扱いの訂正とお詫び https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04311.html
公認心理師試験問題の取り扱いに関する厚生労働省の「お詫び」
国家試験で「不適切な問題」があったとして、厚生労働省が訂正するケースが相次いでいる。3日には、第1回公認心理師試験の試験問題の取り扱いを巡り「お詫び」を出すことを余儀なくされた。チェック体制が十分機能していないことが露呈した形で、次回の国家試験に向けて再発防止の徹底が求められそうだ。【新井哉】
既に発表済みの合格者に加え、418人を合格者と決定し、合格証書を発送した―。厚労省は3月28日、第31回社会福祉士国家試験で「不適切な問題」があったことを明らかにした。5択から2つの正答を選ぶ問題で、正答が1つしかなかったため、全員に得点を与えたという。
厚労省によると、全受験者について採点をやり直し、試験の合格基準を適用して改めて合否判定をした結果、400人以上を追加合格とする異例の事態となった。この時点で厚労省は「不適切な問題があることが判明した」と説明するにとどめ、「お詫び」は出していない。
公認心理師試験については、2018年11月30日の合格発表時点で、正答を1つとしたのに2つあったり、正答を2つ選ぶ問題で3つの組み合わせが正解と考えられたりしたため、いずれも採点の取り扱いを「複数正解」としていた。
3日に「お詫び」を出したのは、合格発表時に明らかにしたもの以外にも訂正問題があったからだ。5択の中から正答を2つ選ぶ問題(1問)について、厚労省は「選択肢が不明確」であったと説明。不正解は採点対象から除外したという。
この訂正による合格者の変更はなかったが、厚労省は「今後は、このようなことが起こらないよう、問題作成・正答のチェック体制を強化し、再発防止に努めます」としている。
出典:医療介護CBニュース
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