看護の仕事とは別に、自分の特技やスキルを活かした副業に興味があるものの、働き方やライフスタイルがどう変化するのか、なかなかイメージしづらいものですよね。
そこで、看護師コミュニティ「ナースライフバランス研究室」のメンバーで、看護師+副業の働き方を実践している看護師さんにインタビューを実施!副業を始めたことで働き方や生活はどのように変わったのでしょうか?
取材にご協力いただいた看護師さん

松林あゆみさん
・年齢:35歳
・看護師歴:14年目
・副業歴:1年半
・現在の働き方:病棟にパートとして月5日勤務、デイサービスで看護師+広報として働きつつ、フリーランスでWebページの制作やWebデザイナー、ライターとして活動している。
どうやって副業を始めたの?きっかけは?
看護師として働く傍ら、Webデザイナー・ライターとして高齢者施設の広報担当・ホームページ作り、記事執筆なども手がける松林さん。なんと独学でパソコンスキルを磨いたのだそう。副業を始めることになったきっかけについて伺いました。
松林さん:学生時代からパソコンが得意で、病棟内で使用するパンフレットや会議用の資料などを良く作っていました。同僚からも「絶対にこのスキルを仕事にした方がいいよ!」と言ってもらっていたんです。
本格的に副業に挑戦したのは、2人目の子どもの育休期間に入ったときでした。
子どもを育てながら今までと同じような夜勤も含めたフルタイムの働き方は難しい、でも収入が減るのも厳しいなと感じていたので、自分のパソコンスキルを活かせる副業を始めようと決意しました。
副業挑戦を決意してからは、看護師コミュニティに入ったり、収入を得るために必要な講座を受けたりと、積極的に活動していきましたね。
看護師以外の副業を始めて変わったことは?

松林さんは、いまの働き方に変えたことで、仕事や生活にさまざまな変化があったそうです。
松林さん:専従スタッフとして病棟で働いていたときは、家に帰っても仕事のことばかり考えてしまって、気持ちが切り替えられませんでした。
でも副業でパソコン作業をするようになってからは、本業以外のことを考える時間が増え、気持ちを切り替えられるようになりました。私にとってはそれが良い気晴らしになっています。
いまは、看護の知識や技術を維持しつつ、パソコンのスキルも活かせる自分らしい働き方が実現できているなと感じています!
また副業を始める前は夜勤もしていたので、家族と過ごす時間が取りづらく苦労していました。でも夜勤がない働き方に変えてからは、子ども達と一緒に遊んだり、食事ができたりする触れ合う時間が作れるようになり、とても嬉しいです。

副業を始めて磨かれたスキル、やりがいを感じた瞬間は?

さらに、副業を続けていくうちにさまざまなスキルが磨かれたそうです。

松林さん:私の場合、活動が多岐にわたるので自然と多重業務になります。病棟で働いていたときも多重業務でしたが、いまはその時よりも正確なタスク管理力や優先順位のつけ方が求められるなと感じたんです。
最初は自分にできるか不安でしたが、アプリやカレンダーでいつでもタスクが修正、管理できるような形を取り入れて続けていくうちにどちらも得意になりました。
また、副業を通して、看護師をやっているからこそのやりがいを感じたという松林さん。
松林さん:私の場合、活動が多岐にわたるので自然と多重業務になります。病棟で働いていたときも多重業務でしたが、いまはその時よりも正確なタスク管理力や優先順位のつけ方が求められるなと感じたんです。
最初は自分にできるか不安でしたが、アプリやカレンダーでいつでもタスクが修正、管理できるような形を取り入れて続けていくうちにどちらも得意になりました。

「看護師+副業」の働き方はどんな人におすすめ?

看護師+Webデザイナー・ライターとして自分らしく働き、やりがいも感じられている松林さん。彼女が考える「看護師+副業」の働き方が向いている看護師さんとは?
松林さん:私と同じように、看護師キャリアを活かしながら別のキャリアに挑戦してみたい方におすすめです。病院やクリニック、福祉施設に専従するという選択以外にも看護師の働き方は増えてきているので、もっと自分らしく働いてみたい人はチャレンジしてみてもいいのかなと思います。
また、夜勤などで子どもや家族との時間があまり取れていない人にも副業はおすすめです。夜勤がない職場で働くと給与は減るかもしれませんが、その分を副業で補えることができれば、収入を維持しながら家族との時間が確保できるためです。
副業を始める前に必要な知識、続けるためのコツはある?

最後に、副業を始める際に必要な知識や、継続するためのコツを伺いました。松林さんは副業を始めるにあたり、どんな準備をしたのでしょうか?
松林さん:私は、最初に開業届の出し方や確定申告、国民年金保険について勉強しました。
副業でも年間20万円以上収入がある場合や、フリーランスとして働く場合は確定申告が必須になるので事前に勉強しておいた方が困りません。税金に関する知識も重要なのでフリーランスになるとどんな税金がいつ、どれくらいかかるのかを調べておくことも大切です。
また副業を続けていくためには、色々なコミュニティに参加して繋がりを増やすことが重要だと思います。
私は「ナースバランス研究室」のコミュニティに積極的に参加して、自分の製作物を発信しました。そのおかげで「一緒に仕事をしませんか?」と声をかけてもらえるようになりました。
コミュニティに参加して横のつながりができると、仲間から良い刺激がもらえるのもメリット。副業に対するモチベーションも維持できますし、おすすめです。
副業は、いまより自分らしく働くための手段になる
松林さんは、今後も看護師と副業の2本柱でやっていくそうです。いま、副業を始めようか考えている人や、看護師を続けつつ自分らしい働き方も実践していきたいと考えている人は、ぜひ本記事を参考にしてみましょう!
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企画・取材:内山直弥(TAC企画)、編集:藤田佳奈美(同)
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